写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達295 「 関西本線紀行 キハ120を狙う その1 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

台風が東海地方へ上陸の予報とされ、

ここ関西でも夕方から主要幹線では間引き運転が始まり、一部の路線では

午後8時以降は運休が決まるなど、厳戒態勢が敷かれております。

 

被害の程度が軽微であればよいと、そう祈っております。

 

 

さて、今回の更新より、ネタのストックがなくなってしまいそうな為

関西本線で撮影したキハ120の画像を小出しでご紹介するセコい手法に移行致します。

 

更新内容はさして面白味もなく、画像も少なく特にどうという事はないのですが、

毎日更新を続ける上での苦肉の策、とご容赦ください。

 

 

関西本線は名古屋から難波(現、JR難波)までを結ぶ路線でございます。

 

律令時代に制定された原初の東海道は、奈良が首都(飛鳥/平城京)であった為に

現在の関西本線同様のルートを取っておりました。

 

平安京に遷都したあたりからは現在の国道1号線にそったものに改まった様でございます。

 

 

国鉄時代は直通の優等列車も設定され、JR化後も奈良ー名古屋間では

気動車急行が走っておりました。

 

ですが、現在ではサービス、所要時間共に、この区間を併走する民鉄である

近畿日本鉄道線に大きく水を開けられ、名古屋からの直通はおろか、JR東海

JR西日本の境界駅である亀山をまたぐ列車は設定されておりません。

 

 

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2017-10-09 キハ120-15+キハ120-8  佐那具ー新堂

 

亀山ー加茂の間は単線非電化の長閑な路線となっておりまして、

JR西日本初の気動車である、キハ120形が基本的に2両で運行されております。

 

画像は基本番台が2両連なる列車でございます。

 

稲刈りも終わった静かな田を横目に、やおら走り抜けていく列車。

 

 

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2017-10-09 キハ120-14+キハ120-305  佐那具ー新堂

 

線炉端にススキの穂が揺れだした秋の入り口。

 

全国的にも珍しいJR車両で16m級の車両、キハ120形でございます。

 

小さな車体を揺らしながら、軽快に走る姿は登場から20年以上が経過した今も、

あまり古さを感じさせません。

 

 

関西本線で運用されるキハ120形は亀山鉄道部に0番台8両と300番台6両、14両が

在籍し、画像のように2両単位での運用に就いております。

 

両番台とも外観に差異が無いので(300番台はセミクロス、0番台はロングシート

判りにくいのですが、

上の画像のように両番台が併結していて乗客が窓際に座っていらっしゃると、

後方の300番台はクロスシート、前方の0番台はロングシートというのが

なんとなく判るでしょうか。

 

 

次回も引き続き、キハ120をご紹介致します。

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!