写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達133 「 さようなら、タンゴディスカバリー! 京都丹後鉄道遠征 その1 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



今朝、というか昨夜から関西では風雨が強く驚きました。


四国大サロの復路に瀬戸のヘッドマーク付きも驚きです。予告なしにブルトレマークとは。

羨ましいなぁ。

 

北びわこのエスコートにはトワ釜のPF、1124号機が入りましたね。

明日の湖北に不参戦は残念でなりません。



瑞風が営業運転のスジで山陰本線を下りました。

私にとってはラッピングを剥がして以降は初の撮影でしたが、

深緑色の車体を綺麗に撮影するのは難しいです。


営業運転開始までに試運転雑記を完結させねば、と考えておりますが

今月はGW期間の鉄活報告で埋まりそうです…


 

 

さて、今回の更新からは、全6回に渡る京都丹後鉄道、

通称「丹鉄(たんてつ)」の撮影をして参りましたご報告として綴らせていただきます。

 

 

京都府北部を走ります丹鉄は元々、

福知山と宮津を結ぶ民鉄路線を運営する「宮福鉄道」として開業いたしました。

 

その後、西舞鶴から宮津を経て豊岡へ至る国鉄宮津線を引き継いで第3セクターとして再出発、運営事業者名を北近畿タンゴ鉄道へと改称。

 

数年前に運営母体が変わり京都丹後鉄道へと再改称しております。

 

 

よく誤解されるのですが、

宮福鉄道から北近畿タンゴ鉄道へは組織の拡大に伴う名称変更で、

北近畿タンゴ鉄道から京都丹後鉄道への変更は運営者の交代によるものです。

 

また、北近畿タンゴ鉄道という組織は現在も存在しております。

今もって路線と車両を保有しており、丹鉄へ有償貸与しながら

そこからの収益を借入先へ返済しております。

 

 

今回、記事と致しますのは

北近畿タンゴ鉄道時代に導入されたKTR8000形特急気動車

タンゴディスカバリー」がこの5月6日で運行終了するという事で、

お別れに行ってきた顛末でございます。

 

 

丹鉄から発表された、タンゴディスカバリーの運用を確認して快晴の宮福線へ。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170504131542j:plain

2017-04-30 KTR8015-8016  宮村ー喜多

 

宮津から福知山へ向かう車両の送り込みを兼ねた快速運用です。

この運用では乗車券だけで乗車できるのでちょっとお得なんですよね。

 

続いては、

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170504131809j:plain

2017-04-30 KTR8016-8015  喜多ー宮村

 

特急として福知山から戻ってきた同編成。

 

4月29日から最終運用日である5月6日までの間、

最後に残ったこの編成には四角いヘッドマークが掲示されておりました。

 

列車は宮津から宮豊線宮津ー豊岡)へ入ります。

 

そこで追っかけすべく、列車の背景に見えている

鳥取豊岡宮津道路(長い名前ですが2区間ほどしか開通していません)に乗って

隣のICで降りると、先回り出来ました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170504132511j:plain

2017-04-30 KTR8015-8016  岩滝口ー与謝野

 

まずは望遠で。

構図が日の丸ですね…

 

半円を描くカーブをアウト側から狙いました。

 

架線が無いのでスッキリ狙えました。

 

背景に見える橋桁が宮村ー喜多のポイントから続く道路です。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170504132719j:plain

2017-04-30 同上  岩滝口ー与謝野

 

今度は引いた構図で。

 

この色合いの車両はかつて、

タンゴディスカバリー」という特急列車として福知山から新大阪まで

485系改造の183系800番台に併結されて乗り入れておりました。

 

近年では京都までこの車両単独で、特急「はしだて」「まいづる」の一部として

乗り入れており、山陰本線京都口でも見かける、なじみのある車両でした。

 

しかしながら経年劣化と需要掘り起こしから、著名なデザイナーの手によって

内外装が一新され、別な車両へとリフォームされていきました。

 

今回はそのリフォーム前の最後の編成を撮影しまくろう、という事で

丹後の地へ赴いたのでした。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170504133408j:plain

2017-04-30 KTR8000形 丹後の海  喜多ー宮村

 

そのリフォーム後の姿がこちら。

 

ブルーメタリック単色になり芋虫のようなフォルムが一層強調されている気がします。

 

遠目なのでわかりづらいのですが、車体にはシンボルマークやロゴなど、

著名なデザイナーの手法だとすぐにわかる装飾が施されております。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170504135546j:plain

2017-04-30 KTR8016-8015  喜多ー宮村

 

背景にそびえる山を構図に取り入れたくて、列車を小さめに。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170504135735j:plain

2017-04-30 KTR8016-8015  喜多ー宮村

 

今度は列車中心の構図で。

 

 

この後は午後から喜多駅界隈で別なネタも撮影し、帰路につきました。

 

 

が、途中で福知山に向かうディスカバリーがもう一度撮影出来る事に気づき、

急遽適当なポイントを探してスタンバイ。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20170504133915j:plain2017-04-30 KTR8015-8016  牧ー荒河かしの木台

 

夕方の斜光線を受けて快走するタンゴディスカバリー

この撮影ですべての行程が終了となりました。

 

 

もう見る事の叶わない緑と白の芋虫に、感謝を込めて。

 

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!