写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第839列車 「 工9895レ 大和路工臨の発送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

色々な現役車両の展示で話題を呼んでおります

鉄博が、5/16~20日までの期間に大サロこと

サロンカーなにわを展示する旨が発表されました。

 

我が国唯一となった国鉄時代から残る客車JTですが

今回の展示にはお召列車の企画展に併せて

展示されるそうでございます。

 

確かに、山陰地方でのお召列車運転には

大サロが何度も供されておりますので、

納得の理由となりました。

 

大サロと申しますと、今月末から来月頭にかけての

改元ツアーも注目を集めそうでございます。

 

残念ながら私はお仕事がございますので沿線での

撮影には不参戦ですが、非電化区間を走る大サロの

姿を刻みたいものでございます。

 

非電化区間では先頭に立つDD51の姿も電化区間とは

また違った雄々しさの様なモノを醸す様に思います。

 

 

さて、今回の更新は今月2日の夜に撮影して

おりましたロンチキ工臨の模様をご報告申し上げます。

 

大和路工臨とは、関西本線(難波ー奈良/加茂)の通称で

あります大和路線内にレールの卸先が設定されている

工臨の俗称でございます。

 

大和路工臨に限らず、○○工臨の○○に入ります地名は

俗称でございまして、例えば現業の方が内部文書で

小田原工臨がどうのとか堅田工臨がこうの、などと

記している訳ではございません。

 

あくまでもファンである我々が判りやすい様にと

工夫した結果定着したマニア用語の一つでございます。

 

 

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2019-04-02 工9895列車  茨木

 

ミハソの最若番、DD51 1109が登板致します

この日の大和路工臨

 

電化区間でも活躍の場がしっかりとあるのは

嬉しい事でございますね。

 

 

深夜の茨木駅へと低速で入線するロンチキの姿を

捉える事が出来ました。

 

ホーム上には私しか撮影者がいない貸切状態で

悠々と撮影する事が出来ました。

 

と申しましても列車の停止位置はホームから

かなり離れた位置にありますので、入線でゆっくりと

走っている様子しか撮影出来ないのですが。

 

 

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2019-04-02 工9895列車  茨木

 

2写目はブレておりますので、以下はオマケで。

 

低速シャッターに設定しますと、どうしても

連写した2枚目以降のブレが抑えられませんのが

手持ち撮影の辛い点でございますね。

 

何とか改善できないかと試行錯誤の最中でございます。

 

 

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2019-04-02 チキ5720  茨木

 

エプロン車をクローズアップしてみます。

 

真ん中には前後対照にハンドルの付いた

スロープの様な物が据え付けてあります。

 

ここを使ってレールを取り卸すのではないかと

想像しております。

 

またそのスロープの間には光量を確保する為、

蛍光灯の様なライトが設置してありますね。

 

 

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2019-04-02 チキ5720  茨木(後打ち)

 

バックショットでございます。

 

面白いのは、車体後端に折り畳まれた黄色い

ガイドの裏側(写真では表になっております)に

後部標識の反射板を上部に設置せよとの指示書きが

ある点でしょう。

 

確かにチキの車体下部に反射板を付けますと

レールを卸す際にガイドを展開すれば干渉して

反射板がひしゃげてしまいますからね。

 

 

ああして記載されているという事は、

もしかすると過去にやらかしたケースが

有ったりするのかも知れません。

 

作業に関係ないとはいえ、備品を破損させたので

あれば相応のお叱りが待っておりますから

可哀そうな話でございます。

 

 

お叱りと言えば、先日営業車でお仕事中に

前輪を側溝に落としてしまいました。

 

車載のジャッキで何とか脱出する事が

出来ましたので問題は無かったのですが、

一部始終を偶々通り掛かった近所のおばさまが

目撃、噂としていつの間にか近隣に

広まっておりました。

 

別に悪さをした訳では無いのですが、自分の話が

自分の与り知らない所で話されているというのは

何だかうすら寒いなぁ、と思う次第でございます。

 

で、その話は当然近所の人から

ウチの社長の耳に入り、今日は帰社したら

その件で社長からお呼びが掛かっておりました。

 

ちょこっと車体にキズがついたり、一部が

凹んだだけなのですが、まさかバレるとは。

 

カメラを積んでいない非鉄デーでしたので、社長に

営業車を検分されるのにも随分と気が楽だった事が

不幸中の幸いでございました…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!