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さて、今回は宮福線を訪れた際に撮影した、
同鉄道最古参の車両たちをご紹介いたします。
通達133でも申し上げましたが、京都丹後鉄道は元々
宮津と福知山を結ぶために建設された、新設路線を運営する鉄道会社として
スタートを切りました。
それが宮福鉄道。
この時導入された車両は今でも宮福線の主力として運用されております。
実は私、昔から宮福鉄道の車両が大好きで、
今回の遠征でも主目的のKTR8000形そっちのけで狙っていたのが
本日ご紹介するMF100、200形気動車達なのです。
形式についている「MF」は宮福鉄道時代の名残でございます。
この日は1枚でも多くのMF形を撮影すべく、わざわざ始発前から宮津入り。
始発列車から撮影を開始いたしました。
2017-04-30 MF103 宮村ー喜多
朝一番でやってきたのはMF103号車。
見てください、このかわいい丸目のライト。更に、角みたいに額に突き出たライト。
可愛さを引き立たせるショートボディ。
もう大興奮でございます。
2017-04-30 同上 宮村ー喜多
車体側面には沿線にある大江山の酒呑童子を基にした鬼のイラストが貼られています。
そう、このMF形は鬼をモチーフにデザインされているのです。
MF100形は緑を基調とする色合いで青鬼を、
MF200形は赤鬼をイメージしているそうです。
2017-04-30 MF202+MF101 宮村ー喜多
朝の運用ではMF形が2両になるものがありまして、
赤いMF200形と緑の100形が連なってやってきました。
2017-04-30 同上 宮村ー喜多
可愛さを振りまいて走っていきます。
オヤジメロメロ状態でした。
2017-04-30 MF102 辛皮ー喜多
日中の運用は基本的に1両のみで、同じ車両が往復する事になります。
この日の往復運用はMF102号車。
沿線のこいのぼりと絡めて、なんて考えていたのですが、
シャッターチャンスの時だけ風が凪いでしまいました。
2017-04-30 MF102 辛皮ー喜多
今度は車両を中心にした構図で。
2017-04-30 MF102 宮村ー喜多
往復運用なのでもう一度。
2017-04-30 MF201 宮村ー喜多
午後からはMF201も運用に入っておりました。
丹鉄の運用する一般型車両はMF100、200形のほかに
KTR700、800という車両も有るのですが、
宮福線では代走以外でKTR形が普通列車の運用に就くことはない様です。
MF形の運用は設定されておりません。
由良川橋梁を渡るMF100形なんて、可愛さの極致なのになぁ、と夢想してしまいます。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!