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昨夜から降り始めた雨も午前中にはすっかり上がり、
所々晴れ間も見られた本日の関西。
私の住む地域で月曜から開催されている秋祭りも、午前中でフィナーレと
なりました。
明日からはまた、いつもの日常が始まります。
さて、そんな本日ですが、お昼休みにチョイ鉄をして参りました。
それが今回の表題となります、自衛隊の機材を輸送する貨物列車でございます。
2017-10-25 9091列車 京都貨物ー向日町(操)
EF210-137号機の牽引する、パッと見ただの貨物列車でございます。
しかしながらよく見てみますと、機次位から4両目までと7、8両目には
無地の青い海上コンテナが積載されております。
2017-10-25 コキ104-1132 京都貨物ー向日町(操)
機次位のコキ104には3つのコンテナが積載されております。
コンテナの下部に小さな、逆三角形の赤い標識がついているのがお判りでしょうか。
元画像を拡大して確認した所、これは重心を示す標識となっておりました。
元々コンテナについていた標識ではなく、急遽テープで張り付けたっぽい
貼付の仕方で、急造感が否めません。
2017-10-25 コキ104-2864 京都貨物ー向日町(操)
こちらは編成中ほどに、1つだけ積載されておりました。
白い紙で貼付されておりますのは、このコンテナが何処から何処まで運ばれるのかを
示す標識でございました。
こちらも拡大すると、部品類と書かれておりましたので
何らかの部材が入っているものと思われます。
邪推するならば、編成中ほどの安定した位置で、単独積載のコンテナである事から、
コンピュータなどの精密部品ではないかと思ってしまいます。
あくまでも私見ですよ?
2017-10-25 コキ107-2128 京都貨物ー向日町(操)
7、8両目に連結されていたコキには、車票が差し込まれておりました。
赤い矢印で記した部分でございます。
こちらには、恐らくこのコンテナに積んである内容物の事でございましょう、とある
物品名が記されておりました。
…そして。
この編成の醍醐味は後端にありました。
それがこちら。
2017-10-25 コキ107-2133 京都貨物ー向日町(操)
フラットタイプのコンテナにワイヤーで木枠を固定、
その木枠へワイヤーで車両を固定して輸送する荷姿の、
続いて真横から。
2017-10-25 同上 京都貨物ー向日町(操)
前後にしか壁のないコンテナ、というのも面白い形状でございます。
1990年代から現在でも製造されているロングセラー車両でございますね。
トラックの機動性とマイクロバスの様な多様性を併せ持つ万能車両として、
災害現場などでの活躍もお馴染みでございます。
これを撮影してようやく、自衛隊機材輸送っぽい絵になりました。
2017-10-25 同上 京都貨物ー向日町(操)
おまけのバックショット。
鉄にとってはお馴染みのコキに、
OD色をした自衛隊車両が積まれている光景は
とても非日常感が出ている様に思います。
2017-10-25 9091列車 京都貨物ー向日町(操)(後打ち)
列車は旭川を22日に出発し、台風の影響でスジが乱れたものの
24日午前には宇都宮(タ)へ到着。
しかし東北本線の設備故障で再び足止めを食い、若干遅れて新鶴見を出発致しました。
京都貨物駅を出発する時刻は定刻だったようで、予定通り撮影する事が出来ました。
列車は転地訓練という事で、この後、九州の西大分まで進行する、
という話でございます。
それでは、
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