この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
まるでクレープの様に、
薄く引き伸ばしたシルキーな雲が一日中空を覆っていた本日の関西。
祇園祭は山鉾巡行が挙行されハイライトを終えました。
私は昨日に続き、地元沿線をブラブラ。
貨物を撮影しながら過ごしましたが、何気に日焼けした模様です。
さて、今回の更新はこの春に報道発表されて話題を呼んだ
とあるツアー列車の撮影に行って参りましたご報告となります。
西日本旅客鉄道株式会社福知山支社、WILLER TRAINS株式会社、株式会社日本旅行、
京都府中丹広域振興局・丹後広域振興局と兵庫県但馬県民局という
錚々たる顔ぶれが連ね、
北近畿の「風景」「食」「人とのふれあい」をテーマに
観光商品として販売するという趣旨でこの6月から11月末まで実施される
「近畿のキタだよ、北近畿」キャンペーン。
このキャンペーンにおいて、観光地を巡る目玉列車となったのが
JRと丹鉄の2社が保有する車両を連結した観光列車、
「ぐるっと北近畿」号でございます。
例えば、JR西日本へ乗り入れて京都と鳥取を結ぶ智頭急行。
この社線のHOT7000系車両は米子市にある後藤総合車両所へ検査入場する際などに
JR保有のキハ47などと併結運転される姿が見られます。
また、通達096でご紹介しております様に、
マリンライナーとして瀬戸大橋線を運行する223系5000番台は
JR四国の5000系と併結運転しております。
しかしながら、営業運転においてJR西日本と他社それぞれの観光列車が
併結して運用されるというケースは極めて珍しく、キャンペーンが
発表された当初から、私は撮影意欲を高めておりました。
そんな訳でこの日、列車を撮影するために訪れたのは山陰本線の兵庫県豊岡市にある
宿南信号場でございます。
2017-06-25 289系FG411編成 江原ー八鹿(宿南信号場)
天気予報では曇天との事でしたので、列車をサイド気味に狙えるポイントを、と
考えて選択したのがここ、宿南信号場でした。
到着したのは列車がやってくる20分ほど前だったのですが、
この付近には鉄さんが1人しかいらっしゃらず、まったりと過ごす事に。
練習で撮影したのは683系から改造されて381系を置き換えた289系。
ただ、このポイントは農作業に来られていた方が駐車している軽トラが正面に入るので
ちょっと移動して構図を変えます。
2017-06-25 9568D 江原ー八鹿(宿南信号場)
やってきました、「ぐるっと北近畿」号。
JR西日本福知山支社豊岡支所所属のキハ40 2007「天空の竹田城跡」号と
丹鉄の観光列車KTR707「くろまつ」。
この2両を併結して一つの列車として運転する、JR西日本の歴史に残るであろう
画期的な試みのこの列車。
くろまつとキハ40形は連結器の構造が異なり、直接繋ぐことが出来ません。
そこで当初はくろまつの連結器を改造するという案が出ていたのですが、
そうするよりも両構造に対応したMF200を間に連結する事で問題が解消する事が判り、
編成はキハ40+MF200+KTR707となっております。
2017-06-25 289系FG401編成 八鹿ー江原
半室グリーン車を先頭にやってきました289系。
先ほどのポイントから車で3分ほど江原寄りに移動して、次の撮影に備えます。
この日のぐるっと北近畿号は、城崎温泉駅から八鹿駅まで客扱いし、八鹿からすぐに折り返し豊岡へ回送されます。
その後、豊岡から再び回送で八鹿へ向かいまして、八鹿から客扱いとなって福知山へ。
福知山から丹鉄の車庫まで回送されて編成を解除し、キハ40は福知山を経由して豊岡へ戻る、というスジになっておりました。
そこで、出来るだけ撮影機会を得たいと思い、今度は回送でやってくる
折り返しを狙います。
2017-06-25 回9569D 八鹿ー江原
今度はくろまつを先頭にやってきた回送列車。
回送ですが方向幕は団体表示のままでございました。
この列車、連結された車両の車体長が1両ずつ異なります。
先頭のKTR700形は20m、次のMF200形は16m、最後尾のキハ40形は21mなのです。
この様な珍編成の列車が、これから11月まで毎月運行されるそうなので、
楽しみでございます。
7月は24、25日に運転なので私は撮影に行けないのが残念です。
2017-06-25 同上 八鹿ー江原(後打ち)
オマケのバックショットを。
キハ40の方向幕も団体表示のままでございました。
この後、別の被写体を狙う為に場所を移動しまして、
時間をつぶします。
そして
豊岡から福知山へやってくる列車を狙うべく、
福知山の手前にて構える事にいたいたしました。
ところが、
ポイントに着いた頃から風が吹き始め、雨脚が徐々に強くなりました。
風と共に去らない雨模様となってしまいました。
2017-06-25 MF202 荒川かしの木台ー福知山市民病院口
まだ14時台なのですがこの暗さ。
以前、通達160で触れた福知山駅から山陰本線上川口駅までの区間の一部は、
京都丹後鉄道と線路が並走しております。
ここはその並走区間になっておりまして、
奥の丹鉄線をやってきたのがMF202号車でした。
この時点で物凄い風雨となり、流石に撮影を諦めようか、と思いまして
車を停めている場所までいったん戻りました。
2017-06-25 9570D 上川口ー福知山
駐車した場所から撮影ポイントへ戻る際に、ズボラをしてかなり手前からの
撮影になりました。
一瞬、ピントを外したのか不安に駆られる画像です。
手前の木は発色も良くしっかり見えるのですが、奥の列車とその背景は
白く煙ってしまいました。
煙っているのが実は雨でして、いわゆる霧雨が出てしまっておりました。
こんな事ならMF202を撮影した時のポイントに居ておくべきでしたが、
後悔先に立たずでございます。
またしてもアフターフェス開催…
この後は回9971Dを狙う予定でしたが、
もう雨に打たれて散々だったのでこのまま撤収する事に。
でもその前に…
2017-06-25 こってりラーメン(並) 天下一品福知山店
何故か画像が横になってしまいます。
今や全国どこにでもある京都の代表食品、天下一品。
この日は昼食を食べ損ねておりましたので、帰宅する前に天一にて遅い昼食を。
チェーン展開をしている天下一品ですが、実は店舗毎にその味が異なります。
判りやすいのは長岡京店。こってりを頼んでもスープはアッサリ目に感じます。
右京区にある丸太町店はとろみが強く、片栗粉の量が多く感じますし、
千代原口の五条店は本店と共に私が最も愛するスープの味がするのです。
そんな天一の福知山店、お味の方は…
スープが粉っぽく、とろみ以上に片栗粉が多く残っていると感じました。
お腹を満たし、無事に帰宅となりました。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!