写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第518列車 「 甲32 JR九州YC1系(YC1-1+YC1-1001)の甲種輸送を狙う 前編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日も実に気持ちの良い青空の広がった関西。

 

絶好の朝練日和でもあり、鉄仲間さんから前夜に

朝練のお誘いをいただいいていたのですが、今朝は

起床事故を起こしてしまい目覚めたのは7時を過ぎた

時間となってしまいました。

 

お誘いいただきました鉄仲間さんに

申し訳ございません。

 

 

さて、今回の更新は昨日、川崎重工兵庫工場を出場した

JR九州の新形式車両、YC1系の甲種輸送を撮影して

参りましたご報告となります。

 

今年の1月にJR九州から発表があった内容では、

蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両

ハイブリッド車両)のYC1系を新造して

走行試験を実施するとの事でございました。

 

従来の気動車に用いられているエンジン駆動から、

エンジン発電式モーター駆動に置き換えることで、

二酸化炭素などの排出量や騒音を低減する事が出来、

蓄電池のアシストにより、効率的な走行性能を実現。

 

従来のキハ66系・67系ディーゼルカーと比較して

燃料消費量を約2割減らせるそうでございます。

 

以上、コピペでした(笑)

 

 

JR東日本のGV-E400形やJR北海道のH100形と同じ

駆動方式を採用し、尚且つ蓄電池を搭載という

環境に配慮した仕様となっておりますね。

 

 

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 2018-06-01 YC1系(YC1-1+YC1-1001)  兵庫

 

 YC1系それ自体をじっくり見てみたかったという

思惑もあり、兵庫駅へやって参りました。

 

プレスリリースの際にイメージ図が添えられて

おりました通りの外観でございます、YC1系。

 

特徴的な前照灯兼尾灯となります丸い部分には

ベージュ色の素材で養生されておりました。

 

そのせいで、まるで明石の玉子焼き(明石焼き)かと

思わせます。

 

 

 

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 2018-06-01 単9195列車  麻耶

 

川重から兵庫を経て神戸貨物(タ)までの牽引には

吹田機関区に常駐する岡山機関区のDE10が

充たります。

 

まずはその担当機関車の送り込みを、麻耶駅にて

撮影してみます。

 

駅の遥か向こうから、軽快に単機でやって来ました

DE10。

 

外側線を通過する為、接近警報も鳴りませんから

居並ぶ乗客たちは誰も気にしておりません。

 

 

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 2018-06-01 単9195列車  麻耶

 

颯爽と駆け抜けていきます。

 

この日の牽引は1743号機が担いました。

 

ド逆光でしたが、感度を上げて形式写真っぽい

構図を狙ってみました。

 

 

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2018-06-01 単9195列車  麻耶(後打ち)

 

左端の線路は待避線、真ん中が旅客の列車線で

右下に見切れておりますのが旅客の電車線となって

おります。

 

単9195レが通過する寸前、丁度信号機が

赤、青、黄色と並んでおりました所を捉えました、

お遊びバックショットでございます。

 

DE10が信号の下を通過した瞬間、青色現示は赤へと

変わりますので、一瞬のチャンスでございました。

 

 

DE10は一旦、神戸貨物(タ)まで向かいまして

方向を変え、戻る様に兵庫駅和田岬線ホームへ。

 

そこから川重の敷地へと入りますのでその姿を

狙うべく今度は兵庫駅へと向かいます。

 

 

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2018-06-01 DE10 1743号機  兵庫(和田岬線ホーム)

 

「この距離間、二人はただの同僚ですな…」

デーテンは横目で見ながら考えているのでしょうか。

 

敢えて構図に入れておりませんが、

和田岬線ホームには100人近い撮影者と整理の為の

職員さん達がいらっしゃいました。

 

毎回これほどの人が集まるのか、私の様にこれは

外せないネタだと踏んで集まったのでしょうか。

 

折角だから職員さんに聞いて見ればよかったです。

 

 

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2018-06-01 DE10 1743号機  兵庫(和田岬線ホーム)

 

お仕事中の職員さん達にそんな余裕は無いのかも

知れませんが、何とも楽しそうに見えるデッキへの

乗車。

 

兵庫駅からは構内入換え扱いで川重の敷地へと

向かいます。

 

デッキに乗った操車掛けさん方は、川重から牽いて来る

車両との連結作業を担っての乗務でございます。

 

 

DE10が出発して20分ほどしますと、先ほど出て行った

デーテンが戻って参りました。

 

 

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2018-06-01 DE10 1743+YC1系(YC1-1001+YC1-1)  兵庫

 

先打ちの心算で撮影したのですが、どうやらこの場で

停車し、連結を一旦解除する様でございます。

 

もっと奥に停車すると思っていたので、編成写真の

撮影が出来ず、私が前へ移動しなければなりません。

 

 

 

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2018-06-01 DE10 1743+YC1系(YC1-1001+YC1-1)  兵庫

 

そこで、構図を改めて再度撮影を。

 

撮影者でごった返すホーム先端へ行き、タイミングを

見計らって撮影が終わった方と入れ替わりまして

何とか撮影する事が出来ました。

 

DE10の長鼻が先頭の撮影は、コレっきりと

なりますので、ここでどうしても1ショットが

欲しかったのでございます。

 

 

この時、デーテンとYC1系の間では操車掛けさんが

連結を解除する作業をしておりました。

 

解結したデーテンは単機で分岐器を渡り、反対側へ

回って進行方向を変えまして、神戸貨物(タ)を

目指します。

 

 

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2018-06-01 YC1系(YC1-1001+YC1-1)  兵庫

 

デーテンと離れ、妻面が良く見える様になりました。

 

貫通扉の内側では、川重の職員さんでしょうか、何か

作業をしている姿が伺えます。

 

暫くするとその姿も見えなくなり、車両単体を

もう1カット撮影致しましたのが表題の写真で

ございました。

 

 

この後は神戸貨物(タ)へ移動致しまして、再度

デーテンが牽引するシーンを狙いますがそれはまた

改めてご報告させていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!