この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
ついに梅雨入りしてしまった様ですね。
本日は朝から雨。
シトシトと降る雨は心を優しく解してくれるように思えて好きです。
屋内に居れば、ですが。
撮り鉄の場合、お天気によって列車の運行が左右される訳ではないので、
場合によっては雨の中での撮影も覚悟せねばなりません。
ですので撮影時はピーカンであって欲しいと、身勝手に思うのです。
さて、今回も引き続き瑞風試運転の様子をお伝えして参ります。
この日は前日に通達157にて宮原支所へ帰区した瑞風が
日中に再び山陰本線を下るという事でした。
陽が昇ってからの黒い瑞風を撮影するのは初めての事なので、
本来なら午前中はチョイ鉄が難しいのですが無理やり都合をつけて
京都近辺の山陰本線途上で撮影を試みました。
2016-11-22 221系K13編成+4連 千代川ー八木
まずは練習電で構図と露出の調整・確認。
背景をご覧いただければお判りの通り、逆光です。
実はこの時間帯だと、
側面に日が当たるものの前面は影になり潰れてしまうので、
それならいっそド逆光にして黒さを明るく写してやろう、
と愚考しての判断でございます。
その判断が吉と出るか京と、じゃない凶と出るか。
2016-11-22 287系4連+3連 千代川ー八木
瑞風の通過時刻が近づいてくると、陽の向きがトップ気味に変化して参りました。
お陰で287系の側面上部などは、完全に白飛びオーバーです。
大丈夫なのかと不安になってきたのですが、今更ポイントを変更する事も
ままならず、この構図・露出で勝負を決める事となりました。
2016-11-22 回9833D 87系気動車4両 千代川ー八木
結果はご覧の通り、思惑と異なり大失敗。
瑞風の車高が思ったよりも高く、287系では気にならなかった背景の煙突が、
先頭車両のパーツの様に見えてしまいます。
トップライト気味の光線の所為で、屋根は照り返しで光り、
側面も白っぽく反射しているのに対して、前面は暗く沈んでしまいました。
完全に撮影地の選択ミスでございます。
この撮影で失敗してかなり凹んだことを覚えております。
ピーカンだから大丈夫、とタカを括っていた身を反省です。
失敗は成功の母、と言いますがやはり悔しい事には変わりありません。
黒い瑞風を綺麗に撮影したい、という願いを胸にこの日は撮影を終えました。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!