写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第641列車 「 山陰迂回貨物9081レを狙う3 2018秋 鳥取・島根遠征 その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

 

本日も良いお天気でございました関西。

 

私は残念ながら非鉄デーとなり、一日お仕事に

縛られておりました。

 

いえ、普通の社会人はそれが当たり前なのですよ。

 

 

予報によりますと、週末にかけて台風25号

動きも気になります。

 

またしてもお休みが自宅待機で潰されるのかと

考えると気分もシオシオしてしまいます…

 

日本海側に抜けるルートと予想されてはおりますが

被害も運休も無ければよいのですが。

 

スカッとした晴れ間の下で、思うがままに鉄活を

楽しみたいのですが、難しそうでございます。

 

 

さて、今回の更新はオダタギにて

念願の凸が牽引する9081レを仕留めました

ご報告となります。

 

 

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2018-09-23 9081列車  小田―田儀

 

青い海をバックに、緑の中を進む赤い機関車。

 

 

今回の山陰遠征の最もハイライトたるシーンと

なりましたのがこの一葉でございます。

 

 

午前9時頃に現着し、ひたすら斜面でカメラを構え

疲れもピークに達しようかというお昼過ぎ、

陽が陰ったその時を狙い澄ましたかの様に

9081レが通過致しました。

 

余り明度を上げますと、海が白く飛んでしまう為

些か暗い画面となってしまいましたのが心残りで

ございました。

 

 

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2018-09-23 363D  小田ー田儀

 

出雲市から折り返して大田市を目指す普通列車

 

明るい陽光が線路を照らし、

ゆったりとした足取りの小ぶりな気動車

優雅に走り去るのを見送ります。

 

 

この時点で午前11時半。

 

恐らく浜田方面で上り9080レを

撮影したのであろう面々が、続々と斜面に

集まって来ておりました。

 

もはや押しくら饅頭の様な状況でございます。

 

おじ様鉄さんやお兄さん鉄さんなど、

むくつけき野郎共でひしめき合う山の斜面は、

とても美しくはない絵面でございます。

 

そこへ、更に下り追っかけ組と見られる方々も

到着し、ここを始めオダタギ一帯は鉄火場の

様相を呈しておりました。

 

埋め尽くされた撮影地へ、更に登ってくる追っ掛け組。

 

少しでも人が入れる様にと、私達も身体を

斜めにし、前を詰め、隙間を錬成していきます。

 

ちょっとしたアクシデントがあると、たちどころに

将棋倒しの要領で皆が転げ落ちるかもしれない、

そんな状態でございます。

 

ある者は木の枝に掴まり、またある者はぶら下がり、

余裕のある人など誰一人居ない斜面の撮影地。

 

 

実はここ、列車が通過する12時頃を見計らって、

警邏車輛が駐車違反の取締りに来るのだという

話も聞いておりました。

 

どうせ取り締まるのならもっと早くから

来ればいいのでしょうに、列車通過に合わせて

来るのは何とも陰湿な感じが致します。

 

まぁ、元々は取り締まられるのが悪いので

仕方がありません…

 

そんな訳で、私は駐車スペースを確保したうえで

待機していたので難を逃れる事が出来ました。

 

「違法な路駐は取り締まるでー」、とスピーカーから

聞こえるアナウンスを流しながら、本番に備えます。

 

もっとも、違法駐車をしていたとしても、ここから

動ける人など居ない様な混み具合だったのですが。

 

 

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2018-09-23 3003D  小田ー田儀

 

スーパーおき3号。

 

鳥取駅を9:44に発して山陰本線を益田まで西進し、

山口線を南へ上って新山口へ15時前に到着するという

長距離陰陽連絡特急でございます。

 

都市間輸送の意味合いが強い列車だと思うのですが

マニア以外に鳥取新山口を乗り通す乗客は

いらっしゃるのか気になります。

 

 

この写真の様な陽光で本番を迎えられれば

文句は無かったのでございますが、鉄の神様は

中々厳しい様でして。

 

 

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2018-09-23 9081列車  小田ー田儀

 

表題の一つ前のコマとなります。

 

 

哀れ、本番前に太陽は雲に隠れてしまい、

ドンヨリとした風景の中を撮影する事に

なってしまいました。

 

今回の行程で、海バックの撮影はここと翌日の

朝の2回のみ。

 

しかも翌日は曇天予報ですからもうチャンスは

ありません。

 

気持ちを切り替えて、これから

夕方までの間に編成写真を中心に幾つか

仕掛けながら西進する事と致しました。

 

その模様はまた、次の機会に。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!