この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
本日も非鉄でございました。
良いお天気だったはずなのですが、午後からは雲が湧き
夕立の気配になりました。
でも降りそうで降らず。
お天気が読めないので困ります。
さて、今回の更新は近畿車輛から出場する東京メトロ日比谷線用の13000系、
その第9編成の甲種輸送となります。
第2四半期最初の月という事で実施件数の少ない甲種輸送を、出来うる限り
拾っていこうという意気込みで撮影に挑みましたご報告となります。
何度も申し上げて居りますが、お仕事の都合で土曜の午後は
とても出づらい状況でございます。
しかしながら、7月の甲種輸送は261系気動車が1本、この13000系が2本と
コキ107が2回、19日に実施されたDF200の入場(5085レ)という6回のみ。
厳密には他にもありますが。
私が撮影に挑めるのはそのうち半数の3回きりでございました。
であれば、多少の無理繰りをしてその3回はきっちりものにしておこう、という魂胆で
今回も撮影をしております。
8月の実施件数も似たようなものなのですけどね。
というわけで、すっかり定番となりました、いつもの裏調子へ。
まずは練習電。
露出と構図を決める為の練習電ですが、
この列車は複々線の内側を走るので構図としても中途半端でございます。
露出を確認して、内線を走る7連から外線釜込8両をイメージして構図を決めます。
2017-07-08 683系3両+6両 長岡京ー山崎(後打ち)
終着の大阪を目指す特急サンダーバード号。
旧塗装の手前3両とリニューアル塗装の6両という、面白い編成でございました。
今しか見られない新旧混結でございましたので思わず、後打ちでしたが撮影。
さぁ、いよいよ本番です。
2017-07-08 9866列車 山崎ー長岡京
快晴の午後。
近畿車両から出場したばかりの13000系第9編成が
サントリービールの工場を横目に輸送されていきます。
ステンレス車体にシルバーと水色、更に細い黒帯を巻いた新製電車を、
すっかり古豪となった新鶴見のEF65 2075号機がゆっくりとエスコートしていきます。
2017-07-08 同上 山崎ー長岡京
オマケ。
今回は釜との連結面を狙ってみました。
判りづらいのですが、先頭車両の前から2つ目の扉に
蛍光緑のビブスを羽織ったメーカーの方が乗車されておられます。
真新しい新車、内装もビニールを被った状態の車内では
当然パンタグラフも下がっていてエアコンも使えない為に
傍の窓が一枚だけ、カーテンを開けて風を入れられる様にしておられます。
私の様なスキモノならばともかく、
お仕事でこの環境はちょっと辛いのではなかろうか、とつい心配してしまいます。
機関車との連結面になる先頭は、前面ガラスを養生フィルムが覆っております。
機関車との連結面はとても汚れが付着するそうで、こうして養生しておく事で、
メーカーから引き渡されての自走回送がスムーズに行えるようにとの配慮ですね。
2017-07-08 同上 山崎ー長岡京
編成最後尾となる13109号車の窓には、今回の甲種輸送の特殊貨物検査票が
貼付されておりました。
この特殊貨物検査票は、輸送される車両がホームやトンネルの入り口などに干渉せず
本線上を走行可能である事を事前に検査し、OKですよ、と許可を得た証明ございます。
また、何時、どこからどこまで輸送されるのか、といった内容が記載されているので
甲種輸送を理解するうえでとても重要な車票となります。
年度ごとにまとまって割り振られる輸送番号(甲○○)もここに記載されるので
突発的に撮影した甲種送でもこれを押さえておくと資料価値が高まるのです。
勿論、自己満足ですが。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがようございました!