この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
卒業シーズン真っ盛りですね。
街中には証書を入れる丸い筒を持った学生の姿がよく見かけられました。
あの筒、なんて言うんですかね。なんか名称があるのでしょうか。
さて、今回の更新は、私が長い間撮影したくても叶わなかったネタの一つ、
JR貨物のコンテナ貨車コキ107形の新製出場に伴う甲種輸送について、となります。
コキ107形はJR貨物が発足してから、
連綿と開発され続けているコキ100系コンテナ車シリーズの集大成的な車両で、
愛知にある日本車両と兵庫にある川崎重工の2社で製造されています。
このコキ107形、月に何回も新製出場しているのですが、未だ私は撮影した事がありませんでした。
吹田から平野にある百済貨物ターミナルまではEF66あるいはEF210が
牽引しておりました。
DE10が牽引する区間は私の仕事上、撮影に出向くのが厳しく、
撮影可能な時間の方はEL牽引で魅力が乏しく感じていた事情から
ついつい今度撮影しようと、ズルズル後回しにしてしまっておりました。
ところが。
この3月4日に実施されたダイヤ改正において
コキ107形の甲種輸送に変化がありました。
一つは吹田への到着時間が以前のスジより少し遅くなりました。
もう一つは吹田から百済貨物タまでの区間が無くなりました(甲種輸送として設定されなくなりました)。
従って兵庫ー吹田間でしか撮影出来ません。
このような変化はもしかしたら今後、暫時発生するかもしれません。
ボヤボヤしているといつでも撮影できると思っていたものが
撮影出来なくなるかもしれません。
そこで、今回は一念発起してチョイ鉄する事となりました。
前振りが長くてすいません。
前年度よりもスジが遅くなったのが幸いして、なんとか撮影地まで間に合いそうな
行程でした。
しかし、もうすぐ到着するという所で携帯に着信が。
会社からでした。
応答しない訳にもいきませんので受話してみると、緊急で社に戻らねばならないとの事。
もうちょっとで撮影地に着くのに。
時間ぎりぎりで甲種の通過に間に合いそうなのに。
というわけで仕事は少し脇へ置いておいて、甲種を撮影する事としました(笑)
ここで諦めたらストレス溜まりますもん。
撮影地に到着したのは甲種通過のほんまにギリギリ直前だったため、
この日も練習電は無しでいきなり本番でした。
2017-03-17 第9868列車 東淀川ー吹田
コキ107形は今回の甲種輸送で1745両まで完成、配置される事となります。
JR発足後に新製された形式の中で、
1000両を越える同一車両はこのコキ100系くらいではないでしょうか。
また、今回の牽引機は通達039において愛知機関区から転属してきた
1750号機が牽引しておりました。
岡山配置になったのですが吹田に常駐してくれているおかげで
元気な姿を撮影することが出来ました。
吹田で大宮更新のハチマキ白帯が撮影出来るとは。
今回はこの後急いで職場に戻らねばならなかったので
残念ながらこれ一葉きりの更新とさせていただいます。
ちなみにJR貨物では今年度もコキ107形を400輌ほど新製するそうです。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!