この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
近頃は少し暖かくなってまいりました。
日中は車の中にいると暖かいを通り越して少々汗ばむ位の気温です。
しかしながら日が陰ったり日没後等はまだひんやりと寒さがありますし、
夜間に戸外へ出るとさぶっ、とつぶやく程度には冷ややかな気温ですね。
さて、今回の更新はそんな暖かな日中に撮影した記録になります。
今改正以降使用車両が変更されるのではないかと言われている
羽衣線は阪和線の鳳駅から分岐し、一駅先の東羽衣駅までを結んでいます。
東羽衣駅のすぐ傍には南海電鉄の羽衣駅があり、南海とJRとの乗換駅として
機能しています。
この羽衣線では、2017年2月現在吹田総合車両所日根野支所に所属する103系3連が限定運用に就いております。
ですが現在、東羽衣駅のプラットフォームでは4両対応工事を実施中で、
この工事終了と同時に103系3連から新製配置された225系4連または223系4連に
置き換えられるだろうとみられております。
撮れなくなる前に記録しておこう、という趣旨です。
この羽衣線、鳳駅は地上駅なのですが駅を出て300mほど進むと高架線になり
東羽衣駅まで高架のままとなります。
従って沿線で撮影するのであれば鳳駅から高架が始まるまでの区間でとなるのですが、
その場合編成が抜ける撮影ポイントは1か所しかありません。
2017-02-26 阪和線・阪和支線 鳳駅
これは撮影ポイントから鳳駅を望んだ画像ですが、
左の赤い枠の中に水色の車両が見えます。これが停車中の羽衣線運用車両です。
2017-02-26 103系HL101編成 鳳ー東羽衣
架線柱の影がお顔に…
このポイント、終日逆光か半逆光となる為、側面が影になってしまいます。
103系の3両が支線運用に就く姿って、かつての鶴見線みたいですね。
羽衣線の運用はこの1編成が終日、鳳と東羽衣をピストンするというもので、
15分間隔で鳳駅を発車しています。
従って10分もしないうちに折り返しがやってきます。
2017-02-26 103系HL101編成 東羽衣ー鳳
この日の運用は日根野支所の103系3連の中でも延命40N工事が施工された
HL101編成で、まろやかな低運転台の103系顔の癖に
ヘッドライトは埋め込まれ側面は雨どいが隠され屋根まで続く
つるんとしたボディの車両で統一されています。
103系4両は阪和線や奈良線で、2両なら播但線などでも見られますが3両の定期運用は現在ではここ羽衣線だけではないでしょうか。
利用客からすれば新しい車両に置き換わり利便性が向上するのを
喜ばしく感じるのですが、
国鉄型が消えていくのは寂しいものだと思います。
これも時代、と諦めるしかないのでしょう。
我々鉄に出来る事は、こうして画像に記録し、
後々まで記憶しておく事くらいですから。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!