この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
中華料理のチェーン店に「餃子の王将」という
会社がございます。
混同されそうですが、全くの別会社でございます。
個人的な好みですが、私は「餃子の王将」にしか
足を向けておりません。
何故に突然、王将の話なのかと申しますと、今回の
記事のサブタイトルを見て、きょうきがぎょうざに
見えてしまいまして、今夜の夕飯が中華料理に急遽
変更となったからでございます…
さて、今回の更新はお世話になっております
鉄仲間さんにお誘いいただき、1月3日に近鉄の
南大阪線へ撮影に出向きましたご報告となります。
ここでは、お正月に運転されております臨時急行が
狙いでございましたが、そちらはまた日を改めての
ご紹介と致しまして、今回はこの日撮影した
特急車両を集めてみましたので、ご笑覧下さい。
大阪の河内を通り奈良の橿原神宮前を経由して
吉野へと向かうメインラインの一つでございます。
ですが、開業に至る経緯からこの路線は他の路線と
規格が異なりまして南大阪線系統だけはJR線や
出来ないガラパゴス的な線区と言えるでしょう。
ガラ線。
そんな南大阪線ですが、線路幅こそ
異なれど運用されるのは他の近鉄線と
ほとんど同様の設計車両でございました。
2019-01-03 16400系YS01編成 磐城ー尺土
下枠交差型のパンタグラフが特徴となります
16400系。
既に南大阪線ではほとんどの特急車両が
新塗装をまとっているそうでございます。
16000系を置き換える為に投入されました
16400系や16600系も既に新塗装の編成しか
無く、張り合いがございません…
2019-01-03 16010系Y11編成 尺土ー磐城
カツカツで構図に収まりましたのは最早、
旧車の域に達しております16010系でございました。
同じ特急料金で乗車車両が古臭いと、
損した気分になりますね、なんて話を
この時鉄仲間さんとしておりました。
2019-01-03 26000系SL01編成 磐城ー尺土
4丁のパンタを振り上げてカーブを曲がって行く
さくらライナー、26000系。
前面の大きな窓が他形式の特急とは一線を画した
デザインでございます。
名古屋と難波を結ぶアーバンライナーの様な
新しい近鉄特急の系譜に連なる形状ですね。
最前列に乗車して被りつきで
景色を楽しんでみたくなりました。
2019-01-03 16200系SY01編成 磐城ー尺土
2016年に登場いたしましたご存じ吉野へ至る
最上の旅を演出するのがこちら、青シンこと
青の交響曲(シンフォニー)でございます。
読み方がちょっと厨二病臭いですが。
特徴的な窓配置となります中間車と3両目が
光線の照り返しでうまく見えない残念ショットに…
いずれこれは再履修の機会を設けねばなりません。
青の交響曲は、拙ブログと相互読者になって
下さっております埼玉のブロガー氏が、
乗車体験を記事になさっていらっしゃいます。
拝読し、とても乗車したくなったのですが、誰も
周囲に付き合って下さる方が居らず、今だに
叶っておりません。
お暇な方、今年の春にでも吉野へ
桜を見に参りませんか?
2019-01-03 16000系Y07編成 尺土―磐城
盛り上がって参りました所で
真打ちの登場となります。
白地に赤文字のシンプルなヘッドマークが
古臭さを際立たせます原色唯一の16000系。
側面が露出オーバーなテイクとなりましたが
まずは撮影が出来ただけ僥倖でございました。
この編成も機会があれば
再履修しておきたいとおもいます。
2019-01-03 16600系YT01+16000系2両 磐城ー尺土
最新の2両と最古の2両という、天国と地獄的な
組み合わせの4両がやって来ております。
もう見るからに手前2両がデラックスで
後ろ2両はオマケ的な感じですよ、コレ。
南海の特急サザンみたく、どうせなら後部2両は
普通車にしてもいいんじゃないかとさえ
思えてしまいます。
沿線での撮影、お天気こそ決して良くは
無かったのですが、ご一緒した鉄仲間さんと
絶えずの鉄談義で楽しませていただきました。
ほぼ何も知識が無く、初めての訪問となりました
南大阪線ですが、これを機に今後も撮影の
対象にしてみようかな、と思うこの頃でございます。
みてもいいのではないと思いませんか?
「近鉄のぎょうざ!」
ちょっと強引でしたね…(汗)
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!