この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
鉄道写真、と一口に申しましても
実に様々な写真がございます。
乗務員や乗客を絡めたものや、雄大な風景を大きく
取り入れた情景写真。
スピード感あふれる流し撮りや迫力満点の面縦など
車両の一部を切り取る撮り方もあれば、旅の
思い出にスナップ撮影で狙うのもまた、鉄道写真で
ございましょう。
撮影の手法や構図など、千差万別十人十色。
鉄道が好きで、今を切り取りたい、という
動機があればそれは素晴らしい鉄道写真となる
そんな気が致します。
さて、今回の更新はメトロ2000系を追って
横浜本牧へとやって参りました
撮影行の続きでございます。
列車は一度、横浜本牧駅の留置線へ入りまして
機関車を切り離し、根岸方に付け替えて
本牧駅構内で入れ替え作業を行います。
まずは機関車が切り離され、本牧ふ頭方向へ
単機で移動していきます。
「な」の字の横にDD601がおりますが
小さすぎて見えにくいですね…
2108編成の横に敷かれます線路を通って
DD601が根岸方向へ進んできました。
ポイントのそばには手動で切り替える為の
職員が待機しております。
ゆっくりと2108fの方へ近づいていきます。
ポイントの切り替えと機関車の再連結が終わり、
機関車と2000系の双方に誘導員を乗せて
列車が引き出されます。
列車は画像右奥にある荷役線へと
向かう為のポイントを渡らねばなりませんので
かなり私のいる傍まで近づいて来ました。
列車の横浜本牧到着からこの間わずか15分ほど、
非常に手際のよい作業でございます。
荷役線では機回しが不可能な様でして
機関車が切り離されて本線へ戻れる様にと
列車は推進運転で入っていきました。
この一連の作業風景を撮影して、
横浜での鉄活は終了、次なるネタを仕込みに
向かおうと思っていたのでございます。
が、第893列車記事でご挨拶したベテラン氏が
有用なネタを教えて下さいました。
可能ならそれも撮りたいが土地勘のない私。
ご同行いただいたかわつる氏に全てをお任せし
撮影可能と思われる場所へと向かいます。
…しかしながら。
って判りませんよね、これじゃあ…
現着してみますと、線路の周りは雑草が伸び放題で
撮影場所には木が植わり、全く撮影の叶わない
難ポイントとなっておりました。
それでも折角来たのだから、オマケにしてやる!と
意気込みまして撮影してみたのですが、
タイミングが合わず失敗。
ほんまのオマケ。
後打ちでチキ4両、と判って頂ければ
報われるのですが難しいですよねぇ。
JR東の機関車も定期運用が無く、撮影機会が
乏しいのでこんな形でも撮影出来て嬉しく思います。
むしろ、突然の我儘なオーダーにも
真摯に応えていただいたかわつる氏の温かな
おもてなし精神にこそ、感謝でございます。
くぅ~、イケメンでございますねぇ!
そんな氏の今回の撮影記録は、こちらから
お楽しみいただけます。
これにてようやく横浜での撮影が
終了となりました。
この後はかわつる氏と共に西の方へと
向かうのですがそれはまた、別の機会に。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!