この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
次の祝日は2ヶ月以上も先…
今朝、起床して愕然と致しました。
そう考えると、まとめて祝日があるよりも
6月などに分散配置して欲しくなりますね。
昨夜から降り出した雨が今朝もアスファルトを
黒く染める関西。
お陰で気温は低め、過ごし易い一日となりました。
さて、本日の更新は昨夕の丹後半島にて
山間に立ち込める雨雲の下、孤高のシルエットが
動き出せばそれは紛れも無くヤツさ、という事で
撮影して参りましたご報告となります。
その名は「タンゴエクスプローラー」。
コブ○ではありません。
第3セクターとしては初めてとなります、
新造観光特急型車両として1990年にデビューを果たし、
乗り入れ、99年からは福知山線経由で新大阪まで
乗り入れましたこの車両。
惜しくも2011年にJR線内への乗り入れが廃止され、
経年劣化から丹鉄線内での定期運用も終了と
なりました。
なるのも時間の問題では、と思う程に朽ちて
いたのですが今回、3日~6日の限定で、
丹後の海(KTR8000形)に代わり代走運用に就くと
発表があったのでございます。
今年のGW後半は私も仕事の都合や家族運用が入り、
中々自由な鉄活が出来ず撮影が出来なかったの
ですが、運用最終日となります昨日、琵琶湖畔での
撮影から車を走らせ丹後半島へ向かう事が
出来ました。
2018-05-06 KTR001形第2編成 丹後大宮ー与謝野
琵琶湖畔から山科陸橋までの追っかけ後、
ここ丹後大宮の撮影地には列車が通過する20分前に
到着する事が出来ました。
先客は1名、ベテランの風貌をされた鉄さんが
いらっしゃいました。
今にも降り出しそうな雲の下、雨が降る前に列車の
通過を迎える事が出来、二人して喜んでおりました。
2018-05-06 KTR700形705号車 与謝野ー丹後大宮
いわゆる青鬼、と呼ばれる丹鉄の一般型気動車。
その中でも最もベーシックな塗装の車両が
やって参りました。
このKTR700形は大型のパノラミックウィンドウを
備えた側面と、0系新幹線と同型のシートを客室に
持つ、何気に豪華な仕様の普通列車なのです。
こんな車両が当たり前に走っている丹鉄、実に
羨ましいですね。
2018-05-06 KTR700形705号車 与謝野ー丹後大宮(後打ち)
この列車が丹後大宮に到着すると、交換でいよいよ
タンゴエクスプローラーがやって来るのでございます。
コトコトと走り去る姿も愛らしい青鬼ちゃん。
2018-05-06 4006D 丹後大宮ー与謝野
重低音のディーゼルエンジンを響かせて、主役の
登場でございます。
シャンパンゴールドの車体には、赤錆や染みなど
経年による痛みが目立ってはおりました。
ですが、外観からも判るハイデッカー仕様の客室、
高反射率の側面窓を採用し乗客のプライバシーに
配慮したサービス、前面のおでこ付近に設けられた
展望窓など、往時そのままの姿でございました。
練習撮影したKTR700形の客室窓と比べて見てください。
タンゴエクスプローラーの車内は全く見えません。
どうしても架線の無い非電化区間で撮影したくて
強行軍で丹後半島まで足を伸ばしたのですが、
その甲斐があった一枚となりました。
目指します。
私の帰宅ルートと方向が重なる為、上手くすると
追っ掛けが出来るのでは、と目論見まして
昨年の丹鉄訪問時に撮影した喜多付近へ
行ってみる事に致しました。
2018-05-06 4006D 喜多ー辛皮
こちらはJRの電車が乗り入れる関係で電化されており、
架線の下を走る姿となりました。
ここへ到着した時には雨が降り出しておりまして、
止む無く傘を差しての撮影でございましたが、
狙い通りの一枚が撮影出来まして、満足致しました。
所でこの車両、どことなくデザインが蛇のコブラに
似ている様に思うのですが、そう思うのって
私だけなんでしょうかね?
代走運用がコレっきりとなるのか、今後も充当されるのか、
KTR001形のこれからにも注視したいと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!