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皆さまはパーミル、という単位をご存知でしょうか。
千分率という呼び方の方が親しみを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
‰、と表記するこのパーミル、我々のような鉄の間では勾配を示す記号として
一般的なものとなっています。
千分率という呼び名が示す通り、50‰と表記されていれば1000m水平方向へ進むと50m高さが増す勾配である、という風に理解できます。
現在、我が国の急勾配を有する民鉄のうち6社が親睦を図るために結成した団体として、パーミル会というものがございます。
関西では鞍馬山へ至る叡山電鉄、六甲山脈へ挑む神戸電鉄、高野山系へ分け入る南海電鉄が加盟しております。
このパーミル会に加盟している鉄道会社で、関東の民鉄の一つに
箱根登山鉄道がございます。
箱根登山鉄道というと急カーブとスイッチバックの続く山岳路線という印象ですね。
在阪山岳路線とは比べ物にならない急峻な路線、というイメージです。
さて、
そんな箱根登山鉄道が2014年に増備した両運転台仕様の3000形電車を基にして
2両編成にした3100形電車がこのたび川崎重工で落成し、
松田まで甲種輸送されました。
今回の更新ではその様子をキャッチしましたのでご報告させていただきます。
2017-04-06 223系4連+8連 長岡京ー向日町
まずは練習電。
といっても通達109にて散々練習しておりますが。
とりあえず何か来たらシャッターを切るスタイルでございます。
今回の箱根登山鉄道3100形は2両編成なのですが、
1両辺りの車両長はJRの20m級よりも短い約15mでございます。
しかも色合いは真っ赤な派手カラーで牽引機のEF65PFの白と好対照。
であれば構図はサイド気味に編成全体を撮影した方が好みだな、と考えて
この場所から少し移動いたしました。
徒歩40秒ほどですが。
2017-04-06 第9866列車 長岡京ー向日町
まずは遠目から。
先頭が枯れ木に被ってしまいました。
機関車よりも上背が有るように思います。
続いて、狙った構図で。
2017-04-06 第9866列車 長岡京ー向日町
窓が大きく展望性が抜群に高い様ですね。
短いサイズの2両編成がEF65に牽かれてトコトコと走る様は可愛くてタマリマセン。
ついおまけが乱れてしまいました。
2017-04-06 第9866列車 長岡京ー向日町
3102号の乗務員室に人影が。
恐らく川崎重工の添乗作業員でしょう。
大きくて見晴らしの良さそうな窓は全て養生されておりましたので車内の様子はわかりませんが、何人かの添乗作業員がいらっしゃるのかもしれません。
今後の活躍を祈りつつ 更新を結ぶ事と致します。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!