写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第613列車 「 山陰DC応援企画!奥出雲おろち号の復路を狙う 2018春 島根・鳥取遠征その9 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

暑さが戻りました…

 

台風一過と思い、暴風によって散乱した諸処の

片付けに入りました所、容赦なく照り付ける太陽。

 

何の仕打ちなのでしょうか、コレは…

 

 

非常に大きな被害をもたらしました今回の台風、

一夜明けました関西ではその被害の大きさが徐々に

明らかとなりました。

 

中でも、関西空港が連絡橋の損壊共々深刻な状況で

完全復旧までに長い時間を要する事が判りました。

 

復興へ向け、少しずつでも前へと進んで行く関西を

地元の一人として応援させていただきたく存じます。

 

 

さて、今回の更新は関西の応援よりも以前から

エールを送っておりました山陰DCの、木次線

トロッコ列車奥出雲おろち号の復路を撮影して

参りましたご報告でございます。

 

この列車、往路では12系客車を改造した簡易

運転台の車輛が先頭になっているのですが、

復路は機関車が先頭になるので客車列車然とした

編成で撮影する事が出来ます。

 

 

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2018-04-29 8422列車  出雲坂根ー八川

 

この場所、この構図で撮影する為に奥出雲まで

行って来たのでございます。

 

水鏡だけが惜しかったのですが、こればかりは

仕方がございません。

 

思い描いた絵をしっかりと決められて

満足でございました。

 

 

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2018-04-29 8422列車  出雲坂根ー八川

 

雄大な緑の壁に、所々山ふじが彩りを添える

春の木次線

 

この区間では勾配の緩い下り坂を、DE10が

アイドリングでやってきました。

 

 

奥出雲おろち号、備後落合からの復路は

宍道出雲市では無く、途中の木次までの運転と

なります。

 

 

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2018-04-29 8422列車  出雲坂根ー八川

 

石州瓦を載せた赤い屋根がこの地方の特徴なので、

絡めての一枚を。

 

 

奥出雲おろち号は一枚の乗車券(と指定券)で、

2席を取得することが出来ます。

 

どういう事かと申しますと、機次位に連結された

通常スタイルの12系が控車で、最後尾の窓が無い

車輛がトロッコ車なのですが、急な天候不順などに

窓の無いトロッコ車両から控車へ避難出来る様、

どちらの車両にも座席が確保されているのです。

 

つまり、2両連結されているのですが、

実際の定員は1両分しかありません。

 

案外、儲けの薄い列車だと思いませんか?

 

 

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2018-04-29 DE10 1161  出雲坂根ー八川

 

オマケ。

 

キャブにはタブレットキャッチャーが備わった

古き良き時代を今に伝えるDE10。

 

通常は同じ塗装のDE15が運用に

就いているのですが、今季は検査入場の為に

控え投手のDE10が登板となりました。

 

 

この秋には背景も、

瑞々しい緑から赤や黄色へ色づき、20周年の

ラストに相応しい舞台へと移ろう事でしょう。

 

山陰本線の列車を撮影するついでに足を伸ばし、

木次の客車列車も被写体に加えてみては

いかがでしょうか。

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!