写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達119 「 山陰本線検測のクモヤ443を山桜と絡めて狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

4月に入って忙しくしておりまして気が付いたら桜も散ってしまいました。

 

結局、桜と絡めた鉄画像を狙いに行く機会もなく

シーズンが終わってしまいそうになり、なんとか一葉でも残せないかな、と思案。

 

そこで今回は、山桜が残る山陰本線にて

検測が実施されるクモヤ443を狙いに行って参りました画像を更新のネタと致します。

 

 

さて、クモヤ443それ自体はこのブログでも何度か取り上げています。

被写体としては申し分ない国鉄型車両だと思います。

何度でもその姿を狙いたくなるのです。

 

今回は山桜が残っているポイントかつ、クモヤが通過する時間に光線状態の良好な

場所という事で、保津峡ー馬堀を選びました。

ところがこの日は朝からどんよりとした雲が空を覆い、光線云々など全く関係ない

フラットな状態に。

むしろ露出が厳しくなってしまいました。

 

 

通過予定の30分ほど前に現地入りして構図を考えながら練習電。

 

山陰本線京都口の普通列車221系4連なので、

クモヤの2連とは構図が異なるのですが、取り敢えず練習です。

 

 

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2017-04-17 221系K4編成  保津峡ー馬堀

 

「山裾に、まだらに残るピンク色」

一句できましたw

 

このポイントは京都市亀岡市の間に横たわる山々を抜けるトンネルから

列車が飛び出してすぐの所にあります。

画像を見て頂いたらお判りの通り、4両か5両が構図の限界だと考えます。

 

6月から運行する瑞風を撮影する場合は編成の半分がトンネルに隠れてしまいます。

 

 

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2017-04-17 287系FA04編成  馬堀ー保津峡(後撃ち)

 

福知山の287系4連が高速で駆け抜けていきました。

この区間、現在は保津峡を越えて嵯峨嵐山までほぼ直線の路線なのですが、

かつては山々の間を流れる保津峡に沿った線形で列車が走っておりました。

当時の嵯峨野駅(現・嵯峨嵐山)から馬堀まで単線のカーブが続く区間は、

小一時間を要する難所であり風光明媚な区間としても知られていました。

 

現在は旧線を嵯峨野観光鉄道というトロッコ線に転換して

観光向けに運営されています。

 

 

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2017-04-17 試9827M  保津峡ー馬堀

 

まずは1枚目。

トンネル出口の傍らには散らずに残っている樹がありました。

何とかこの桜を構図に入れ込みたくてトンネルから飛び出した所を狙いました。

 

 

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2017-04-17 試9827M  保津峡ー馬堀

 

続いては編成写真の定番構図で。

もう少しズームしても良かったのですが、そうすると背後の山に咲く薄桃色が入らなくなるので

苦肉の構図でした。

 

最後に引いた所で。

 

 

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2017-04-17 試9827M  保津峡ー馬堀

 

ここまで引いてしまうと桜はほとんどわかりませんね。

 

わずか1ショットでしたが、

何とか桜と絡めたネタが用意できてミッションクリアです。



 

 


 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達118 「 再履修 トワ釜の配7993レを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 


本日も大変ハードな1日となり、非鉄ですごしております。


昨日はC56の北陸線試運転も無事に終えた様で、北びわこ号はもう暫くC56の登板が続くのでしょうか。


夏のやまぐち号重連にもC56登板がアナウンスされていますから、小さくて可愛くも頼もしい姿を今しばらくは楽しみたいですね。

 

一方で故障からの復帰が待たれているD51もそろそろ動きがある様で。

本線復活を楽しみにしております。


話が逸れました。

昨日実施されたC56試運転の伴走を担当したのは、EF65 1124号機。

いわゆるトワ釜でした。


トワイライトエクスプレス亡き今では、工臨や配給の牽引が主な仕事になっております。

JR東日本のEF81 95号機も似た様な感じですね。


 

さて、通達117でチラッと触れました

私が勝手に師匠と読んでいる方のブログがありまして、

その方の撮影圏が私の撮影地域と被っている事もあり、

参考にさせていただいておりました。

 

この日も師匠の画像を再現したいな、と目論見ながら

トワ釜の配7993レを再履修しようと桂川駅へ向かいました。

 

という事で

まずは練習列車を。

 

 

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2017-04-16 第5087列車  京都貨物ー向日町(操)

 

白プレ釜であるEF65 2094号機が牽引しておりました。

 ベストポジションに老齢のご夫婦がいらっしゃり、

次点ポイントで狙ったのが上の画像です。



この日の昼下がり、とても暖かな日差しで春麗らかな午後でございます。

5087レを撮影後、目的の列車まで少し時間があったので

お花を摘むべく席を外しました。

 

戻ってみるとご夫婦は去り、

ベストポジションには一人の鉄さんが陣取って居られます。


2名まで許容出来るポイントなので、先客の方に傍で撮影させてもらってよいかと

確認すると、OKとのお返事。


更に、初めてここを訪れた私にこのポイントでの撮影指南を

ご自身のスマホ画像を表示してご丁寧に細かく教えてくださいます。

 

その際にスマホで表示された画像が、

私が師匠と勝手にお呼びしているブログの画像じゃないですか!?

 

恐る恐る、「もしかして、師匠さんですか?」と尋ねると

「そうですよ」とのお返事!

 

思わず興奮して、いつもブログ見てます!ファンです!と口走ってしまいました。

が、先方さんも慣れていらっしゃるのか私の妙ちきりんなセリフに

笑顔で紳士な対応をして下さいました。

 

 

以前にも配7993レをご紹介した折に触れていましたが、

大阪の安治川口から梅小路へ輸送されたレール貨車「チキ」は

梅小路から向日町までの短距離だけJR西日本の機関車に牽引されます。

 

その一方で貨物釜の方は空荷のチキや単機で一足先に梅小路を出発します。

 

 

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2017-04-16 第1881列車  京都貨物ー向日町(操)

 

吹田機関区のEF210 108号機が単機で戻っていきました。

 

この後、目標の配7993レがやってきます。

 

その間にも師匠は今回運ばれるレールの輸送予定やなんかを話して下さったり、

師匠のブログについて教えて下さったり。

私もつい過去画像を見たいです、とリクエストしてみたり。

とても幸せな時間となりました。

 

そしてやってきました、この日のメインディッシュ。

 

 

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2017-04-16 配7993列車  京都貨物ー向日町(操)

 

今回は、チキ2両にレールが積載されているのがしっかりわかるカットを確保。

しかも、光線状態もバッチリです。

 

 

師匠とシャッターを切るタイミングも一緒!と心の中で喜びながらの撮影でした。

 

撮影が終わると師匠はお帰りになられるとの事でしたので、

握手をお願いして別れました。

 

 

おまけ。

 

 

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2017-04-16 第5070列車  桂川

 

配7993レの後に来る上り貨物に鯨が代走で入っていたので捕獲。

 

このポイントはケーブルが邪魔ですが

光線具合を考えると仕方がありません。

 

 

帰宅して師匠のブログを閲覧すると、

私との会話エピソードに触れた内容でアップして下さっていました。


また、リクエストした過去画像も

お応えいただいており、嬉し恥ずかしな週末となりました。

この場をお借りして師匠には感謝申し上げます。






 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達117 「 甲38 東京メトロ13000系(13104f)の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



東京メトロ13000系東武鉄道線に乗り入れる関係で今回東武鉄道の車両と共通設計されています。

その関係で製造元はメトロ・東武共に近畿車輛が受注しています。


以前にも触れましたが、今年度第一四半期の13000系出場は6本が予定されており、

毎月2本ずつ、全て土曜の出場実施が計画されています。 


 

さて、この日は土曜日という事で私は週の中でも仕事が最もハードな日なのですが、

この前の週の13000系甲種を逃しておりましたので4月度ラストとなる今回は押さえておきたいと思いまして、

ちょっと無理やり都合をつけて狙いに行きました。

 

当ブログで取り上げるのは初となる、東京メトロ13000系甲種輸送

 

 

撮影場所は最近の個人的なトレンドになりつつある長岡京ー向日町の通称ムコソ裏。

 

私が鉄に復帰するきっかけの一つであり、

今も構図や撮影地の参考にさせていただいている、

個人的に師匠だと思っている方のブログで

紹介されていた場所でもあります。

 

というわけで恒例の練習電。

 

 

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2017-04-15 223系V17編成他8連  長岡京ー向日町

 

この撮影で露出を確認して本番に備えます。

この日は曇天でした。太陽のある辺りは薄曇りだったのですが、

他の方角は低い雲が垂れ込めておりました。

 

カメラの設定を弄ってもう少し明るめにしました。

 

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2017-04-15 第9866列車  長岡京ー向日町

 

EF65 2066号機が前日に5085レの次位無動で来阪しておりましたので、

恐らく甲種に充当されるものと見ておりましたらズバリ的中。

 

吹田のEF66が牽引したのは前回だけでした。

 

おまけのカットも。

 

 

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2017-04-15 同上  長岡京ー向日町(後撃ち)

 

このポイントは後撃ちだと3両くらいしか収まりませんが、

その分、13000系のお顔を(養生フィルム越しに)しっかり拝めました。

 

4月輸送分から13000系の甲種輸送秩父鉄道線経由で

羽生までの実施になっておりますね。

 

これからの活躍を祈念して結ぶ事と致します。

 



 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達116 「 異形の青い113系を狙う 紀伊半島遠征その6 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 


今日の関西は終日雨模様。昨日までは快晴でしたが、雨音を聴きながら静かに仕事をこなしました。

GW進行で仕事量もパない状況で、暫くはチョイ鉄さえ出来ません。


試運転、行きたいなぁ。


 

さて、6日間にわたる紀伊半島遠征更新も今回で最後となります。

この更新では、南部駅でサロンカーくろしおを見送った後

もう一つの目的を果たすことが出来ました。

 

それが表題の113系です。

 

天王子から和歌山までの阪和線には以前、

白灰色のボディに水色の帯を巻く113系4連が運用されておりました。

私もフィルム時代に何度か撮影しております。

 

しかしこの113系は運用を離脱、今では新たに改造された異形の113系

紀勢本線の限られた区間で運用に就いているのです。

 

今回、紀伊半島遠征にあたり私が考えたのは、サロンカーくろしおを狙いつつ、

普段撮影する機会のない紀勢本線のローカル車両を狙ってみたいという事でした。

通達111でご紹介した3ドアの105系なども紀伊田辺以南でしか運用がありませんので、こんな機会でもないと撮影出来ません。

 

そして今回更新の対象となる113系紀伊田辺ー御坊をたった2編成で

ピストン運用に就いているのです。

 

京都、大阪辺りから御坊まで、案外遠いモノですので

この機会に撮影しておこうという魂胆でした。

 

早速カメラを向けます。

 

 

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2017-04-09 113系HG202編成  岩代ー南部

 

こちらは先頭がパンタグラフのついているクモハ112。

 

113系と言えば貫通扉を持つ近郊電車の代名詞。

それがこの様に103系みたいなお顔になって現れました。

 

和歌山地域色の青緑単色なので一層103系っぽさが際立ちます。


2000番台の中間車に簡易運転台を設置改造した、2両2編成しか存在しない

113系の異端グループです。

 


それだけに愛しさもひとしお。

 

 

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2017-04-09 113系HG202編成  南部

 

先ほどと同じ編成の和歌山方先頭車、クモハ113。

1枚目の画像は御坊から紀伊田辺へ下っていく列車ですが、

紀伊田辺で折り返してきたのがこの2枚目画像です。

 

見れば見るほど103系っぽいお顔ですね。

食パン顔、なんてアダ名もうなづけます。


この後、サロンカーくろしおを見送って対行でやってくる113系を撮影します。

 

 

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2017-04-09 113系HG201編成  岩代ー南部

 

2編成しかない113系HG編成をコンプリート。

 

ここから車で和歌山市を経由して帰宅。

紀伊半島をほぼ半周強まわった遠征は

ようやく終了となりました。

 

この旅も全6回、長々とお付き合いいただき感謝申し上げますm(__)m

 

 



それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達115 「 サロンカーくろしおをもう一度狙う 紀伊半島遠征その5 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 


福知山線脱線事故から今日で丸12年。

あの様な悲惨な事故が二度と起きない様にと願うばかりです。


 

さて、通達114にてサロンカーくろしおを無事撮影し、

串本、白浜、紀伊田辺を越えて紀伊半島をぐるっと回り込みます。

目指すは南部町。

 

紀勢本線南部駅にて約30分の運転停車が実施されるのです。

実はこの運転停車、ツアー客が自分の乗車している列車を撮影出来るように

設定されているのです。

 

というわけで、ツアー客ではありませんが便乗?して列車を撮影しようという

ちょっとしたお遊び感覚で南部駅にやって参りました。

 

 

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2017-04-09 第9114列車  南部

 

南部駅に停車したサロンカーくろしお。

駅のすぐ外にある踏切から狙いましたが、遠い…

 

そこで、新宮駅の時の様に入場して撮影する事にしました。

 

 

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2017-04-09 同上  南部

 

画像には写っておりませんが、追っかけてきた鉄さんや乗客の鉄さんなどで

普段は静かな駅のホームがごった返しておりました。

 

次は発車していくシーンを狙います。

 

 

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2017-04-09 同上  南部ー岩代


和歌山へ向けてゆっくりと走り出しました。


駅そばの踏切にも地元の住民や通りがかった方々が珍しそうに見送っておられました。


 

なにわともあれ、

無事にサロンカーくろしおを撮影する行程を全て終了する事が出来ました。

なにわ、だけに(笑)

 

ですが、これで撤収とは参りません。


実はここ南部駅に撮影に来たのはサロンカーだけが目当て、というわけでは

ありませんでした。

 

もう一つの目的がありまして。

以下、次回へ続きます。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達114 「 サロンカーくろしおを狙う 紀伊半島遠征その4 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 


今日も関西はええ天気に恵まれまして、チョイ鉄にて成果を出す事が出来ました。

朝晩はやたら肌寒くなるので、体温調節が難しく体調維持に気を使います。


 

さて、新宮でサロンカーくろしお(のヘッドマークを付けた入換)を撮影後、

新宮市を後にして客扱いで紀勢本線を走行するシーンを撮影するために撮影地へ

向かいます。

 

事前に入手していた今回のスジは何度かの追っかけが可能なようで、

紀伊半島へやってくる前の計画段階ではあそことそこと、などと

追っかけをする算段をつけておりました。

 

しかしながら、時間が割とタイトな事、交通状況は道路が片側1車線でシビアな事、

少しの遅れで焦って事故など論外な事から今回は新宮での入換、撮影地での走行写真、

バカ停での撮影の3か所を確実に狙うだけに留める事といたしました。

 

というわけで、今回の更新が紀伊半島遠征の大本命となります。

 

 

まずは恒例、練習電。

 

 

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2017-04-09 287系6連  紀伊田原ー古座

 

串本町の古座川にかかる橋梁を渡るポイントを撮影地として選択。

お天気は雨の予報(前日の往路は雨天だったそうです)でしたが、幸い薄曇りに。

 

背景の緑に気を取られて、露出を少しオーバーしてしまいました。

 

 

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2017-04-09 283系6連  古座ー紀伊田原(後打ち)

普段私がウロついている界隈では見られなくなった283系

新宮側の先頭車はイルカの様なデザインの展望車ですが、

和歌山側の先頭は貫通扉のついたアッサリ顔です。

 

これでもまだ、露出オーバーでした。

列車の運行本数が少なく、雲がまだらに陽を隠すので露出が中々決められません。

 

 

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2017-04-09 287系6連  古座ー紀伊田原(後打ち)

曇った際にやってきた287系は車体の露出はドンピシャ。

ですが背景は暗く沈んでしまいました。

 

難しい。

 

この間には通達111でご紹介した105系を撮影したりもしておりました。

 

現地到着から約2時間後、やってきましたサロンカー。

 

 

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2017-04-09 第9114列車  紀伊田原ー古座

 

山裾に桜があれば季節感もバッチリだったのですが、贅沢は言えません。

精一杯のショットで決まってくれたのでホッとしました。

 

 

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2017-04-09 同上  紀伊田原ー古座

 

もう1発。今度は引いた構図です。

良い光線状態、抜群のロケーション、最高の被写体。

幸せな瞬間を切り取ることが出来、満足いたしました。

 

さあ、ここでの撮影が本命だったのでこの後はおまけと駄賃です。

 

以下、次回もお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達113 「 サロンカーくろしおの入換風景を狙う 紀伊半島遠征その3 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



本日も快晴で鉄日和でしたね。

中京地区では貨物のDD51原色機がネタ運用に入って盛り上がった様です。


残念ながら私は別方面で楽しんでました。 

 


さて、

新宮入りして那智ヘッドマークを撮影後、

今度は機関車の反対側に掲出しているであろう「くろしお」マークも

撮影しておきたいな、と思いまして。

 

通達112の続きになるのですが、

機回しをした機関車がソロリ、ソロ~りとサロンカーなにわへ近づいていきます。

 

 

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2017-04-09 サロンカーくろしお(入換中)  新宮

 

かつて紀勢本線を走っていた381系特急電車が掲出したヘッドマーク、「くろしお」。

この日は「サロンカー」の文字がプラスされての図案化です。

 

 

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2017-04-09 同上  新宮

 

ギャラリーも固唾をのんで見守ります。

この画像ではまだ連結されておりません。

 

 

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2017-04-09 同上  新宮

 

ようやく連結作業も終わりました。

まずは機関車のアップから。ヘッドマークが郷愁を誘います。

 

 

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2017-04-09 同上  新宮

 

連結作業が終わり、編成画像が撮影できるようになりました。

 

まだ作業員はあちこちを点検されておられます。

こうした地道な作業が列車の安全運行を支えて下さっているのですね。

 

この後は撮影地へ移動して、いよいよサロンカーくろしおの走行写真を狙います。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達112 「 サロンカー那智の入替風景を狙う 紀伊半島遠征その2 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。




 

烏山線で3月まで活躍していたキハ40が一両、陸送で大阪までやってきておりますね。

敷地内にはかつて、紀伊半島の白浜にある有名な遊興施設に展示されていた

キハ28もあり、現在は2両が並んでいる状態の様です。

ただ、休業日だと思いますので敷地内での撮影許可を得るのは遠慮すべきですね。

 

 

さて、

自宅から奈良県の山越えを経て熊野に至り、そこから熊野灘沿いを小1時間走って

新宮市に入りました。

その時点で8時半くらいだったでしょうか。

 

この日の目的はサロンカーなにわを使用した団臨が、

往路は「那智」のヘッドマークを、復路は「くろしお」のヘッドマークを揚げて

走行するという事でした。往路の運転日は仕事でしたので、せめて復路だけでも撮影したい、と考えて

紀伊半島入りしたのでした。

 

列車はこの日の12時前に新宮を発車して和歌山を目指します。

ですが、出発前に新宮駅にて車両展示を行うと事前に案内が出ておりました。

 

少し早めに新宮駅へ足を運ぶと、展示の為に入れ換え作業をしている風景が

狙えるのではないか、と思いました。


それにしては8時半だと早いかな。

 

というわけで時間つぶしに熊野速玉大社へ参拝。

といっても私は神道を信仰しているわけではありません。ただの観光です。

境内を散策してお土産を購入し、新宮駅へと向かいました。


あ、ミカンが異様に安くて沢山売られておりました。

 

 

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2017-04-09 サロンカーなにわ(入換中)  新宮

 

新宮駅についてみると、丁度車両が出庫したところの様でした。

 

ヘッドライト点灯は勿論、前面のテールライトも

片方が点灯しており入換作業中とわかります。

隣にはキハ85南紀がホームに停車していました。

 

8日に運転された往路の「那智ヘッドマークを掲出したままでしたので、

これ幸いにと撮影会。

敷地外からバシャバシャとシャッターを切りました。

 

 

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2017-04-09 同上  新宮

 

今度は牽引機のアップを。

 

3月18日~20日に実施されたサロンカーなにわの団臨

牽引機はDD51 1191号機でございました。

 

全検明けで調子が良いのでしょうね。

 

この撮影後、通達111でご紹介した105系を撮影するために駅構内へ入場致しました。

 

ついでに撮影した画像がこちら。

 

 

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2017-04-09 同上  新宮

 

この撮影をした後、駅前の喫茶店でモーニングをいただきました。

 

駅前の駐車場、日曜朝なのに駐車料金が1時間100円なのでありがたかったです。

 

食後に構内を覗いてみると、

入れ換え作業は違うステージへと移っておりました。

 

 

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2017-04-09 同上  新宮

 

今回の団臨ではサロンカーなにわのテールマークはなにわのまんまでした。

 

機関車が機回しを行っています。

作業員の見ている先には…

 

 

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2017-04-09 同上  新宮

 

機回し中のDD51が。


三人の作業員が、デッキに乗って連結作業に向かいます。

 

風を感じられるこのデッキ乗車、お仕事中に失礼ではありますが、羨ましいなと思ってしまいました。

3人いる作業員の真ん中には珍しく若い女性の方が。


力仕事の重労働なイメージがありますが、

女性の方も作業されるのでしょうか。

 

女性の進出を垣間見て新鮮な気分になりました。



 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達111 「 紀勢本線を走る105系電車を狙う 紀伊半島遠征 その1 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

105系電車。

国鉄末期である80年代に製造された電車の中でも奇妙な形式のグループです。

どう奇妙なのかというと、同じ形式、前面デザインなのに新製された車両と別の種車から改造された

車両とが存在しているからなのです。

 

新製された車両は側面の客用扉が3か所であるのに対し、

改造された車両は種車そのまま4か所となっています。


ちょうど本日から京鉄博にて開館以来初めての現役車両が展示されていますが、

これがなんと105系

タイミングが良いのでご紹介となりました。

 

今回の更新では、この105系を撮影する機会がありましたので

3扉車、4扉車それぞれご紹介させて頂こうかと思います。

 

さて、長く続いた岡山遠征のご報告が終わって間もないのですが、

4月にも片道6時間かけて遠征に出向いてまいりました。

それが今回からの紀伊半島遠征シリーズとなります。

 

そもそも、日本旅行が主催するサロンカーなにわを使用した団臨が今回、

紀伊半島で運転されるという事で、仕事が休みなのを利用して

日帰り弾丸ツアーを敢行いたしました。

 

 

自宅を出て奈良県まで街中を走っていたのですが、

奈良県からは山の中へ突入。

小雨の降るワインディングドーロを2時間ほど走り続け、吉野から十津川村天川村などの地名を横目に三重県の熊野へと抜けました。

紀伊半島の最南端、潮岬のある串本から東に進むと地図上での半島は、名古屋の方へ右上がりになるのですが今回の目的地は三重県との県境にある新宮。半島を半分に割ると

下から右チョイ上にあたる位置になります。

 

自宅からだと三重県にぬけた方が新宮へは近いのですが、さすがは世界遺産熊野。

朝霧を纏って荘厳な雰囲気に包まれた山々の間を走ることが出来ました。

 

新宮に到着してすぐ、

サロンカーなにわも撮影したのですが、この地でしか撮影出来ない車両があります。

それが今回の表題、105系でした。

 

この105系、関西では大都市近郊区間大回り乗車でも行ける桜井線・和歌山線

運用されているので撮影する事は出来るのですが、こちらは4扉のみなので

新製105系である3扉は新宮ー紀伊田辺まで出向かなければなりません。

 

というわけで折角の機会ですから、3扉105系を狙ってみました。

 

まずは新宮駅構内に停車中の編成から。

 

 

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2017-04-09 105系SF003編成  新宮

 

オーシャンブルーになった105系

新製されたのが80年代の初めなので35年以上経過しております。

 

側面が雨どいを収納した形に改造された延命工事施工車となっておりますが、

関西では見られない3扉の姿。

 

ちょっと興奮気味でした。

 

この後、駅前の喫茶店でモーニングをいただき、

次の撮影地へ移動しました。

 

 

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2017-04-09 105系SP002編成  紀伊田原ー古座

 

京都鉄道博物館で本日から展示されているのがこの編成でございます。


この日走行写真の撮影に訪れたポイント、

古座川に掛かる橋梁を渡る105系は4扉車でした。

田の字型の側窓、屋根のボタン形ベンチレーターが懐かしさを掻き立てます。

雨どいもそのままの姿は古き良き国鉄型を体現しております。

 

これが見られただけでも眼福でございます。

 

 

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2017-04-09 105系SF001編成  古座ー紀伊田原(後打ち)

 

次に練習電で撮影した105系は3扉車のSF001編成でした。

 

4扉車と比べるとやはり延命工事施工車はすっきりしていて

物足りなさを感じてしまいます。

 

とは言えこれも立派な国鉄形車両。末長く走り続けて欲しいものです。

 



 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達110 「 甲35 箱根登山鉄道3100形(3101-3102)の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

皆さまはパーミル、という単位をご存知でしょうか。

千分率という呼び方の方が親しみを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

‰、と表記するこのパーミル、我々のような鉄の間では勾配を示す記号として

一般的なものとなっています。

千分率という呼び名が示す通り、50‰と表記されていれば1000m水平方向へ進むと50m高さが増す勾配である、という風に理解できます。

 

現在、我が国の急勾配を有する民鉄のうち6社が親睦を図るために結成した団体として、パーミル会というものがございます。

関西では鞍馬山へ至る叡山電鉄、六甲山脈へ挑む神戸電鉄高野山系へ分け入る南海電鉄が加盟しております。

このパーミル会に加盟している鉄道会社で、関東の民鉄の一つに

箱根登山鉄道がございます。

 

箱根登山鉄道というと急カーブとスイッチバックの続く山岳路線という印象ですね。

在阪山岳路線とは比べ物にならない急峻な路線、というイメージです。

 

 

さて、

そんな箱根登山鉄道が2014年に増備した両運転台仕様の3000形電車を基にして

2両編成にした3100形電車がこのたび川崎重工で落成し、

松田まで甲種輸送されました。

 

今回の更新ではその様子をキャッチしましたのでご報告させていただきます。

 

 

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2017-04-06 223系4連+8連  長岡京ー向日町

 

まずは練習電。

といっても通達109にて散々練習しておりますが。

とりあえず何か来たらシャッターを切るスタイルでございます。

 

今回の箱根登山鉄道3100形は2両編成なのですが、

1両辺りの車両長はJRの20m級よりも短い約15mでございます。

しかも色合いは真っ赤な派手カラーで牽引機のEF65PFの白と好対照。

であれば構図はサイド気味に編成全体を撮影した方が好みだな、と考えて

この場所から少し移動いたしました。

 

徒歩40秒ほどですが。

 

 

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2017-04-06 第9866列車  長岡京ー向日町

 

まずは遠目から。

先頭が枯れ木に被ってしまいました。

 

機関車よりも上背が有るように思います。

 

続いて、狙った構図で。

 

 

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2017-04-06 第9866列車  長岡京ー向日町

 

窓が大きく展望性が抜群に高い様ですね。

短いサイズの2両編成がEF65に牽かれてトコトコと走る様は可愛くてタマリマセン。

 

ついおまけが乱れてしまいました。

 

 

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2017-04-06 第9866列車  長岡京ー向日町

 

3102号の乗務員室に人影が。

恐らく川崎重工の添乗作業員でしょう。

 

大きくて見晴らしの良さそうな窓は全て養生されておりましたので車内の様子はわかりませんが、何人かの添乗作業員がいらっしゃるのかもしれません。


今後の活躍を祈りつつ 更新を結ぶ事と致します。

 

 


それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!