写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第538列車 「 これは工臨ですか?いいえ、惣川訓練を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日も良いお天気となりました関西。

 

連日の如く記載しておりますが、余震の方はもう全く

感じられず、楽観ムードに包まれております。

 

そんな折が一番危険、とは申しますがこればかりは

いつ何処で被災するか判らない為、気を張り続けても

仕方がございません。

 

更新でも綴りながら現実逃避と洒落こみたい所で

ございます。

 

 

さて、本日の更新は先月末に実施されました、

「惣川訓練」なる催しに伴って運転されました列車を

撮影致しましたご報告となります。

 

拙ブログでも以前に「米原訓練」と称しますDD51

ハンドル訓練の模様をお伝え致しましたが、今回は

仔細が不明ながら少し様子の異なるモノと

推察されます。

 

 

宝塚市

 

大阪市にほど近い立地としてベッドタウンの地位を確立、

また阪急グループの一員である歌劇団の根拠地もあり、

ブランドイメージの高い土地ともなっております。

 

余談ですが、

宝塚歌劇団の団員は、阪急グループの社員としての

地位もある為、阪急線が全線無料だったり

阪急デパートでの買い物に割引が付いたりするそうです。

 

反面、他社のブランドを着用すると咎められるなどの

厳しい掟もあるのだとか。

 

私の友人の娘さんが歌劇団に入団している為、そういった

話を聞く機会がありました。

 

 

話を戻しまして、宝塚市には阪急の宝塚線今津線

ターミナルとなります宝塚駅と、空中回廊で連結したJR

福知山線宝塚駅とがございます。

 

この宝塚駅の、北西2キロほど先、生瀬方にはかつて

貨物の取り扱いがあった惣川駅がございました。

 

この貨物駅では採石場でとれたバラスト

ウィルキンソンの炭酸水を出荷していたそうでございます。

 

貨物取扱自体は1970年代に終了し、現在は名残の様に

側線が数本残っているだけなのですが、

 

 

その惣川駅跡地において、工臨に使用する列車を本線から

側線へ押し込む、また引き出すといった作業の訓練が

実施されまして、レールこそ積載していないものの、

実際の工臨と変わらぬ仕立ての列車が運転されております。

 

 

ここまでお読みいただき、お疲れ様でした。

 

漸く写真の登場でございます。

 

 

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2018-05-26 配9792列車  山崎ー長岡京

 

DD51 1192が牽引する訓練列車。

 

工臨返空と何ら変わりのない編成でございます。

 

この日は土曜でして、午後に近畿車両から出場する

甲種輸送を撮影する為、調子踏切へやって参りました

ついでの撮影でございました。

 

ド逆光の構図ですが、普段は朝に撮影するスタイルの

列車を、午後にこうして狙えるのも面白く、敢えて

ここでの撮影にコダワってみました。

 

 

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2018-05-26 配9792列車  山崎ー長岡京

 

ベスト位置の次のコマでございます。

 

デッキの手すりが架線柱に掛かりましてアウト、と

なりました。

 

 

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2018-05-26 配9792列車  山崎ー長岡京(後打ち)

 

オマケ。

 

やる気あんのかおっさん!?ええ加減にしとけや、と

元気のいい若者鉄さんが見たらどやされそうな

ショットになってしまいました。

 

どの道、この立ち位置ではまっとうな

バックショットは難しいのですけどね。

 

 

拙ブログの新宮で撮影したサロンカーなにわの

入換えやブログ友さんの以前の記事にも登場されて

いる若い女性の操車掛さん達も訓練に参加されたり

していらっしゃるのでしょうか。

 

武骨なディーゼル機関車のデッキに、うら若い

乙女たちの嬌声が重なる素敵羨ましい光景を、つい

夢想してしまいます。

 

運転士や車掌などにはもう当たり前に女性が

関わる様になって参りました。

 

時代、と申しましょうか華やかでオヤジとしては

大歓迎なのでございますが

残念な事に、オヤジの職場にはその様な

ニューフェイスの登場が一切ございません…

 

うちの職場にもうら若き素敵乙女の参入を渇望したい!

と愚痴りながら今回の〆とさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!