写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達139 「 GWの早朝にサンライズ出雲91号を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 


 本日の関西も快晴でございました。


ようやく。

ようやく北陸本線でのD51試運転が実施され、無事に自走する事が出来たようです。


昨年秋にトラブルが発生し、

北陸本線へ向かう途中で引き返した時はどうなるかと思いましたが、

JR西日本の皆様の努力が結実したという事でしょう。喜ばしい限りです。

 


さて、無煙化の差し迫った時代には世間にSLブームが訪れ、今とは比べ物にならない撮り鉄さん達が沿線を賑わせた様ですね。


私が小さかった頃には、既にSLは無く、

代わりにブルトレブームというものがありました。

 

青色の寝台客車、けん引する機関車に誇らしく掲げられたヘッドマーク

こぞってカメラを持った鉄さん達が撮影されておりました。

 

私が一眼レフを手にして鉄道写真を撮影し始めたころには既にブームは去り、

最盛期に比べて幾分目減りした本数のブルトレが運行されておりました。

 

それでも、

朝の関西ではヘッドマークの無い急行銀河やちくま、だいせん日本海縦貫線ブルトレつるぎ、日本海、九州ブルトレの彗星、あかつき、なは等が当時の撮影対象でした。

 

たまに変運用でEF66が牽引するとお祭りの様な賑わいになりました。


 

それが今では、寝台特急というと285系を使用した「サンライズエクスプレス」のみ。

 

しかも東京発着の為に、ここ関西では夜明け前の通過です。


撮影すること自体がかなり厳しい列車なのです。

 

 

しかしながら、関西でも285系を撮影できるチャンス自体は用意されております。

それが今回の表題、サンライズ出雲91号なのです。

 

本来のサンライズエクスプレスは東京を出発した14両編成のうち7両が出雲市へ、もう7両が瀬戸大橋を越えて高松へ。

岡山駅で分割して運転されているのですが、今回ご紹介する出雲91号は分割する事が無い為7両のみで運転されています。

 

俗に「半ライズ」なんて言われる所以ですね。ラーメン定食みたいです。

 

 

このゴールデンウィークは2日と7日に東京を出発する便が設定されておりました。

そこで、3日早朝に半ライズを撮影すべく撮影地へ。

 

 

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2017-05-03  65列車  島本ー高槻

 

朝日を受けて走るEF210 9号機の牽引する貨物列車。

 

GW中の貨物は大幅な減便が行われましたが、

2日初の貨物便は3日に目的地に到着する為にこの日の朝はいつもの通り多数の貨物が

走っていました。

 

練習にはもってこいです。

 

 

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2017-05-03 1069列車  島本ー高槻 

 

吹田機関区のEF210 139号機が牽引するこの便は前と後ろにコンテナが少し載るだけで

あとは空コキ編成でした。

 

陽が昇り始めたと思ったらすぐに雲が遮ってしまい、側面がギラリと輝く絵面が

出せそうにありません。

 

 

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2017-05-03  901M(サンライズ出雲91号)  島本ー高槻

 

7両の単編成で快走する285系

 

冬季の運行では日照時間から撮影は叶いませんでしたが、

この時期はバッチリでした。

 

 

285系川崎重工と近畿車両でそれぞれ製造されており、

サンライズが運用開始する以前、

工場から出場してくる甲種輸送を撮影した覚えがあります。

 

川重からの出場車は鷹取でDE10牽引のシーンを、

JR東海が所有する編成は近畿車両から出てきて、DD51が牽く姿と

千里丘辺りで今で言うゼロロク牽引を狙いました。何故だかテールライトが点灯していた様に記憶しています。

 

 

あの当時の画像があればなぁ…

 

昔撮影したネガは社会人になって鉄を卒業した時、

引越しに際して処分してしまいました。

 

今になって悔やまれます。

 

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!