写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第963列車 「 1往復へ減便された特急むろと号を狙う 2019・お盆 牟岐線紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

JR四国には各県に高知、宇和島、松山、高松、

そして徳島と主要ターミナル駅がございます。

 

 

そんな各ターミナルの中でも、唯一3路線が発着する

駅が徳島でございまして、この駅は高松とを結びます

高徳線阿波池田とを結ぶ徳島線、最後に南へ

伸びます牟岐線の発着駅となります。

 

今年の春まではこの牟岐線を走ります特急、むろと号が

一日3往復運転されていたのですが、3月のダイヤ改正

本数が1往復へ減便されてしまいました。

 

また他にも牟岐線の主要駅となります阿南から先の

閑散区間へ向かう乗客への利便性を図るという事で

ライバル会社であるはずの徳島バスと提携し、徳島から

阿南までは鉄道で、阿南から先はバスがいいよ~という

驚きの接続まで行っております。

 

これはいよいよもって阿南以南が廃線になるか、

特急の廃止に繋がる様に思えましたので、キハ185系の

姿を収めるべく、このお盆休みを利用しGWに続いて

再び四国へと上陸したのでございます。

 

 

さて、今回の更新はそんな牟岐線で運行されます

特急むろと号の姿を狙う為に、のどかな風景の中で

撮影を敢行致しましたご報告でございます。

 

 

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2019-08-12 5052D  立江ー阿波赤石

 

唯一日中の撮影が可能な列車、むろと2号を

緑から黄色へと色づく晩夏の田園地帯で狙います。

 

四国特急らしく貫通扉にヘッドマークを掲げて

徳島を目指す姿は、2両とは申しましても貫禄

充分でございました。

 

 

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撮影地ご紹介  GoogleMapより抜粋

 

今回の撮影地は阿波赤石駅から立江方面へ

県道28号を進みまして、国道55号線を越えた

先の農道から狙う事となりました。

 

阿波赤石から徒歩ですと10分強、徳島市街から

車で2、30分で到着できます。

 

国道55号線と県道28号線の交わります交差点に

立地しますスーパーマーケット、ディオ小松島店が

24h営業でございますので、深夜に到着しても

トイレは勿論、飲料や食料が容易に確保出来る点が

この撮影地の魅力でもあります。

 

 

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2019-08-12 5052D  立江ー阿波赤石

 

引いた構図でもう一度。

 

 

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2019-08-12 5052D  立江ー阿波赤石

 

列車に合わせて構図を動かします。

 

 

国鉄時代に製造された最後の特急気動車形式、

キハ185系で運用されます特急むろと。

 

ステンレス車体を輝かせ、徳島を目指します。

 

 

一日2本とは申しましても徳島から牟岐へ向かう

列車は日暮れ後の運転になりますので、日中に

撮影可能なのは朝の1本だけでございます。

 

貴重な撮影機会を得る事が出来ました。

 

 

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2019-08-12 1200形1250他2両  立江ー阿波赤石

 

練習Dでございます。

 

牟岐線は阿南から南では本数が著しく減ります。

 

撮影本数を稼ぐのであれば徳島ー阿南の間で

狙うべきかと考えます。

 

私の場合はこの後の移動などを考慮して、ここへ

布陣したのですが被写体をむろと1本に絞るので

あれば桑野近辺で順光のポイントへ布陣するのも

良いかも知れません。

 

 

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2019-08-12 1200形1250他2両  立江ー阿波赤石

 

引いた構図でもう一度。

 

ヘッドマークを重視した構図を組むべく、当初は

この構図を考えていたのですが、足回りに掛かる

キロポストが気になりましたので少し移動して

表題の構図へ変更しております。

 

 

ちなみにこのポイント、上下の列車を狙う事が

出来るのでございます。

 

振り返っての下り列車の場合はこの様になります。

 

 

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2019-08-12 1500形1501他2両  阿波赤石ー立江

 

1500形のトップナンバーでございます。

 

後ろの車両も1500形ですが排障器が緑色ですので

後期形の車両なのでしょう。

 

列車後方の高架橋が国道55号線でございまして、

国道からの撮影ですとフェンスを如何に処理するか

腕の見せ所となります。

 

 

これから暫らく、牟岐線での撮影の模様を

更新させていただきますので、のどかな非電化

単線の風景をお楽しみいただければ幸いでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!