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先日、相模鉄道の新形式車両20000系についてのプレス発表がなされました。
第一編成の製造は日立製作所という事で、下松からの出場となります。
この編成の出場甲種は、私の地元でも沿線撮影が出来そうですね。
土砂降りだとそうもいかないのでしょうから、梅雨時期は
天気予報からも目が離せません。
一方で、
JR東海の特急気動車、キハ85系が置き換えられる事が発表されました。
まだしばらくは猶予がある話ですが、キハ11に続き
JR世代の新製車両も消えゆく時代が来たのですね。
さて、今回は瑞風の試運転雑記にまつわる記事として、
営業運転前に更新しておきたい瑞風の甲種輸送をネタと致します。
瑞風の車両は2016年3月に中間車5両が川崎重工から出場し、
JR西日本の吹田工場にて内装工事を施されておりました。
私がデジ一を購入する直前の8月15日には先頭車両2両が近畿車両から出場し、
7両が出揃いまして、そのうちの4両を使用して
10月からは試運転がスタートしたのです。
しかしながら、瑞風は10両編成というアナウンスでしたので、
残り3両がまだ完成していない事になります。
調べてみると12月に近畿車両から出場するという事で、
ならば押さえるべし!と意気込み撮影に向かいました。
2016-12-13 9894列車 87系気動車3両 鴫野ー吹田貨物
城東貨物線の有名撮影地にて狙いました。まずは望遠で。
この日は冷たい冬の雨がザンザカ降り続いており、傘をさしての撮影でございました。
露出が暗く、カメラの感度を高く設定して87系車体の黒いラッピングが、
見やすくなるように意識いたしました。
私が撮影地に到着すると普段の甲種輸送とは比較にならない人出でして、
何とかお願いして隙間に入れてもらい撮影する事が出来ました。
2016-12-13 9894列車 87系気動車 鴫野ー吹田貨物
当ブログのヘッダーに使用しております画像です。
この日の近畿車両出場甲種は岡山機関区所属のDE10 1733号機が牽引しておりました。
雨が激しく降る中を、ゆっくりと進んでいく87系気動車の甲種輸送。
2016-12-13 同上 鴫野ー吹田貨物
手前がキサイネ86-1、通称デラックススイートでございます。
1両で一部屋と言う超が付く豪華な仕様。
1泊で100万以上もするなんて、凄いお金の使い方だと思ってしまう私は、
この車両に宿泊する事など無いのでしょうね。
だって、100万あれば絶対別の使い方しますよ。
2016-12-13 同上 鴫野ー吹田貨物
2両目はキシ86-1、形式名からの連想通り食堂車でした。
大きな窓が4つある以外は壁ですが、壁の裏には厨房設備があるのでしょうね。
2016-12-13 同上 鴫野ー吹田貨物
最後はキラ86-1。
輝いている様な形式名ですが、ラウンジカーでございます。
気動車のキとラウンジのラでしょうか。
キシとキラの車体下部には機器がくっついているのも見えますね。
この2両には乗客が宿泊しないのでこういった装置が取り付けられている様です。
2016-12-13 同上(後打ち) 鴫野ー吹田貨物
後端も先頭と同じ様に、養生フィルムではなく
扉をビニール張りで覆っておりました。
断面右側には排気筒のようなものも見られます。
列車はこの後、吹田貨物ターミナルにてJR西日本のDD51 1109号機に
牽引をバトンタッチして宮原操車場へ向かいました。
瑞風はこの6日後には山陽本線で初めて10連での試運転を行っております。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました