写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第390列車 「 神戸貨物ターミナルでのコンテナの積み下し作業を眺める 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

春のSL北びわこ号の運転計画が発表されました。


釜についての正式なプレスリリースが

なされておりませんが貴婦人の登板、今年は

あるのでしょうか?


時刻表によると、C56牽引と記載が

あるのも気になります。


スジの方は例年と変わらず1日2本、との事で

安心でございます。


運転日は3月の4、25と5月の27の3日間だそうです。


また熱い湖北詣でのシーズンが始まります!



さて、今回は随分とマニアックな内容の

記事となります。

 

あと画像マシマシです。

 

本記事のサブタイトルから

お察しいただけるかと思うのですが、

今回の更新は日常ネタ、それも貨物ターミナルで

貨車からコンテナを荷役する光景を漠然と

撮影した、興味のない方からするとほんまに

面白味のない記事となっております。

 

偶にはこんな記事もアリではないか?と

更新してみました。

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

大阪(タ)を8:40に出発した高松行のコンテナ列車73レは、

吹田機関区のEF210に牽引され、神戸貨物(タ)へ

定刻の9:57に到着致しました。

 

到着するとすぐに、フォークリフトがやって来まして

荷卸しをするコンテナを下ろしていきます。

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

1本の貨物列車に2台のフォークリフトで作業を行い、

15分ほどで荷卸しが完了致しました。

 

随分と速い作業時間に驚かされます。 

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

荷卸しが終わると、作業員さんがやってきました。

 

左手に持っているのは、鉤爪の様な形状の

細い金属がついた器具でございます。

 

一体あれを何に使うのか、

今回は不明のままでございました。

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

コンテナを緊締する部分のロックを外し、

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

手前にグイッと引っ張って、

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

車体側へ下ろします。 

 

ここにコンテナを積むのであれば、緊締具を外す事も

無いのではないか?何をする為に緊締具を外したのか?

疑問が湧いて参りました。 

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

今度は積み込みが始まります。


こちら側は緊締具も上がったまんまです。

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

まずは一つ目。 

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

次に二つ目。

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

2つのコンテナは同じ色合いですが形状が違います。


型番が違うので、用途なども異なっているのでしょうか。

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

3つ目は白色のコンテナでございました。

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

これで3個のコンテナが積まれました。

 

ここで疑問が深まります。

 

コンテナをコキへ積むには法則がございまして、

片側に3個のコンテナを積むとバランスが悪くなるので

釣り合いを取る為に反対側にもコンテナを

積まねばなりません。

 

しかし反対側は先ほど緊締具を外しておりました。

 

では一体どうするのか、という疑問でございます。

 

 

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2017-12-24 作業中のフォークリフト  神戸貨物(タ)

 

列車へ3つのコンテナを積み終えたフォークリフト

何やら奥の方から戻ってきました。

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

あ!産廃コンテナ… 

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

産廃コンテナをコキの方へ持って来ました。

 

 

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2017-12-24 73列車  神戸貨物(タ)

 

普通コンテナより長い産廃コンテナを

積載する為、干渉する部分の緊締具を

畳んでいた事が判りました。

 

 

こうして全ての作業を終えた73レは、この後10:47、

高松へ向け定刻の発車となったのでございました。 

 

 

それにしても、普段はじっくり眺める事の無い

コンテナヤードを見ていると、随分と

フォークリフト作業員さんが活躍されている

姿が見られます。

 

この様な皆様のおかげで、迅速な荷役が為され

貨物鉄道の発展に寄与しているのでしょう。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!