写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第377列車 「 甲195 JR貨物 HD300-27号機の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

寒波が襲来し、報道を見ておりますと

日本海側は酷い大雪の所もある様でございます。


関西を着発する北陸本線系統は軒並み運休、

貨物も大幅な遅延となっております。


 

私の住む関西では滅多に積雪する事が無いのですが、

それ故に雪の怖さは存分に承知しております。

 

雪国の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 

 

さて、本日の更新はサブタイトルにございます、

JR貨物が以前より製造を続けております

入れ替え用の機関車、HD300の27号機が

10日に東芝府中事業所より新製出場いたしまして、

岡山貨物ターミナルまで甲種輸送されます

模様をご報告いたします。

 

 

試作車901号機、寒冷地使仕様の500番台3両を

合わせまして今回の新製で31両目となります

HD300型ハイブリッド機関車。

 

ディーゼルエンジンリチウムイオンバッテリーを積み、

二つの動力を使い分ける事で従来のDE10よりも環境に配慮した

性能を持つに至った本形式は、非常に特徴的な構造を持っております。

 

車体は4つのモジュールから構成され、

ロングノーズの先端方に変則機器を搭載、

その後ろにバッテリーを積み、運転台を経て

ショートノーズにディーゼルエンジン

載せておりまして、各モジュールを積み替える事で

バッテリー駆動オンリーにしたりする事が可能となっています。

 

大容量かつ小型のバッテリーが安価で量産されれば、

いずれはディーゼルを積まない仕様の車両となる可能性を持つ

正に次世代の機関車として登場したのでございます。

 

 

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2018-01-11 8863列車  高槻

 

HD300の甲種輸送は今までほぼ、新鶴見のPFが

牽引を担当していたのですが、今回はスイモモの

登板となりました。

 

底冷えのする大阪を、岡山へ向け疾駆する甲種輸送列車。

 

 

今回は流しての撮影でございましたので、肝心の

HD300が判り難い絵となってしまいました。

 

しかも露出が暗めでございます…

 

 

辛うじて特徴的な虎縞模様の排障器が

判別できなくも無い、といった具合となってしまいました。

 

 

DD200とデザインも色合いも変わりませんので、

写真で見分けるポイントはそこくらいしか有りません…

 

 

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2018-01-11 8863列車  高槻

 

こちらは引き付けて撮影する

一歩手前のカットでございます。

 

ちょっと日和ってしまいまして

シャッタースピードを上げた結果、

露出が下がってしまいました。

 

 

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2018-01-11 8863列車  高槻(後打ち)

 

いつものオマケでございます。

 

前回の26号機の時と同様に、

宇都宮のヨ8404が添乗用として連結されておりました。

 

テールランプを点灯してくれれば、

往年の貨物列車の雰囲気が出るのですが…


 

今回はシェードを下げておらず、明るい車内が

窓からほんの少し垣間見える写真が撮影出来ました。

 

ヨモギ色の内壁が国鉄っぽさ満点でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第376列車 「 SHINOBIーTRAINラッピングの113系L6編成を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


近鉄が2020年に導入を予定している新たな名阪特急の概要が発表されました。


先頭、後尾となる車両は展望仕様でハイグレード座席、

中間車はレギュラー仕様ながらハイグレードと共に

全席にバックシェルを設けたゆとりの設計でございます。


時間に余裕があるならば新幹線より近鉄

乗りたいと思わせる、魅力的な設えでございます。



全国的に見ても、鉄道業界が大きく躍進しそうな2020年。


その先にある私達の生活はどうなるのかも、

今から見据えていかなければなりませんね。



さて、本日の更新は、2017年の2月から

草津線沿線の利用促進を図る目的で実施されて

おります忍者ラッピング113系その名も

SHINOBITRAINのご紹介でございます。 


 

滋賀県と沿線6市町が作るプロジェクトチームに

JR西日本が協力する形で、滋賀県内では初となる

フルラッピング編成の車両が運行される事となりました。

 

ただし、ラッピングが施された編成は

吹田総合車両所京都支所、俗にいうムコソの

所属編成でございまして、他の113系と共通の運用に

就いております。

 

つまり、運用によっては草津線を走ったり

走らなかったりという状況でございます。

 

わざわざ狙って撮影するにはどの運用に

充当されているのかを把握する必要があるのが

面倒なのでございます。

 

 

そんな訳で今まで敢えて狙った撮影は

しておりませんでしたが、この日は前日に

303運用に就いていた事が判っておりました。

 

では翌日であるこの日は304運用に

就いているハズ、と踏んで山科駅で待っておりますと、

案の定、やって来たのがコチラ。

 

 

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2017-12-17 113系L6編成  山科

 

黒字に金銀の図案が散りばめられた

シックなデザインのラッピングが特徴でございます

この編成。

 

狙い通りの304運用で撮影する事が出来ました。

 

304運用は日中、湖西線を往復するので

東海道本線と分岐するここ山科駅でまずは

撮影いたします。

 

湖西線の下りとなる列車は沿線で撮影するとなると

逆光でございますので、背景が山で絵にしやすいと

判断しての山科駅エキセンを選択致しました。 

 

山科停車中の編成を後打ちしようとも

思ったのですが、東海道本線の下り普電が

こちら側のホームへ入ってきましたので断念。

 

 

折り返しはお手軽に京都駅での入線を狙います。

 

 

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2017-12-17    113系L6編成  京都

 

 編成の図案は左右対称だと思っていたのですが、

前後を見比べてみると微妙にデザインが違います。

 

東京方の先頭車は海側、山側共に忍者が抜刀しようと

している図案なのですが、下関方の先頭車は黄色い忍者が

謎ポーズを取っておりました。

  

 

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2017-12-17 113系L6編成  京都

 

引いた構図でもう1カット。

 

留置線の信号機がスカートに

引っ掛かってしまいました。 

 

 

なぜ折り返しを京都駅で狙ったかと申しますと、

理由は2つございました。

 

一つはこの編成の車内にも、ご紹介すべき点が

ございましたので再度折り返しの為に

長時間停車する京都駅にて、じっくりと

車内を観察したいが為でございました。

 

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2017-12-17    113系L6編成先頭車側面  京都

 

東京方先頭車の側面を乗務員さんの姿と共に。

 

車内でデジ一をぶん回すのは、流石に

他の乗客へのご迷惑となるかと思いまして、

ここからはスマホによる撮影とさせて

いただきます。

 

しかも逆光でございますので、それなりの絵と

なってしまいますがご容赦ください。

 

 

 

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2017-12-17    113系L6編成中間車側面  京都  

 

 側面の図案を一つずつ拾っていくと膨大な

データとなってしまいますので、簡単に

ダイジェストでお届けさせていただきます。

 

こちらは中間車側面部の図案でございます。

 

逆立ち忍者に目が行きますが、右下や

忍者の左に小さく書かれた「忍」の文字が

実は凝ったデザインなのも面白い部分だったり致します。

 

窓の間には象形文字の様な図案が描かれておりますが、

これについては浅学な私にはさっぱり判りませんでした。

 

  

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2017-12-17 113系L6編成先頭車側面  京都

 

 下関方先頭車のトイレ付近に描かれているのは

二刀を持ってハイキックを決める

忍者の姿でございます。

 

乗車前に忍者ポーズで記念撮影されていらっしゃる美女を

記念撮影してみました。

 

忍者のポーズが様々で見ていて楽しいのですが、

それだけでは単調になる所を漫画の効果線の様に

風を図案化してまとわせる事でスピード感をも

演出している点も興味深いですね。

 

 

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2017-12-17 路線図  113系L6編成車内客用扉上部

 

 車内にお邪魔致します。

 

草津線の路線図が掲示されておりましたが、ご覧の様な

凝ったデザインとなっておりました。

 

こうしてみると、柘植駅のある伊賀と、

甲賀って隣接しているのだという事が

よく判りますね。


戦国時代には両者が陣取りで争ったのでしたか。 

 

伊賀の忍者屋敷やコスプレイベントは 、

関西ではポピュラーな話題として

ニュースなどでも目に致しますが

近年は甲賀の方も忍者関連の地域活性化策を

多く打ち出しております。

 

甲賀で喫茶店を営む友人もお土産品に

くノいちコーヒーなるブランドを立ち上げて

販売しておりました。 

 

もし高速のSAなどでお見かけ致しましたら

ご購入いただけると、友人も喜んでくれると

思いますのでよろしくお願いいたします。

 

 

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2017-12-17    中吊り広告  113系L6編成車内

 

中吊り広告にもコダワリが見られます。

 

座席や内壁などには装飾もなく、

忍者らしさは広告類だけでございました。

 

ですが、その広告類がすごいのです。 

 

 

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2017-12-17    中吊り広告  113系L6編成車内

 

全ての中吊り広告はほぼ同一のデザインとなっているのですが、

それぞれ微妙に異なっておりまして、忍者の姿は勿論の事、

手裏剣の形状も一列ずつ異なっている点など、コダワリの強さを

窺い知れます。

 

2019年初頭までの運行という事で、

今しばらくは楽しめる忍者ラッピングですが、

 行政が主体となって行っているキャンペーンですので、

忍者グッズなどが購入出来たり、忍者イベントが

車内で行われたりは致しておりません。


折角ですのでそういったイベントも定期的に

実施して知名度と売上を上昇させるような

試みなんかも面白いのではないか、と

つい考えてしまいます…

 


現職の滋賀県知事が元JR西日本の運転士さんですので、

鉄道×地域振興といった企画は今のうちにドンドンと

盛り上げてもらいたいと思ってしまうのでございます。

 

 

ちなみに、京都駅で撮影するに至ったもう一つの理由は、

桂川駅へ通達351のネタ撮影に赴く為でございました。

 

間に合って良かった…


  

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第375列車 「 名神クロスにてEF66 30号機を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


本日はJR東日本の新鋭気動車、GV-E400系の

量産先行車3形式各1両ずつが、甲種輸送されました。

 

もちろん私も気合十分に撮影へ赴いたのでございます。

 

所が、撮影後にカメラを確認しても、何故か撮影データが

見当たりません。そして削除したはずのデータが残っております。

つまり…

 

本来残すはずのデータを誤って

削除してしまった模様でございました。

 

「私ってほんとバカ…」と涙ながらに自嘲しながら

爆散してしまいそうな具合でショックを受けております。

 

まぁやってしまったものは仕方がありません。

 

次回からこの様なミスをしない為にも

適当にデータ削除をせず、確認を怠らない様に

気を付けたいと思います。

 

 

そんなわけで今回の更新は、

12月半ばの冬が一気に高まってきたとある日曜、

午前中に1083レへEF66の30号機が充当された

模様を撮影致しました記事となります。 

 

 

この日は朝一番で新山口からC57 1、貴婦人が

関西へ戻って参りましたので早起きして撮影に

行…くつもりだったのですが、目覚めたら既に通過した後。

 

どよよん…とした気分で布団から抜け落ちました。

 

そんな私に、鉄仲間の一人でいらっしゃる

euro-yoshi221氏から連絡があり、名神クロスで

ロクロクの1083レを撮影しないかと、お誘いを

いただきました。

 

早速1083レに間に合うように出撃いたしまして

撮影と相成りました。

 

 

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2017-12-17 1083列車  長岡京ー山崎

 

まずは今回のハイライトとなる30号機の1083レ。

 

2017年度のダイヤ改正でロクロクの仕業数が減少し、

日中に撮影できる機会が減った結果、このスジが

割と頻度の高いものとなりました。

 

 というか、代走以外ではこのスジと上りの5074レくらいしか

日中に撮影できる機会がございません。

 

 

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2017-12-17 貨物列車  長岡京ー山崎

 

この日はダイヤが大幅に遅延していた

らしく、貨物列車が次々とやって来るのですが、

遅延ゆえに列車番号が全く分からない

状況でございました。

 

 

名神クロスでは多くの撮影者が中望遠域と呼ばれる

焦点距離100ミリ程度のレンズで構図を組んでいらっしゃいます。

 

その方がすっきりした絵になるのですが、

私はかたくなに広角域を使用しております。

 

 

この写真をご覧いただくと右上に白い矢印で

「ここ」という記載がございます。

 

最近になって建てられた電柱3本が並ぶ辺りに、

最大26両となる貨物列車の最後尾がくるのです。

 

広角域での撮影で構図を広く取ることで、

編成を最後尾まで入れてやる、というある種の

マニア的コダワリ、というヤツでございます。

 

 

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2017-12-17 単9791列車  長岡京ー山崎

 

ですので不意の単機には即応できず、この様に 

中途半端な写真となってしまいます。

 

こちらは早朝に貴婦人をエスコートした、全検明けで

ピカピカなPF1128号機でございました。

 

大役を勤め終え、宮原支所へ帰区する所でございます。

 

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2017-12-17 3096列車  長岡京ー山崎

 

 北陸本線系統のカモレには遅延が無かった様で、

青ゴトーの505号機がお顔にちょっぴり雪を載せて

やってきたのでございました。

 

お目当ての1083レはまだ通過まで

間がある様だったのですが、この時点で既に空には

暗い雲がうようよと…

 

この後、鮫釜が代走する、

フクツーコンテナで統一された55レが

やって来たのですが、シャッターを切る寸前に

陽が遮られてしまいまして、

真っ暗な写真となる悲劇に見舞われます。

 

ここに集っていた10名ほどの鉄さん達から、

一様にため息が漏れました。

 

 

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2017-12-17 3092列車  長岡京ー山崎

 

お次は512号機でございます。

 

曇天に対応した設定へ変えての撮影でございます。

 

 

少しオーバー気味の設定だったようで、本番へ向けて

露出を押さえた設定に再度変更を掛けます。

 

 

そして1時間遅れでやって来たのが…

 

 

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2017-12-17 1083列車  長岡京ー山崎 (再掲)

 

冒頭でも掲示致しました表題の30号機でございます。

 

分譲地の区画割が終わり、住宅建設へ向けて

電柱が新設された線路前のスペース。

 

恐らく今は各区画の販売が始まり、

区画が購入されれば住宅の建設が

スタートとなるのでは、と 予想致します。

 

 

昨年の初夏、朝練シーズンにこのポイントも最後では、

なんて記しておりましたが、今年の朝練シーズンまで

無事に残っているのでしょうか…

 

  

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第374列車 「 元国鉄編成!紅葉?の嵯峨野観光鉄道を狙う 」 

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

お正月休みも明け、成人の日の連休も終わり、

学生さんも含めて世間では今日から本格的な

1月度がスタートを切りましたね。

 

 

そんな1月ではございますが、拙ブログではまだ

12月のネタを消化しきっておりません…

 

という訳で12月も初旬、「紅葉」という単語が

しばし耳に残る様な季節の写真で申し訳ございませんが

本日の更新は、観光シーズンも末期となった

保津峡を走る嵯峨野観光鉄道を軽くご紹介いたします。

 

 

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2017-12-03 嵯峨野トロッコ列車  トロッコ亀岡トロッコ保津峡

 

この記事のハイライトから。


昨年から鉄へと復帰し、以来ずっと撮影したいなと

思っていながら機会に恵まれなかった

ネタの一つに、この列車がございます。

 

ピークに比べてほとんど落葉してしまい、赤も黄色も

まばらにしか残らない沿線でございますが、

少しでも紅葉を取り入れようと構図を山中心に

組んでみました。 

 

今、見返すと中心に常緑樹が大きく居座っていて

紅葉らしさが弱い絵面でございます…

 

 

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2017-12-03 保津川下り  保津峡

 

トロッコ列車が走る線路のすぐ下には、嵐山の

渡月橋へと通じる保津川が険しい渓流と

なっております。

 

亀岡から嵐山までの遊覧に、観光客が乗船する

保津川下り。

 

至る所に突き出た岩を華麗に避けながら川を下る

様子を、撮影ポイントで眼下に眺める事が出来ます。

 

 

私も小学校時代に遠足で保津川下りへ乗船した事が

ございました。

 

バスで亀岡市までやって来て、川下りしながら

当時まだ国鉄だった旧山陰本線をひたすら眺めていた、

そんな思い出のある保津川下り。

 

私、生粋の鉄でございますね…

 

 

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2017-12-03 嵯峨野トロッコ列車  トロッコ保津峡トロッコ亀岡

 

推進運転でトロッコ亀岡へ向かう列車を。

 

撮影地へ到着した時点では、まだベストな位置に

お日様がいらしておりませんでしたので

取り敢えず練習に撮影しております。 

 

 

電化と同時に新線へと切り替わり廃止となった

旧ルートの山陰本線を観光用に再利用している

遊覧路線が嵯峨野観光鉄道でございます。

 

元々山陰本線の嵯峨野駅(現 嵯峨嵐山駅

から保津峡を抜けて馬堀駅へ至るまでの

線形は、保津川に沿って

山肌を縫う様に線路が敷かれ風光明媚で

尚且つ険しい区間となっておりました。

 

プレイした事がある諸兄もいらっしゃるかと思いますが、

一番最初の「電車でGO!」というゲームには

山陰本線亀岡ー嵯峨野間が収録されて

おりました。


その区間を走るのが、嵯峨野トロッコ列車でございます。

 

 

電化によって敷設された新線は、山々をトンネル7つで

真っ直ぐに突っ切るルートとなり、この区間

大幅な時間短縮に寄与しております。 

  

 

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2017-12-03 嵯峨野トロッコ列車  トロッコ亀岡トロッコ保津峡

 

本番ではこんな感じがベストかな~、と

影の位置がまだ多いので本番には至らない

カットを練習撮影しております。

 

今度は推進運転ではなく、DE10がトロッコ客車を

牽引して嵐山方面へ向かうシーンでございます。

 

 

かつての山陰本線を、廃線としてしまうのは

観光的損失ではないか、として第3セクター方式で

運行が開始されたのが嵯峨野観光鉄道でございました。

 

3月から12月の運行期間は毎時1本の

観光トロッコ列車を運行しております。

 

路線は全線が単線となっておりまして、

嵯峨嵐山駅に隣接するトロッコ嵯峨から終点となる

馬堀駅に近いトロッコ亀岡までを往復する列車を、

往路(トロッコ亀岡行)はDE10の動力を

客車前部に設けた運転台で操作して進み、

復路はDE10が牽引する形で戻ってきます。

 

 

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2017-12-03 嵯峨野トロッコ列車  トロッコ保津峡トロッコ亀岡

 

煤煙を後方へたなびかせ、

推進運転でトロッコ亀岡を目指す列車。

 

陽が傾いて、段々とベスト位置へ

光線が近づいて参りました。

  

約2時間ほど待って、ようやく太陽が

待ち望んだ位置へと到達し、本番の撮影となりました。

 

 

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2017-12-03 嵯峨野トロッコ列車  トロッコ亀岡トロッコ保津峡(再掲)

 

光線を反射させないようにグッと露出を下げ、

木々の彩りを意識いたします。 

 

ゆっくりと進んでくるDE10の姿が、置きピン位置へと

至った刹那、シャッターを切り納得の一枚が得られました。 

 

 

 嵯峨野トロッコ列車は、

JRから譲渡されたDE10 1104号機と、貨車である

トキ25000形を改造、元々の無蓋貨車の面影など

全く残らない立派なトロッコになった5両の客車で

編成を組んでおります。

 

特にトロッコ亀岡方の先頭車、SK200-1は運転台を持ち、

推進運転するDE10を遠隔操作して運行しております。

 

また、機次位に連結されている車両だけは窓が無く、

壁面も柵になっていて景色が他の車両よりも

ダイナミックに楽しめる工夫が為されています。

 

奇抜な塗装の外観としっかりとした構造で判り難いのですが

これらは立派な、元国鉄車両なのでございます。

 

 

余談で申し訳ございませんが、私、 

大学時代は京都市内で過ごしていた為、実は

デートでも何度か利用しておりましたトロッコ列車

 

当時お付き合いしておりました女性と

乗車した際に、以前に乗車した時の思い出を

うっかり披露してしまい、

「それ、誰と乗った時の話??ねぇ。」などと

怒らせてしまったのも懐かしい事でございます…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第373列車 「 最後のゼロロク2両をまとめて狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

成人の日でございますね。

 

私は数年前に2度目の成人を迎えているハズなのですが、

未だにお子ちゃまの様な思考でございまして、

後先を考えず行動しては毎度痛い目に合っております。

 

新成人の皆様には私の様なダメな大人にならないで

反面教師としていただきたいものでございます。

 

 

生憎の雨模様となりました、そんな本日の関西。

雨という事で積雪ではないだけ、まだ良かったと

実はホッとしております。

 

積雪となりますと、ダイヤが乱れてしまう他、

撮影地への移動が制限されるなど

ロクな事がございません。

 

 

鉄としてはロクな事と申しますと

本日のサブタイトルにもなっております、

ゼロロクこと、ロクロクの27号機と30号機が

お昼過ぎの東海道本線でランデブーする

という事で、狙いに行って参りました。

 

 

日常ネタではございますが、

ちょっと珍しいエピソードでございましたので

即日投稿とさせていただきます。

 

 

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2018-01-08 5071列車  長岡京ー山崎

 

まずはお昼過ぎにやって参りますこの列車。

 

雨に濡れそぼる長岡京を疾走する、復活の国鉄機でございます。

 

本日は吹A151というスイモモの運用に

代走で充当されておりましたので、久々の日中午後に

縄張りで狙える27号機となりました。

 

 

冬の冷たい雨が降りしきる中でしたが、

この場でご一緒致しました鉄さんと

お話させていただくと、私と同じ町に

住んでいらっしゃる事が判明致しました。

 

私の住む町はJRのメインラインから

少し離れておりまして、同じ町に撮り鉄さんが

いらっしゃるとは思わず大いに驚き、

とても嬉しく感じました。

 

また、私が長岡京界隈でご一緒する

鉄仲間さん達ともお知り合いらしく、

皆さんどこかしらで繋がっておりますね、と

大いに盛り上がってしまい

列車がやって来るまでの待ち時間が

とても短く感じました。

 

 

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2018-01-08 223系W25編成他12両  長岡京ー山崎

 

背景を見ながら露出を合わせていたのですが、

雨で霞んで色調が薄くなっている様でした。

 

練習電を撮影すると、背景が薄明るく列車は暗い、

そんな絵面となってしまいましたので

ISO感度をグンと上げましてちょっとオーバー気味に

設定しなおしての本番でございました。

 

 

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2018-01-08 1182列車  山崎ー長岡京

 

5071レの撮影後は鉄さんと

別れまして東海道を上ってくる

5074レに入った30号機を狙うため、

久しぶりの裏調子へ。

 

昨日は大幅に遅れていた1182列車も

本日は定刻でやって参りました。

 

更に荷は予想通りチキ6両、それと機次位には

コキが1両付いておりました。

 

しかも牽引機はこれまた昨日と同じ

桃の103号機でございました。

 

 

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2018-01-08 1054列車  山崎ー長岡京

 

オカモモの129号機が運用に就く

1054レも定刻で通過して行きます。

 

立ち位置、構図をアレコレと試行錯誤しながらの

撮影でございまして、どうも納得の仕上がりと

はいきません。

 

 

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2018-01-08 5074列車  山崎ー長岡京

 

最終的には定番構図となってしまいました。

 

昨夜、いつもお世話になっております鉄仲間さんから

30号機が最後かもしれない、という旨と共に

この運用に入った事を連絡いただきました。

 

30号機は他の貨物機同様、昨年から運用落ちすると

言われつつも27号機と共に本線運用を担っておりました。

 

ですので今後はいつ離脱するか判らず、

出来るだけ撮影しておきたいと考えておりましたので

有難いお知らせでございました。

 

おかげ様で、こうして撮影する事が出来ました。

 

 

この後、元々の予定では27号機を撮影した

ポイントへ戻りPFの2057号機が牽く5087レを

撮影して撤収しようかと考えておりました。

 

が、1182レがチキ6両を梅小路

持って行ったという事は、配7993レが

運転される訳でして、その7993レには今、

トワ釜ことPF1124号機が充当されております。

 

久々にトワ釜を撮影するのもいいな、と

考えて予定を変更、急遽桂川

転戦する事に致しました。

 

 

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2018-01-08 配7993列車  京都貨物ー向日町(操)

 

その結果がコチラ…

 

ロンチキの組成元となるチキ6両を牽いてやって来た

トワ釜でしたが、編成を捉える事が出来ず

あえなく轟沈致しました。

 

5074レ撮影後に昼食を摂ったお店が混んでおりまして

食事だけでなく時間も一緒に喰ってしまいました。

 

 

現着した時には既にトワ釜はすぐそこまで

近づいて来ておりまして、何とか撮影しようと

チャレンジしたものの…

構図は取れへんわ、露出設定はあかんわ、で

残念な出来栄えとなってしまいました。

 

 

このまま終わるのは些か不完全燃焼でございますので、

行きがけの駄賃的に配6550レを撮影して撤収と致しました。

 

その6550レについてはまた、

日を改めていずれ、ネタとさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第372列車 「 甲194 東武鉄道70000系(71706f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日は午前中から午後早い時間は

いいお天気だったものの、

午後からは雲が湧いてお日様の隠れる

フラットな空模様となりました。

 

雨や雪が降るようなお天気ではなかったので

ありがたい事でございます。

 

さて、本日の更新はサブタイトルにあります通り、

東武鉄道で増備の続く70000系の第6編成が

東大阪市の近畿車両製造より新製出場いたしました模様を

お届けさせていただきます。

 

 

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2018-01-07 9894列車  鴫野ー吹田貨物(タ)

 

本日のハイライトとなります、甲種輸送列車。

 

この編成の登場で東武70000系は6本目となりました。

 

では、ここへ至るまでの撮影成果をご報告させていただきます。

 

 

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2018-01-07 単4071列車  鴫野ー吹田貨物(タ)

 

本来であればコンテナ貨物列車4071レとなるのですが、

荷どころか貨車も付いておりません。

 

機関車の仕業の為に運転される単機でございました。

 

ですので、線路によって釜を構図の

中心に据えての撮影にトライしてみました。

 

広角寄りのレンズで架線柱をパスしたかったのですが、

付け替える時間が無く、やむを得ず架線柱も一緒に

写ってもらいました。

 

 

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2018-01-07 1086列車  吹田貨物(タ)ー鴫野

 

荷の少ない編成でございました。

 

ここは昨年大みそかの更新記事、

通達365にて撮影したポイントでございます。

 

近畿車両からの出場甲種を吹田までの間で撮影する定番撮影地と

なっております、ここ神崎川

 

本日は2017年度3度目となります、

私のお休みの日に実施される甲種輸送という事で

普段はDL牽引の撮影が難しい土曜出場の甲種を

DLからじっくり撮影する所存でこちらへとやって参りました。

 

 

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2018-01-07 単9895列車  吹田貨物(タ)ー鴫野

 

近畿車両のある徳庵駅まで被輸送車両を

荷受けに向かうのは、12/24の京急甲種でも撮影した

岡山機関区のDE10 1743号機でございます。

 

ショートノーズを先頭にして、軽快な走りで

やって来ました。

 

 

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2018-01-07 5087列車  吹田貨物(タ)ー鴫野

 

と、調子が良かったのはここまででございまして

空にはうろこ雲がびっしりと敷き詰められ、

お日様の姿を隠してしまいました。

 

折角の国鉄色PF、2139号機もバリ順撮影ならず。

 

もっとも、手元が狂ってしまいコキが3両目で

チョン切れてしまいました。

 

 

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2018-01-07 配1392列車  鴫野ー吹田貨物(タ)

 

百済貨物ターミナルから大阪貨物ターミナルへの

配給列車として運転される配1392レは、本日もコキ4両を

引っさげて通過して行きました。

 

つい先日となります通達365では

この列車を主題とした記事でございましたので、

また別の構図で切り取ってみたいな、との思惑で

広角での構図を作っております。

 

ただ広角での撮影は私の安レンズですと

被写体がブレやすいのでSSを高く設定して

おります。

 

その為画面が少し暗めになってしまいました。

 

曇天向きでは無いですね…

 

 

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2018-01-07 9894列車  鴫野ー吹田貨物(タ)(再掲)

 

冒頭にも掲載いたしました、本日のハイライトでございます。

 

配1392レの通過後から

少し雲の厚みが和らぎまして、

ほんのりと陽射しを感じられるような光線具合となりました。

 

これ、ピーカンであれば恐らく釜のお顔は

陰ってしまうので、このくらいの明るさで

丁度良かったのかも知れません。

 

ビバ、曇天でございます。

 

 

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2018-01-07 9894列車  鴫野ー吹田貨物(タ)(後打ち)

 

おまけのバックショットでございます。

 

ちゃんと、「71706」と表記のあるショットが残せました。

 

 

この後、列車は吹田からEF210

牽引をバトンタッチ致しまして熊谷(タ)を目指します。

 

折角ですので、EL牽引の姿も撮影しておこうと

思いまして、足早に神崎川を後にいたします。

 

 

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2018-01-07 1182列車  茨木

 

追撃戦となりますEL牽引区間の撮影は

陽のある内に、と神崎川から比較的近い

茨木駅と隣接するショッピングモールを

結んでいる橋上通路から狙います。

 

列車が来た!と思ったら、なんとお昼のスジであるはずの

レール輸送列車、1182レでございました。

 

調べてみますと、日中に事故があった様でダイヤが

大幅に乱れておりました。

 

 

結局、目標を仕留めることは出来す、この場を去る事になりました。

 

更に残念なのは、私の去った直後に列車が通過したらしい事を

後から知ってしまい軽く凹んだのでございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第371列車 「 神崎川橋梁にて青ゴトーを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます

 

 

本日はお仕事三昧でございます。


ネットを見ておりますと学生の鉄さん達は

西へ東へ、北へ南へと遠征に出られての

鉄活を満喫なさっていらっしゃるご様子。


羨ましい限りです。


私も何処かへ旅立ちたいものでございます…


残念ながらフリではなく、しばらくは遠くへ

出掛ける予定もありません。


 

さて、今回の更新は通達365にてご紹介いたしました

EF66 30号機を狙う前に撮影致しました貨物列車を

少し、ご紹介いたします。

 

まずはじめに、大阪貨物(タ)から百済貨物(タ)までの

短距離運転となる83レ、その先頭に立つEF510からの

ご紹介でございます。

 

 

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2017-11-23 83列車  吹田貨物(タ)ー鴫野

 

時刻は丁度お昼時。

 

吹田から百済へ向かう城東貨物線の神崎川橋梁を渡る、

JR東日本EF510-511号機が先頭に立つ83レ。

 

ヘッドマークステーが残されたそのお顔に、

かつてのブルトレ牽引機、いわば

王者としての風格が見られます。

 


この場所は、

拙ブログのトップ画像にさせていただいております、

瑞風の中間車甲種輸送を撮影したポイントの、

対岸に位置しております。



私がこのポイントへ到着した時には、先客が

3人いらっしゃいまして、

狭いポイントですのでベストポジションに

空きが有りませんでした。

 

そこで普段はあまり組まない、広角レンズでの

ローアングル構図で撮影に挑戦したのが

表題の写真となります。

 

 

機関車の側面には、現在急ピッチで建設の進む

おおさか東線の鴫野ー新大阪間で使用される

トラス橋が写りこんでおりました。

 

 光線具合もよく、ネタではないものの

満足のいく写真になりました。

 

 

この日は、午前中に下って来る

EF66の所定運用スジ1083レに、

ロクロクことEF66 30号機が充当されて

おりました。

 

撮影せねば!と自宅を出たものの、

イメージしておりました

高槻ー摂津富田の撮影地へ到着したのは

列車が通過した後でございました。

 

そこで、1083レが吹田で長時間停車をしている間に

移動して、吹田のエキセンで撮影しよう、と考えまして

摂津富田駅へ。

 

少し時間に余裕がありましたので摂津富田駅にて

上り貨物列車の撮影をしておきます。

 

 

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 2017-11-23 1070列車  摂津富田

 

線形から午前中の上り列車が側面順光になりますので、

やって来た貨物列車へカメラを向けます。

 

牽引機は岡山のEF210-5号機。

 

桃太郎と書かれた大きな側面ロゴが無く、

助士席窓下に小さく描かれています初期型の

釜でございます。

 

岡山のEF210は、通称オカモモと呼ばれ、

吹田のスイモモ、新鶴見のツルモモと区別されております。

 

オカモモには初期型が集中して配置されているので

オカモモ運用の列車を狙っていると遭遇率が高いですね。

 

 

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 2017-11-23 8056列車  摂津富田

 

続いては臨時貨物列車として設定されている8056レでございます。

 

こちらもオカモモ仕業でございまして、

この日は同じく初期型の

EF210-7号機を撮影致しました。

 

 

この撮影後、1083レを狙うべく吹田駅へ移動致します。

 

 

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 2017-11-23 1180列車  吹田

 

吹田駅へ到着すると、安治川口からのレール輸送列車

1180レがやって来ました。

 

普段であればスイモモが仕業に就くのですが、

この日は代走でEF66 123号機が空チキ6両を

牽いておりました。

 

 

本来であれば、このままここで1083レを狙うのですが、

この日は久しぶりのロクロクによる

1083レとなりましたので沿線で撮影したい、

という欲求に勝てませんでした。

 

迷った末に吹田駅を出て、神崎川橋梁へと向かいます。

 

 

所が!

普段は車で乗り付けておりましたので、

駅から橋梁までの距離を把握し切れておらず

私が神崎川へ到着した時には

既に1083レは通過した後でございました…

 

 

折角来たので何か撮影して帰ろう、と思っての

挑戦が冒頭のEF510、青ゴトーさんでございました。

 

思わず「いい絵」が撮れまして、

気持ちが上向きになった出来事でございました。

 

その後は通達365にてご報告いたしました

流れとなりましたのはご存じの通りでございます。 

 

 

 それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第370列車 「 甲193 JR貨物 DD200-901号機の甲種輸送を狙う・後編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

昨年6月末に新製出場を果たした

JR貨物期待のニューカマー(釜ー?)、DD200型ディーゼル機関車

 

試作車という事で、出場以降は首都圏、

東北地方での試験運転を行っておりましたが、

このお正月明けからは九州での試験運転を

実施するそうでして、昨日未明に首都圏を発ち、

吹田で1泊した後本日午前に九州へ向け、

吹田を出発しております。

 

 

私は昨日、能登川ー安土のストレートにて

件の甲種輸送を撮影後、列車が京都貨物駅

40分ほど停車するのを利用して

追っかけを敢行致しました。

 

次なる撮影ポイントは…

 

 

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2018-01-04 5085列車  島本ー高槻

 

今後は新名神高速道路の建設で撮影が

難しくなるのでは、と言われております

上牧カーブへとやって参りました。

 

この場には、拙ブログで読者登録を

いただいておりますeuro-yoshi221氏や

師匠をはじめ、なじみの鉄さん方にお会い出来ました。

 

アヅノトには私一人(離れたところに+2人ほど)しか

いなかった鉄さんの姿も、京阪神の沿線では

15人ほどが集っておられ、テンションが上がります。

 

 

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2017-01-04 5085列車  島本ー高槻(先打ち)

 

前編では雪の残る築堤を通過した列車も、

風はあるものの陽光が射す温かな大阪では

コンディションもよく気持ち良い撮影が出来ました。

 

 

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2018-01-04 5085列車  島本ー高槻(後打ち)

 

颯爽と東海道を下って行く

DD200-901号機のバックショットを狙います。

 

 

角の鋭角的なデザインが特徴的な

DD200の姿を捉える事が出来ました。

 

機関車と言えば角の丸みを帯びたものでございましたが、

HD300といい、このDD200といい角張ったスタイルには

新鮮な感じがいたします。

 

見慣れない故の違和感も、量産車が闊歩するようになれば

当たり前の光景となるのでしょうね。

 

いずれ、近い将来には…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第369列車 「 甲193 JR貨物 DD200-901号機の甲種輸送を狙う・前編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

諸般の事情で更新が遅れてしまいました。

 

20時にアクセスいただいた方には申し訳ございません。

 

謹んでお詫び申し上げます。

 

 

本日は2018年初めての甲種輸送が実施されまして、

気合を入れて滋賀県へ撮影に行って参りました。

 

 

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2018-01-04 5085列車  能登川ー安土

 

有名撮影地、アヅノトのストレートを、

能登川寄りに進んだトンネルの出口付近が

今回の撮影ポイントとなりました。

 

ご覧の通り、まだ雪が残る凍てつく環境でございます。

 

 

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2018-01-04 223系J10編成  能登川ー安土

 

現着してまずは練習電でございます。

 

こうして見てみると、線路脇には

細かな障害物が有り、思ったよりも

スッキリと抜ける訳ではありませんでした。

 

線路に寄っての撮影となると、

線路に沿って伸びる農道がこのように

構図の下側を占拠してしまいます。

 

また、本日の甲種輸送は機関車2両の短編成でしたので

サイド構図での撮影の方が適しているのでは、との

判断から、本番では位置を変えております。

 

 

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2018-01-04 安土町文芸の郷・体育館  安土町

 

私が現着した時にはそれほどの雪でもなかった

北向きの山にも、列車を待っている間に降るせいで

はっきりと白くなってしまいました。

 

まるでお砂糖をまぶした様な山でございます。

 

平成の大合併近江八幡市となった安土町の、

ちょっと変わった外観の建物。

 

その背後にそびえる雄大な風景に

つい、シャッターを切ってしまいました。

 

それにしても、みぞれ雨が降りしきる待ち時間は

もはや寒い、を通り越して痛い、でございました…

 

 

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2018-01-04 5085列車  能登川ー安土

 

表題の撮影後、引いた構図でワンモアショット。

 

線路の背後にある山は南向きの為、ほんの僅かに

残雪しているだけでございました。

 

ちょっとでも雪を表現したくて大きく引いた構図で狙ってみました。

 

 

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2018-01-04 DD200-901号機  能登川ー安土

 

被輸送車両であるDD200-901号機のキャブを、

望遠で狙います。

 

後部の側窓には特大貨物検査票が貼付されておりまして、

これが甲種輸送の証となっておりました。

 

 

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2017-01-04 5085列車  能登川ー安土(後打ち)

 

機関車後部に反射板を取り付けられて、吹田へと

向かう甲種輸送列車。

 

このスジ、本来は定期貨物列車なのですが、

本日までは貨物列車の運転がお休みの為に

重連単機での運転となっておりました。

 

 

昨年6月末に実施された、DD200-901号機の新製出場時の

様子を振り返っていて気付いたのですが、

何故か出場時と今回では方転しておりまして

エンドが出場時と逆を向いての輸送でございます。

 

kyouhisiho2008.hatenablog.com

 

この時に撮影したのと同じエンドを

今回も撮影する事になるとは…

 

 

後編は次回更新とさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第368列車 「 併用軌道さんぽ・阪堺電気軌道モ161形161号車とオリエント急行殺人事件ラッピングの166号車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

昨日は親族と初詣に洒落込みまして、多くの参拝客で

賑わう住吉大社へと行って参りました。

 

この住吉大社、毎年お正月には大変な賑わいを

見せておりまして、昨年なども阪堺電車ではほぼ全車を

投入して大量の人員輸送の任に当たらせておりました。

 

 大晦日〜4日までは、正月対応の臨時ダイヤで

運行しているそうでして、恐らくは今年も

そうではなかろうか、と元旦の晩に調べて

みますと、予想通り4両が現存するモ161形全てが

稼働していた事が判りました。

 

これは撮影に行きたい!

 

と、思ったのですが2日は初詣へ出かける予定で

埋まっておりました。

 

そこで一計を案じ、親族達との参拝先を

住吉大社へ仕向けまして、まんまとモ161形を

撮影するチャンスをゲットするに至ります。

 

 

午前中は参拝の方へ付き合いまして、

初詣を済ませた親族一同をさっさと天王寺方へ見送り

ようやく午後からはお一人様鉄活詣と相成りました。

 

 

4両が現存するモ161形の内、161号車は

昭和40年代のスタイルになっていまして

えび茶色とグリーンの2色をまとったレトロな外観で

ございます。

 

この車両、定期運用からは基本的に外れていますので、

撮影するとなるとイベントや貸し切り列車を

狙わなければ撮影が叶いません。

 

所がお正月の大量輸送時には161号車も

駆り出される様で、この日は一般運用に就く

姿を捉える事が出来ました。

 

 

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2018-01-02 モ161形161号車  住吉鳥居前細井川

 

サイドの光線が弱く、架線の影をお顔にいただく

残念な出来栄えでございました。

 

阪堺線は南北に伸びる路線ですので、順光で狙うとなると

どうしても浜寺公園方へ向かう列車となってしまいます。

 

 

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2018-01-02 モ161形161号車  住吉鳥居前細井川

 

先ほどの画像から少し引き付けてもう1ショット。

 

排障器下端が見切れてしまっているかな、セーフかな

といったかなり際どい一枚でございます。

 

ミニスカの際どさは大好きなのですが、こういう際どさは

避けなければいけませんね…

 

 

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2018-01-02 モ161形161号車  住吉鳥居前細井川(後打ち)

 

バックショットをおまけとして、併用軌道と

専用軌道の境目となる地点に差し掛かる

シーンを撮影し、161号車を見送りました。

 


この後我孫子道から折り返してくるのかと

思っておりましたが、車庫へ入庫して

しまい、再撮影の機会は得られませんでした…

 

 

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2018-01-02 モ161形166号車  住吉鳥居前細井川

 

続いては昨年12月8日に封切られた、映画のラッピングに身を包む166号車でございます。

 

側面上部には英語で「阪堺電気軌道特別車」と

記載されております。

英語だとHANKAI TRAMWAY なんですね。

 

このラッピングの面白い点は、

オリエント急行の客車を模したデザインの

ラッピングである、という事と

出演俳優の姿が各窓に一人ずつ描かれている、

という2点でございましょうか。

 

恐らく、描かれている俳優の中に

被害者と加害者が居るのでしょうねw

 


クリスティの性格が窺い知れる原作を

このリメイク映画ではどのように料理されているのか、

ちょっとばかり気になりますが、内容を知っているだけに

劇場へ足を運ぶ気にはなりません…

 

 

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2018-01-02 モ161形166号車  細井川住吉鳥居前

 

影の濃ゆいドアンダーでございます…


166号車は我孫子道から再び天王寺駅前へ向け、

運行されておりました。



かつて本物のオリエント急行客車を2度ほど

撮影した事がございまして、この装いを

眺めているとその当時の事が思い出されます。


あの頃はまだJR各社の差がほとんど無く、

足並みを揃えた凄い企画が打ち出されて

おりましたね。


 

このポイント、ご存じの方も多いかと思いますが、

初詣で賑わうこの期間は歩行者天国となっておりまして、

車道に出て悠々と撮影する事が出来ます。

 

 

沿線には161形をはじめ、次から次へとやって来る

阪堺電車の車両を撮影する鉄さん達や、そんな彼らに交じって

スマホを向けるギャラリーも多くいらっしゃいました。

 

モ161形だけでなく、1001形やモ501形、モ351形など

魅力的な車両を撮影する絶好の機会を得る事が出来ました。

 

 

撮影の成果は今後おいおいご紹介いたしますが、

まずは目玉となります161号車と、間もなくラッピングが

終了となります166号車をご紹介させていただきました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!