写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第737列車 「 近鉄のきょうき!南大阪線の特急を狙う 2019・冬 近鉄南大阪線紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

中華料理のチェーン店に「餃子の王将」という

会社がございます。

 

創始者の親族が立ち上げた類似名の「大阪王将」と 

混同されそうですが、全くの別会社でございます。

 

個人的な好みですが、私は「餃子の王将」にしか

足を向けておりません。

 

何故に突然、王将の話なのかと申しますと、今回の

記事のサブタイトルを見て、きょうきがぎょうざに

見えてしまいまして、今夜の夕飯が中華料理に急遽

変更となったからでございます…

 

 

さて、今回の更新はお世話になっております

鉄仲間さんにお誘いいただき、1月3日に近鉄

南大阪線へ撮影に出向きましたご報告となります。

 

ここでは、お正月に運転されております臨時急行が

狙いでございましたが、そちらはまた日を改めての

ご紹介と致しまして、今回はこの日撮影した

特急車両を集めてみましたので、ご笑覧下さい。

 

 

近鉄南大阪線天王寺にございます阿部野橋から

大阪の河内を通り奈良の橿原神宮前を経由して

吉野へと向かうメインラインの一つでございます。

 

ですが、開業に至る経緯からこの路線は他の路線と

規格が異なりまして南大阪線系統だけはJR線や

南海線と同じ線路幅1067㎜の狭軌となります。

 

従って京都線大阪線といった路線との直通運転が

出来ないガラパゴス的な線区と言えるでしょう。

 

ガラ線。

 

そんな南大阪線ですが、線路幅こそ

異なれど運用されるのは他の近鉄線と

ほとんど同様の設計車両でございました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190104164900j:plain

2019-01-03 16400系YS01編成  磐城ー尺土

 

下枠交差型のパンタグラフが特徴となります

16400系。

 

既に南大阪線ではほとんどの特急車両が

新塗装をまとっているそうでございます。

 

16000系を置き換える為に投入されました

16400系や16600系も既に新塗装の編成しか

無く、張り合いがございません…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190104170458j:plain

2019-01-03 16010系Y11編成  尺土ー磐城

 

カツカツで構図に収まりましたのは最早、

旧車の域に達しております16010系でございました。

 

同じ特急料金で乗車車両が古臭いと、

損した気分になりますね、なんて話を

この時鉄仲間さんとしておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190104170932j:plain

2019-01-03 26000系SL01編成  磐城ー尺土

 

4丁のパンタを振り上げてカーブを曲がって行く

さくらライナー、26000系。

 

前面の大きな窓が他形式の特急とは一線を画した

デザインでございます。

 

名古屋と難波を結ぶアーバンライナーの様な

新しい近鉄特急の系譜に連なる形状ですね。

 

最前列に乗車して被りつきで

景色を楽しんでみたくなりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190104171549j:plain

2019-01-03 16200系SY01編成  磐城ー尺土

 

2016年に登場いたしましたご存じ吉野へ至る

最上の旅を演出するのがこちら、青シンこと

青の交響曲(シンフォニー)でございます。

 

読み方がちょっと厨二病臭いですが。

 

特徴的な窓配置となります中間車と3両目が

光線の照り返しでうまく見えない残念ショットに…

 

いずれこれは再履修の機会を設けねばなりません。

 

 

青の交響曲は、拙ブログと相互読者になって

下さっております埼玉のブロガー氏が、

乗車体験を記事になさっていらっしゃいます。

emikosorakara2.hatenablog.com

 

拝読し、とても乗車したくなったのですが、誰も

周囲に付き合って下さる方が居らず、今だに

叶っておりません。

 

お暇な方、今年の春にでも吉野へ

桜を見に参りませんか?

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190104173110j:plain

2019-01-03 16000系Y07編成  尺土―磐城

 

盛り上がって参りました所で

真打ちの登場となります。

 

白地に赤文字のシンプルなヘッドマーク

古臭さを際立たせます原色唯一の16000系。

 

側面が露出オーバーなテイクとなりましたが

まずは撮影が出来ただけ僥倖でございました。

 

この編成も機会があれば

再履修しておきたいとおもいます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190104173530j:plain

2019-01-03 16600系YT01+16000系2両  磐城ー尺土

 

最新の2両と最古の2両という、天国と地獄的な

組み合わせの4両がやって来ております。

 

もう見るからに手前2両がデラックスで

後ろ2両はオマケ的な感じですよ、コレ。

 

南海の特急サザンみたく、どうせなら後部2両は

普通車にしてもいいんじゃないかとさえ

思えてしまいます。

 

 

沿線での撮影、お天気こそ決して良くは

無かったのですが、ご一緒した鉄仲間さんと

絶えずの鉄談義で楽しませていただきました。

 

ほぼ何も知識が無く、初めての訪問となりました

南大阪線ですが、これを機に今後も撮影の

対象にしてみようかな、と思うこの頃でございます。

 

所で、狭軌にあやかって南大阪線系統で売り出して

みてもいいのではないと思いませんか?

 

近鉄のぎょうざ!」

 

 

ちょっと強引でしたね…(汗)

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!