この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
まだ7月半ばだというのにこの暑さ…一体8月になれば
どれだけ気温が上がるのでしょうか。
また、暑さに比例して強力な台風の懸念もあります。
穏やかに過ごしたいものですが…
さて、今回の更新は前回記事の続きとなりまして、
シキ801の特大貨物輸送を追っかけましたご報告と
なります。
前回、下諏訪カーブでド逆光での撮影でしたので、
次こそは順光での撮影を、と意気込みまして、
あらかじめ予定しておりました追っかけポイントの
塩尻駅発車シーンを撮影すべく、峠を越えて
やって参りました。
目論見通り間に合いまして、シキの塩尻到着前に
現着致しました。
撮影ポイントへ到着した時には、既に大勢の鉄さんが
待機していらっしゃり、隙間をぬって構図を決めます。
丁度、練習電が先に来ますので構図の確認と露出調整を
兼ねて撮影致します。
2018-07-15 211系N303編成 塩尻ー広丘
おっしゃ順光!と喜んだのも束の間、なんと先頭車しか
構図内には収まりません。
左右の画角は架線柱に阻まれますのでコレが限界。
停車しているのですが、この時点で既に発車まで
残り5分を切りました。
さぁどうしよう。
実は、こんな事もあろうかと次善の策を
用意しておりました。
代替撮影地の選定でございます。
ここがダメならこっちで撮ろう、という次点ポイントが
ここから車で5分程の場所にありました。
列車の速度を考慮すると、今から向かっても
間に合うはず!と考え、即座に移動致します。
次点ポイントへ到着するとすぐに踏切が鳴りだし、
遠くに列車が見えて参りました。
ギリギリセーフでございます。
2018-07-15 9495列車 塩尻ー広丘
ほぼ同じ全長となりましたシキ801、そして
ヨ8000という特大貨物ならではの編成を、ようやく
順光で撮影する事が叶いました。
コレコレ、コイツを撮影する為に夜通し走って長野まで
やって来たのでございますよ!という気分で下諏訪での
溜飲が下がる思いでございました。
2018-07-15 9495列車 塩尻ー広丘
ワンモアショット。
建物の影が車体に掛かってしまいましたし、
右端には架線柱がインしてしまっておりますが
まぁオマケですので。
あ、上にもビームがインしてますね…
2017-07-15 特大貨物輸送シーン 塩尻ー広丘(後打ち)
シキ801が輸送します容器は、車体よりも頑丈に
作られたものでございまして、B梁によって
挟まれて運ばれます。
容器の底が線路に擦りそうなくらい低いですね。
また、シキ801は軸重を分散させているのでしょう、
車軸が片側8つ、合計16もございます。
H級機関車のブルーサンダーと合わせ、レールの
ジョイントを渡る際に響かせる音のすさまじさは
圧巻の一言でございます。
ダッダッダッダッダッダッダッと、他では聞けない
特有のジョイント音に痺れつつシャッターを切ります。
2018-07-15 9495列車 塩尻ー広丘(後打ち)
緩急車には以前、HD300の甲種輸送で撮影した
ヨ8402が連結されておりました。
また会ったね、といった気分でございます。
こうして、何とかリカバーする事が出来ました
特大貨物輸送の撮影、無事に終える事が出来ました。
この後は他のネタを撮影する事になるので
ございますが、それらはまたいずれ日常ネタ
シリーズとしてご報告の機会を待ちたいと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!