この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日はヌル晴れかと思いましたが小雨も降る生憎の
空模様となりました、関西。
折角の休日ですが、私は諸事情で日中は非鉄三昧と
なってしまいました…
動けるなら奈良線とか貨物とか、撮影しに行きたい
ネタはあったのですが無念です…
さて、今回の更新は今年の三が日に訪問致しました
阪堺電車において撮影した、最新型車両1001形の
ご紹介となります。
久しぶりとなります日常ネタとなりました。
阪堺電車は沢山撮影しておりまして、
5記事分くらいのネタがあるのですがダラダラと
更新を続けても面白みがございませんので、
日常のが続く様でしたら他のネタも織り交ぜて
更新していこうかと考えております。
本形式1001形は2013年から増備の始まった
超低床電車でございまして、2014年に1002編成、
2015年に1003編成がそれぞれ増備され、現在は
3編成の陣容となっております。
各編成それぞれに専用カラーが定められており、
通達363にてご紹介いたしました1001編成には緑色を配し、
千利休からイメージされたのか「茶ちゃ」の愛称が
つけられています。
1002編成には紫が用いられ、「紫おん」の愛称が、
1003編成にはブルーがあしらわれ「青らん」と
呼ばれております。
2018-01-02 1001形1003編成 住吉鳥居前ー細井川
2015年に増備された最新車両の1003編成。
阪堺電車唯一の連接車体を持ち、足回りまで覆われた
超低床のボディは
他の車両群にあって一際異彩を放っておりました。
この車両は側窓上部に、愛称の由来である青があしらわれ
爽やかな印象をもたらしております。
この時も前面下部にはグッドデザイン賞を受賞した記念の
ヘッドマークが掲げられておりました。
2018-01-02 1001形1003編成 住吉鳥居前ー細井川
引いた構図でサイドに寄ってみました。
併用軌道ならではの、架線ビームが
ワイヤーになっているのも確認出来ます。
線路脇に架線柱を建てると自動車の走行に支障を
きたす為、歩道部分に架線柱を建て、軌道上には
ワイヤーで架線を吊っているのでございます。
2018-01-02 1001形1002編成 住吉鳥居前ー細井川
こちらは第2編成となる「紫おん」。
光線の具合から側面の紫があまり目立たない写真に
なってしまいました。
2018-01-02 1001形1002編成 住吉鳥居前ー細井川
3連接の車体を持つ1001形は、運転台のある車両を
1001A、1001Bとして中間車を1001Cとしています。
乗降扉は阪堺電車の実情に合わせ、Cの車両に乗車口を
A、Bそれぞれの進行方向左手に降車口を
備えております。
就いております。
2018-01-02 1001形1001号車屋根部 細井川
逆光の為、編成写真を諦めた1001編成でしたが、
それと判る写真だけは撮影しておりました。
最近の電車ではもはや当たり前となった
シングルアームパンタを装備した屋根部。
また、はめ殺しかと思われた側窓部は、
上部の小窓のみ開閉が可能な様でございまして
すこーし小窓が開いておりました。
撮影日時は真冬でございますが、
恐らく大量の乗客が乗り込む為、空気の入れ替え用に
開けられているものと思われます。
そう、この日は住吉大社へ参拝するものすっごい
乗客で阪堺電車は大賑わいでございました。
ダイヤなど有って無いようなものでは、と思うほど
一駅の区間に数両の車両がひしめき、乗り残された
乗客が電停にあふれます。
住吉大社の前には電停に入る為に長蛇の列が
形成され壮観でございました。
お正月の風物詩、なのでしょうね。
田舎者の私は混雑や行列が苦手なので、浜寺方に
数駅歩き、空いた車両に乗り込んで
天王寺まで戻ったのでございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!