この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
関西にとどまらず、岐阜や中国地方各地に甚大なる
被害をもたらしております今回の豪雨。
各地では多くの死者や行方不明者まで
いらっしゃるそうで胸が痛みます。
一刻も早い復旧を望まずにはおれませんが、まだ
明日にかけて雨が降る地域もあるそうで、気が
抜けませんね。
岡山、広島で線路が土砂に埋まるなどして復旧の目途も
立っていないそうでございます。
旅客は勿論、我々の生活に直結する衣食住を
運んでくれる貨物列車までが長期運休となりそうで、
今後の動向に注意が必要でございます。
さて、気分を切り替えまして。
今回の更新は長らく引きずってしまいました
四日市遠征のフィナーレとなります、三岐の電車を
ご紹介いたします。
尤も、セメント貨物を撮影する際の練習電として
撮影したものですので面白味に欠ける写真と
なっておりますがご容赦ください。
全く無関係なのだそうですが、三岐の車両導入時に
偶々都合が良かったのが西武社線の車両であった様で
元西武鉄道の車両が三岐カラーに塗り替わり、今も
三岐線を走っております。
2018-02-12 101系101編成 丹生川ー三里(後打ち)
国鉄101系の様な外観が特徴の元西武401系となります
三岐鉄道101系。
3本あります編成のうち、こちらはトップナンバーと
なります101編成でございます。
三岐線の電車はヘッドライトもテールライトも
点灯していない為、パッとみて進行方向がどちらなのか
判りません。
この写真は藤原岳の方角へ走り去る、
後打ちでございます。
2018-02-12 101系101編成 丹生川ー三里
菱形パンタを2丁振り上げて近鉄富田へ向かう
101編成。
前面窓右端に青地に白抜きで小さく描かれた
「サイクルパス」。
なんと、車内へ自転車をそのまま持ち込めるという
サービスだそうでございます。
三里から西藤原までは終日、このサイクルパスを
実施しているそうでございまして、観光は勿論、
子供らの外出にも活用されているそうでございます。
大阪や京都などの都市圏では考えられない、
地方線ならではのサービスでございますね。
2018-02-12 801系803編成 三里ー丹生川
コチラは元西武701系となります、
現、三岐鉄道801系。
1992年に導入された803編成でございます。
現在、1編成が西武カラーをまとって
運行されているそうでしてとても興味を惹かれます。
2018-02-12 101系105編成 三里ー丹生川
今回、唯一の撮影となりました105編成。
作付けに備えて、周囲の田畑は既に耕されております。
2018-02-12 801系803編成 丹生川ー三里
先ほど撮影した803fが西藤原から折り返して
来たところをキャッチ。
段々と陽が面に当たり難くなってきました。
2018-02-12 101系101編成 丹生川ー三里
再び101fが登場。
富田方へ向けて走り去ります。
2丁パンタといい、屋根周りのさび具合といい
メカメカしい表現に思わずグッと来てしまいます。
私は手を出していないのですが、模型鉄であれば
迷わず101系を制作してしまう所でございます。
模型沼は底なしらしいので、恐ろしくて手が
出せません…
2018-02-12 801系803編成 三里ー丹生川
最後は803fの写真で〆を。
この後はのんびりと車を走らせ、近江八幡方面から
帰宅しております。
この日、現地では山口ナンバーの車で来られた
鉄さんにお会い致しました。
三岐線の魅力は日本全国の鉄さん方を引き付ける様で
ございますね。
また日を改めて訪れたいと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!