写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第859列車 「 赤い電車1081F+レトロ23号の折り返しを狙う 2019・春 琴電紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

銘菓に美味いもの無し、なんて格言を

耳にした事がございます。

 

甚だ無責任な物言いだと思うのですが、大阪人の

永遠のオヤツであるたこ焼きやお好み焼きは

銘菓と呼んで良いものかどうか…

 

そもそもお好み焼きはオヤツじゃない、と

反論されそうなのですが、残念ながら大阪人に

とってはたこ焼きもお好み焼きもオヤツなのですよ…

 

まぁ、お菓子ではございませんが。

 

 

和菓子スイーツを銘菓とするのならば京都の

五色豆や八つ橋など、お土産もんとして並ぶ

アレらは確かに美味い訳では無い気も致します。

 

でもお伊勢さんの代表銘菓である赤福なんかは

大好きなので、やはり無責任な格言だなぁ、と

感じる次第でございます。

 

詰まる所、美味いか否かの判断は

人それぞれなのですけれど。

 

 

さて、今回の更新は5日に撮影しておりました

ことでん京急時代にまとっていた塗装の復刻編成と

レトロ車両との夢の併結運転、その復路の模様を

ご報告させていただきます。

 

往路は土器川鉄橋をサイド気味に捉え、讃岐富士との

コラボショットを試みたのですが、復路は対岸に渡り

金比羅山バックの撮影に挑戦でございます。

 

 

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2019-05-05 20形23号+1080形1081編成  榎井ー羽間

 

今回のハイライト。

 

バリ順で狙えました、レトロ23号を先頭に仏生山へ

戻ります臨時列車。

 

冷房を搭載した1080形は

窓がピタリと締まっておりますが 、対照的に

非冷房の23号は開閉可能な窓が全て全開。

 

まだ時刻は9:30だったのですが、既に半袖シャツ

でも汗ばむほどの陽気でございました。

 

 

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2019-05-05 20形23号+1080形1081編成  榎井ー羽間

 

引いた構図でもう一度。

 

 

背景の金比羅山、ちょうど23号の面が掛かる位置に

頂上付近から下へ向け伸びるスジが見えます。

 

最初、何なのか判らなかったのですが、どうやら

土砂崩れの爪痕の様でございますね。

 

麓の至近まで建物がございますので、大きな災害が

起きなければと願うばかりでございます。

 

 

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2019-05-05 1200形1209編成  榎井ー羽間

 

沿線の綾川町をPRするラッピングの編成。

 

こういった編成は鋭角的に撮影するよりも

サイド気味、鈍角構図で狙う方が側面の絵柄が

楽しめて良い様に思います。

 

今回、その機会は無かったですが…

 

 

1081F+23号の撮影後、再び橋を渡って児童館の

あります祓川公園側へ戻って参りました。 

 

次の撮影では、先ほど撮影した23号と併せて

4両のレトロ車で編成を組んだ列車がやって来ます。

 

そちらの撮影まではかなり時間が空くのですが、

念の為に確保しておいた場所の確認と構図の練習を。 

 

 

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2019-05-05 1200形1203編成  羽間ー榎井

 

プレーンな姿の1203編成。

 

時刻は10時台へ突入したのですが、未だ

この構図では面に陽が回りません。 

 

レトロ4連がやって来る頃にはバリ順に

なるはず、とお日様と地図を見ながら再確認。 

 

 

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2019-05-05 1200形1203編成  榎井ー羽間

 

折り返しの列車も撮影しておきます。

 

 

この場所では、画面外の左に建つアパートが

邪魔をしてこれ以上サイド構図に出来ません。

 

琴平を発車し高松へ向かう列車の面にも

少しずつ影が落ちて参りましたので側面を

メインにした構図にしたかったのですが

仕方がございませんね。

 

 

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2019-05-05 1080形1091編成  羽間ー榎井

 

10時台最後の琴平行きは再びコンビニの

ラッピングを施されます1091編成でございます。

 

 貫通扉上の7-11マークやおでこの色帯など、

どう見ても車上店舗の様に思えてしまいます。

 

ひょっとしたら、ななチキの販売くらいは

されているのかも知れません…

 

そんな事を考えておりますと

おなかが空いて参りました。

 

周辺には数多のうどん屋が林立している様なので

ちょっくら腹ごしらえに、と撮影場所を確保して

車で祓川を離れます。

 

所が、何軒回りましても皆休業。

 

よく考えてみますと、この辺りの店舗は

地元のお客さんを相手に商売をされて

いらっしゃるので、休日は閉店なのでございます。

 

食べられないと判りますと、一層うどんが

食べたくなりまして閃きました。

 

観光地へ行けばいいんじゃね?

 

そんな訳で、ここからほど近い金毘羅宮の参道へ

車を走らせて辿り着きましたのがコチラ。

 

 

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2019-05-05 素うどん+天ぷら2品  ナカノヤ店内

 

昆布だしの効いたお汁に浮かぶコシの強い麺。

 

何もトッピングの無いおうどんなので、我々

関西人は素うどんと呼びますが、メニュー表では

かけうどん、と記されておりました。

 

かけ、と汁無しのぶっかけではややこしいので

素うどん表記を推奨したい所でございます。

 

 

念願の?おうどんをいただき腹も満足致しまして

お店を出て参道をブラつきます。

 

道の両サイドには露店や土産物、飲食店が立ち並び

観光客らの目を楽しませてくれるのですが、そんな

店舗の一角に気になるモノを見付けました。

 

 

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2019-05-05 おいりトッピングソフトクリーム  金毘羅宮参道

 

讃岐銘菓のおいりがトッピングされました

ソフトクリームでございます。

 

おいりと申しますと餅米を仄かに甘くして焼いた

和菓子なのですが、まさかソフトクリームに

塗すとは驚きです!

 

どちらも大好きな私はうどん以上に大喜びで購入、

アッという間に平らげたのでございます。

 

甘いソフトクリームと、カリカリとした外皮なのに

口に含むと淡雪の様に溶けるおいりが織り成す

最高のコラボにノックアウトされました。

 

 

銘菓に美味いモノ無し?

いえいえ、讃岐銘菓のおいりこそ和菓子界の

横綱では無いでしょうか。

 

惜しむらくはこのおいり、関西での取り扱い店舗が

ございませんので、通販でしか購入出来ない点が

残念でなりません。

 

 

そんな訳で土産物屋へその足で向かい、会社の

事務員さんへのお土産に幾つか

購入したのでございます。

 

市販のアイスに乗せても充分美味しい!

 

 

それでは、

この列車へご乗車板いただき、ありがとうございました!