この列車へご乗車いただき、ありがとうございますああ
大変暑ぅございますが、皆様体調はいかがでしょうか。
幸いな事に私も暑さで変調をきたす事無く、本日も一日
お仕事に追われておりました。
寒い冬も暑い夏も過ごしにくいので、春と秋を順繰りに
2回ずつ繰り返して欲しいモノでございます。
さて、今回の更新は夏の暑さがパない関西を抜け出し、
標高が高く涼しい長野県へ行って参りましたご報告と
なります。
2018-07-15 9495列車 下諏訪ー岡谷
背景が真っ白のド逆光となりました下諏訪カーブを、
後尾にヨ8000を連結した特大貨物列車が走り抜けます。
今回の連休(15日~16日)は特大貨物輸送が長野で
撮影出来るという事で、それをメインディッシュとして
14日の夜に関西を飛び出して夜通し走り、翌朝3:30頃に
撮影地へと到着致しました。
小1時間ほど仮眠を取って4時過ぎに撮影地へ布陣に
行きますと、既に8名の鉄さんがいらっしゃいました。
まだ日の出前の時間、それでも周囲が見渡せるくらいの
明るさでしたので、私もカメラを構える立ち位置を決め、
練習電がやって来るまでの1時間以上を茫洋と過ごす事に
なりました。
2018-07-15 夜明け前の下諏訪カーブ
太陽の出現位置は事前に確認していたのですが、
朝は雲が多く陽が射さない様だ、と目論見まして
ここへ布陣しておりました。
2018-07-15 下諏訪カーブの日の出
所が、夜明け前に稜線に掛かっていた雲は何故か
霧散してしまいまして、陽光が画面中央に輝きます。
気分は末期の吸血鬼の様でございます…
ぎゃああぁあ…ぁ…ぁ…、と陽の光に苦しむ鉄の
皆さん。
なんせド逆光でございますから、ここは最悪の
撮影地となってしまいました。
2018-07-15 211系N309編成 下諏訪―岡谷
太陽が直射して苦しむ一同を嘲笑うかの如く、
始発の練習電が通過して行きます。
この直ぐ後に目的の列車がやってきますが、無情にも
雲は残ってはおりませんでした。
逆光決定となり、もはや諦めムードの中でH級機関車の
独特なブロワ―音が響いてきます。
2018-07-15 9495列車 下諏訪ー岡谷
特大貨物輸送は最高速度が25Km/hに制限されて
おりますので非常にゆっくりとした足取りで目の前を
通過して行きます。
2018-07-15 シキ801B2 下諏訪ー岡谷
前と後ろの梁で荷の収まるグレーの容器を
挟み込みながら吊り掛ける方式のB梁を装備するのが
シキ800形大物車でございます。
主に発電所などで使用される変圧器を輸送する為に
用いられております。
車体に描かれておりますロゴからもお判りの通り、
この車両は日本通運が所有する私有貨車でして、
変圧器を輸送する為に運用されておりました。
2018-07-15 9495列車 下諏訪ー岡谷(後打ち)
オマケ。
逆光でしたので、後打ちに切り替える鉄さんも
いらっしゃいましたから、構図内にはそうした
皆さんも一緒に写り込んでおります。
折角長野まで来たのですから、これで終わりには
出来ません。
列車は時速25キロ未満という低速ですので、
追っ掛けを敢行すべくこの場をすぐに
立ち去りまして次なるポイントへ移動する事に
致します。
という訳で、次回は後編をお届けいたします。
はたして、私は無事に追っかけが出来、
狙い通りの写真を撮影する事が出来るのでしょうか…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!