写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1117列車 「 津山工臨の返空をもう一度だけ狙う 2020・新春 津山線紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

お天気が芳しくありません。

 

全国的に月末まで天候が崩れる様な報道も

目にしております。

 

ダイヤ改正までに撮影しておきたい日常の情景や

遠征など、撮り鉄にとっての悪天候は死活問題と

なりますが、こればかりは人間の力が及ばない

範囲でございます。

 

しからば、悪天候を味方にした絵作りへ切替え

気持ちだけでもポジティブに挑みたいと考えます。

 

 

さて、今回の更新は津山工臨を追い駆けました

遠征でのラストショットにつきましての

ご報告となります。

 

建部-金川での撮影後、牧山を目指したものの

時間的に余裕が無くなりまして、牧山を越えた

先の沿線で撮影する事になりました。

 

そこで、これまで先導いただいたhatahataさんと

分かれまして私好みのストレートへ布陣致します。

 

この辺りでは牧山-玉柏のカーブが定番ポイントに

なるのですが、敢えてそこを外しまして無人

撮影地にて一人寂しく狙いましたのが今回の

表題でございます。

 

 

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2020-01-19 工9991列車  玉柏ー備前

中国山地の山々を背景に、岡山を目指して

平野部へと降りて来た赤い天使が牽く津山工臨

 

 

この撮影の5分前までは線路に太陽が当たって

いたのですが、時間経過で山影に陽が沈み

陰影がフラットになってしまいました。

 

最後まで陽の射さない迫っかけ撮影でございました。

 

 

 

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2020-01-19 工9991列車  玉柏ー備前

表現から引いた構図でもう一度。

 

背景の電柱が釜に掛かります。

 

実はこのポイント、その2の表題同様に

抜き所が少ないシビアな撮影地となります。

 

 

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2020-01-19 工9991列車  玉柏ー備前

更に引きますと背景にはコンクリ製の壁と建物が

こんにちはをして来ます。

 

 

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2020-01-19 工9991列車  玉柏ー備前

目一杯引いた構図では、とうとうコンビニの看板まで

構図に入り込んで来るのでございます。 

 

と、言う訳で私的に成功カットは表題の一コマのみ

となるのですが、それでも納得のいく撮影が出来て

幸せな気分になりました。

 

線路の手前側には枯れ草しか無いのですが

背景がやたら小煩い、そんな場所でございます。

 

 

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2020-01-19 工9991列車  玉柏ー備前

オマケ。

 

ここから先に続く岡山の市街となります住宅地を

横目に、寝ぐらへ向けて歩を進める赤い天使。

 

バックショットは決め難い場所でしたので

デーテンアップでオマケ的なスナップを撮影して

この日の撮影を終えたのでございます。

 

 

で、ハタと気が付きました。

 

昼食摂ってへんやん…

 

そんな訳で道すがらにありましたトンカツ屋で

余りにも遅い昼食をいただきまして、帰路に着いた

次第でございます。

 

 

津山工臨編はこれにてお終いとなりますが、まだ

今少し、津山線紀行は続きます。

 

いずれ機会をみて更新させていただく

所存でございますのでお楽しみに。

 

合言葉は、タラコまみレ!

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!