写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第407列車 「 併用軌道さんぽ・阪堺電気軌道 堺トラム1001形を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


本日はヌル晴れかと思いましたが小雨も降る生憎の

空模様となりました、関西。 


折角の休日ですが、私は諸事情で日中は非鉄三昧と

なってしまいました…


動けるなら奈良線とか貨物とか、撮影しに行きたい

ネタはあったのですが無念です…



さて、今回の更新は今年の三が日に訪問致しました

阪堺電車において撮影した、最新型車両1001形の

ご紹介となります。


久しぶりとなります日常ネタとなりました。


阪堺電車は沢山撮影しておりまして、

5記事分くらいのネタがあるのですがダラダラと

更新を続けても面白みがございませんので、

日常のが続く様でしたら他のネタも織り交ぜて

更新していこうかと考えております。

 


本形式1001形は2013年から増備の始まった

超低床電車でございまして、2014年に1002編成、

2015年に1003編成がそれぞれ増備され、現在は

3編成の陣容となっております。

 

各編成それぞれに専用カラーが定められており、

通達363にてご紹介いたしました1001編成には緑色を配し、

千利休からイメージされたのか「茶ちゃ」の愛称が

つけられています。

 

1002編成には紫が用いられ、「紫おん」の愛称が、

1003編成にはブルーがあしらわれ「青らん」と

呼ばれております。

 

 

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2018-01-02 1001形1003編成  住吉鳥居前細井川

 

2015年に増備された最新車両の1003編成。

 

阪堺電車唯一の連接車体を持ち、足回りまで覆われた

超低床のボディは

他の車両群にあって一際異彩を放っておりました。

 

この車両は側窓上部に、愛称の由来である青があしらわれ

爽やかな印象をもたらしております。

 

 

この時も前面下部にはグッドデザイン賞を受賞した記念の

ヘッドマークが掲げられておりました。

 

 

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2018-01-02 1001形1003編成  住吉鳥居前細井川

 

引いた構図でサイドに寄ってみました。

 

 

併用軌道ならではの、架線ビームが

ワイヤーになっているのも確認出来ます。

 

線路脇に架線柱を建てると自動車の走行に支障を

きたす為、歩道部分に架線柱を建て、軌道上には

ワイヤーで架線を吊っているのでございます。

 

 

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2018-01-02 1001形1002編成  住吉鳥居前細井川

 

こちらは第2編成となる「紫おん」。

 

光線の具合から側面の紫があまり目立たない写真に

なってしまいました。

 

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2018-01-02 1001形1002編成  住吉鳥居前細井川

 

3連接の車体を持つ1001形は、運転台のある車両を

1001A、1001Bとして中間車を1001Cとしています。

 

乗降扉は阪堺電車の実情に合わせ、Cの車両に乗車口を

A、Bそれぞれの進行方向左手に降車口を

備えております。 

 

 

車両は堺市と国からの補助金で導入されている為なのか、

阪堺線恵美須町への乗り入れは無く、もっぱら

天王寺駅前浜寺公園を往復する運用に

就いております。

 

 

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2018-01-02 1001形1001号車屋根部  細井川

 

逆光の為、編成写真を諦めた1001編成でしたが、 

それと判る写真だけは撮影しておりました。

 

 最近の電車ではもはや当たり前となった

シングルアームパンタを装備した屋根部。

 

また、はめ殺しかと思われた側窓部は、

上部の小窓のみ開閉が可能な様でございまして

すこーし小窓が開いておりました。

 

撮影日時は真冬でございますが、

恐らく大量の乗客が乗り込む為、空気の入れ替え用に

開けられているものと思われます。

 

 

そう、この日は住吉大社へ参拝するものすっごい

乗客で阪堺電車は大賑わいでございました。

 

ダイヤなど有って無いようなものでは、と思うほど

一駅の区間に数両の車両がひしめき、乗り残された

乗客が電停にあふれます。

 

住吉大社の前には電停に入る為に長蛇の列が

形成され壮観でございました。

 

お正月の風物詩、なのでしょうね。 

 

 

田舎者の私は混雑や行列が苦手なので、浜寺方に

数駅歩き、空いた車両に乗り込んで

天王寺まで戻ったのでございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!