この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
中高生や学生さん達はもう夏休みなのですね。
関西でも昨日はスッキリとした夏空が広がりまして
射す様な暑さを振りまき、遅くに始まった梅雨が
ようやっと明けた気が致します。
空には何十キロ先なのか見当もつかない程に高く
そびえる積乱雲が、陽光を受けて涼しげに白さを
反射させておりました。
あれを見ますとソフトクリームが食べたくなる病に
罹患しておりますワタクシは、当然ながら撮影後は
ミニストップへと車を走らせるのでございます。
さて、今回の更新はまだ病が発症する前の段、
夏空の下で撮影致しました甲種輸送のご報告となります。
今回の甲種輸送はちょっとややこしい話に
なっておりました。
と、申しますのも事前情報では製造メーカーの川重を
23日に発しましてその日の内に北陸へ向かうという
行程でございました。
所が、実施日の少し前に日程が変更され、24日に
実施というお知らせをいただきます。
その為お仕事の予定も24日に合わせて組んで
いたのですが、何故か23日午前に川重から出場となり
大いに慌てたのでございました。
結局23日は川重→兵庫→神戸貨物(タ)までの運転で、
24日に神戸(タ)を出発するという事でございました。
また神戸(タ)→吹田貨物(タ)間の牽引を、従来であれば
DE10形が担当するのですがこの日はEF210 311が
充当された様でして、珍しい直流機関車が牽引する
JR北の甲種輸送となった様でございます。
私は相変わらずチョイ鉄での参戦でございましたので、
いつもの場所でいつもと同じ様に撮影しておりました。
2019-07-24 8561列車 山崎ー長岡京
EF510-19が牽引し、北陸回りで函館を目指します
機次位には吹田(タ)から連結されましたヨ8902が
261系を秋田までエスコートしております。
2019-07-24 223系V52編成他12両 山崎ー長岡京
新快速運用に就く223系を練習電と致します。
この時期、お仕事はいつになく忙しく、現着は
ギリギリでございましたので、前走りのカモレである
5070レは見る鉄に終わっております。
と、なりますと本番までの間に撮影可能な
列車線を走る被写体は、この新快速1本きりで
ございますので、慎重に撮影しておりました。
この撮影結果を元に露出やら構図やらを組み直しまして
本番となります表題へと挑むのでございます。
2019-07-24 8561列車 山崎ー長岡京
引いた構図でもう一度、といきたかったのですが
こちらは右スカが目立つ残念写真となりました…
ラベンダー帯を巻いたデザインの車両でございます。
また、客用扉付近のみ白く縦のラインが入るという
特徴を写真に活かす為、表題の様な構図を
組んでみました。
テーマと致しましては、鉄に詳しくない人が見ても
何を撮影したかすぐに判る写真、を目指しての
挑戦でございました。
結果と致しましては撮影者自身がああだこうだと
申しますのも格好がつかないので、敢えて触れずに
いようと思います…
京都方(左)がキロ261-1116で大阪方(右)が
キハ261-1216となります先頭車連結部の模様。
側窓の形状が異なる2両、特に目を惹くキロ261の
グリーンマークは蛍光色なのかと思いました。
2019-07-24 8561列車 山崎ー長岡京(後打ち)
オマケ。
中間部に先頭車同士の連結があるという事は
後端は客室扉の妻面がむき出しになっております。
一応はフィルムで養生されておりますが、これは
ちょっと格好悪い絵面でございますね。
個人的にはこの写真、車両よりも手前の畑に
興味が湧きます。
きゅうりやトマトといった夏野菜の収穫も始まり
いよいよ夏が来た!といった所でしょうか。
アパート暮らしだったその昔、家庭菜園で夏野菜を
育てていた事がありました。
元々の土壌が上質だった様で、菜園で採れます
フルーツトマトは皮こそ厚いものの癖になる甘さで
夏の楽しみになっていたのでございます。
が。
良い土は良い植物を育て、虫を呼び、更には…
という事でムカデがワラワラと発生した為、
止む無く廃止される事になりました。
ちなみに近所の農家さんが作って下さる
フルーツトマトは皮も薄く、上質なので今では
誰も家庭菜園を廃止した事を後悔しては居ないのも
元管理者としては寂しい話でございます…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!