写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第531列車 「 響け!ディーゼニアム 木津工臨の返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日は日中のひとネタだけチョイ鉄をさせていただき、

他は昨日、講習へ出た分溜まった仕事へ追われて

おります、私。

 

断続的ながら日暮れまで雨が続くスッキリとしない空で

気分もつい憂鬱になってしまいそうでございます。

 

そんな梅雨空に合わせて、

今回の更新では今週月曜に撮影してあった工臨

ネタとさせていただきます。

 

 

先週、お世話になっております大御所氏から情報を

寄せていただき、奈良線を走る工臨を撮影したいと考え

拙ブログでは初の訪問となります宇治川橋梁へ。

 

自宅を出るときはまだ暗く判らなかったのですが、

現着すると今にも降り出しそうな空模様…

 

これは撮影地選びを失敗したなぁ、と諦めモードでは

あったのですが、折角来たので撮影しておこう、と

ポジショニング致しました成果がコチラ。

 

 

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2018-06-11 工9696列車  宇治ー黄檗

 

DD51 1191号機が空になったチキ2両を牽いて

雨の宇治川を渡ります。

 

川幅の比較的広い宇治川、築堤やその後ろに建つ建物へ

鉄橋を渡る列車のジョイント音と共に、

重たくも頼もしいディーゼルエンジンの調べが響くのです。

 

 

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2018-06-11 宇治橋を望む  宇治市

 

「上手くなりたい」、「上手くなりたい」、

「誰にも負けたくない」、「上手くなりたーい!」と

叫びながら橋の端を走り抜けたい衝動に駆られつつ、

夜明けを少し過ぎたものの尚暗い宇治川の袂で

列車の到来を待ちます。

 

現着して暫くするとパラパラと雨が降り出し、傘を

開けると、雨音が耳元に聞こえます。

 

まるで列車がやって来る前奏の様な、心躍るリズムを

叩く雨音。

 

やがて、雨が刻むビートに合わせて

遠くの踏切が鳴り出します。

 

 

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2018-06-11 工9696列車  宇治ー黄檗

 

主旋律となります列車の走行音は、橋を渡る

重たくも頼もしい台車が刻むリズムに、低音の

管楽器を思わせるディーゼルエンジンの咆哮。

 

 

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2018-06-11 DD51 1191号機  京阪宇治駅

 

始発列車の走る前に開かれた、突然の演奏会は

列車の通過と共にこれまた突然、その幕を閉じます。

 

 

京阪宇治駅JR奈良線の線路を挟み込むように

駅舎が建っている為、まるで京阪線へ乗り入れる

かの様な錯覚をもたらしてくれます。

 

さて、演奏会にはつきもののあアレ、今回もちゃんと

ございます。

 

アンコール。

 

 

奈良線伏見区を山沿いに京都駅へ向かう為、大きく

蛇行しております。

 

その間に先回り致しまして。

 

 

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2018-06-11 工9696列車  桂川ー向日町

 

今度は普通に編成写真でございます。

 

背景がゴチャゴチャしてとっ散らかった印象と

なってしまいました。

 

 

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2018-06-11 工9696列車  桂川ー向日町(後打ち)

 

もちろんオマケも。

 

 

この時間になりますと大分空も明るくなって

まいりました。

 

ここから、この日の一日が幕を開けます。

 

そう、次の一日が始まるのです!

 

 

なーんちゃって。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!