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昨夕はメトロ13000系の第8編成が出場し、甲種輸送されました。
実は都合をつけて撮影しに行ったのですが、見事に自爆し、
沈んでしまいました。
中々成長できません。
そんな凹んだ気分で迎えた本日は「父の日」。
私の父親は今70代の高齢者なのですが、最近は名詞などの単語がすぐに出てこず
よく「あー、ほら、あれや」とおなじみのやり取りが行われます。
以前はすぐに助け舟を出していたのですが、大脳生理学の先生が仰るには
自分で考えて答えを出さなければ、老化の一途を辿るのだそうです。
そこで最近は「んー、何やろ?」と答えが出るまで聞き役に徹しております。
父「ほら、あれ。テレビのあれを変える、ピッてするヤツ」
私(あぁ、リモコンね)「ピッてするヤツな、うん。あれ何て名前やったっけ?」
父「判ってるんならもうええやろ!」
などといったやり取りで父子の絆を深めております。
さて、前回の通達168において1号を撮影したのですが、
1号通過後しばらくすると、木之本へ着いた北びわこ号を米原まで連れ戻すために
エスコート役のPFが追いかけてきます。
2017-05-28 単9221列車 長浜ー虎姫
この日のエスコート役はEF65 1128号機。原色のPFが軽快に駆け抜けていきました。
2017-05-28 回9242列車 虎姫ー長浜
PFの単機を撮影後、一つ長浜寄りの踏切へ移動して回送を狙います。
そうする事で上り列車も麦秋の画像にする事が出来ました。
が、構図が適当過ぎました。
そして、おまけ。
2017-05-28 回9242列車 虎姫ー長浜(後打ち)
振り向き構図は水田でした。
ただ、風が強く水鏡なんて望めません。
C56から煙が出ていると、
何となくこちらに向かってきている様に錯覚してしまいます。
老齢のC56オヤジが頑張った後は若いPFが面倒を見る、
北びわこの機関車親子共演、といった塩梅でございました。
12系客車を挟んだ2両の機関車の間では、
きっとこんな会話が交わされている事でしょう…
「い~つもすまんなぁ、EF65には世話ァかけるなぁ~。」
「C56オヤジ、気にするなよ。オヤジこそいい年して無理すんなよな。」
「何言うてんねん。無理なんてしてへん。わしゃ、まだまだ走れるんやでぇ。
そうや、米原に戻ったらお前も一緒にアレ食べよかぁ。」
「アレ?アレって何や?」
「あー、アレはアレやないかぁ、ほら。黒ぅて固くて、食ぅたら元気になるアレや!」
「オヤジ…電気機関車のオレに石炭食わせる気か…」
お後が宜しいようで。
それでは、
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