写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達026 「 U@TECH(ユーテック)を小雪舞う嵯峨野線で狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

24日の更新時に雪まみれになった…、と記載しましたが

その理由が本日の更新です。

 

 

さて、JR西日本の在来線技術試験車両ユーテック、という車両があります。

 

沿線と列車とを大容量ブロードバンドで結び、

運行中の列車の状況をリアルタイムで利用者が把握できるようにするサービスを

実証するための試験車両。そう聞いています。

 

いわゆる事業用車両の一つです。

 

線路の規格が高く、都市部・山間部・田舎街と短い距離で

バラエティーに富んだ沿線を持ち、尚且つ列車密度の少ない線区という事で

山陰本線の京都ー園部間、通称・嵯峨野線で2015年までは年に2度、

各2週間ほどの間をかけて試験運転されていたこの車両。

 

それがどういうわけか

一昨年秋から所属先の吹田工場で動かぬ姿を衆目に晒しておりました。

 

まさか廃車?と噂になっておりましたが、昨年末に試運転する姿が目撃され、

今年に入って再び嵯峨野線での試運転計画を耳にしました。

 

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2017-01-24 試9215M 馬堀ー亀岡

 

 

毎度のことですが仕事をひと段落させて撮影に向かうと時間がギリギリで、

ロクに構図や露出を設定できず列車が来てしまいました。

 

上の画像は前哨戦。

場所を移動しての本番は次です。

 

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2017-01-24 試9215M 千代川ー八木

 

2発目。

 

馬堀に着いた時は薄曇りだった空模様は千代川辺りで

かなり分厚い雲になっていました。

この画像を撮影した時点でみぞれの様な雪が降り始めていました。

 

車での移動の為、傘は持っていません。

撮影後は車に退避しましたが結構な濡れ具合になりました。

 

 

列車は園部まで行くと折り返して京都へ向かいます。

そこで折り返しを狙うべく思案しましましたが

天候も読めないので、もしかしたらこのあと

晴れて光線具合が悪い画像になるかもしれないと

この場にとどまって構図を変えて撮影する事にしました。

 

所が、みぞれの様だった雪はますます強くなりいつの間にか粉雪に。

 

f:id:kyouhisiho2008:20170126234251j:plain2017-01-24 221系4連 八木ー千代川

 

ご覧の様な降雪具合となりました。

 

ピントは合わせづらい、というか合ってません。

服も髪もびしょ濡れ雪まみれ。手はかじかんで凍えます。

 

 

 

そしてやってきた折り返し列車。

 

少し小やみになって来て一安心。

 

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2017-01-24 試9216M 八木ー千代川

 

このユーテック、前後で形式が違うのでどちらの顔?も撮影したくて

頑張ってみました。

 

天候も悪くつらっかたのですが何とか思った絵となり安堵。

 

 

ちなみにこの撮影後10分ほどで雪はすっかり止みました…

 

 

 

それでは

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!