写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第367列車 「 奈良線代走の103系NS617編成を狙う 」

 この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

昨年ブログを立ち上げた際の記念すべき

第1回記事は下のリンクにあります通り

奈良線での103系221系撮影でございました。

 

特にコレといったネタ撮影ではなく、

日常の鉄道を切り取った記事でございまして、

今見返すと「うわぁ」というレベルの

写真と文章、撮影地選びでございました。

 

恥を忍んでリンクを貼付しておきますが、

あまり参考にはならないと思います。

 

 何故かリンクが二重に貼り付けられておりますが、

どちらも同じ記事でございます。

 

 

奈良線103系についてはその後、

下のリンクにて再履修しておりまして満足して

おりました。

 

 今後は特にこれといったネタもないのであれば

撮影に赴く必要もないかな、と考えておりました。

 

kyouhisiho2008.hatenablog.com

 

 

記事は2回に渡っての更新でございましたので

通達151、152と貼りつけておきます。

 

 

昨日は元旦という事で、そんな奈良線へ思いを

馳せながらも自宅で親戚の来訪に対応したり、

お節料理を摘まんだりとのんびり過ごす

予定でおりました。

 

 

所が、奈良支所に所属し関西本線系統の運用に就く

103系6連のNS617編成がこの日、221系の代走で

普段は入線しない奈良線へ運用に入ったという

事が判かりました。

 

奈良線103系6連は元々3本が所属していたのですが、

森ノ宮支所から323系の新製で玉突き転属してきた201系に

追い出される形で2本が運用を離脱しておりまして、

最後の1編成が残っているのみでございました。

 

そんなラスト1のウグイス色103系6連が、普段は縁の無い奈良線

代走に就いているという事で、家の用事もそこそこに

緊急出動を決めまして、2年続けての

元旦奈良線撮影となった次第でございます。

 

現地へ到着すると、撮影地には鈴なりに

鉄さんたちが集っておられ、皆さん一様に

ファインダーを覗いておられます。

 

しかも踏切が鳴動しており、「まさか!?」と

予感がして振り向くと丁度、今回のネタで

ある103系6連が奈良へ向かってやって来た

所でございました。

 

目の前を無情にも通過していくネタ列車…

完全順光、いわゆるバリ順シチュエーションで

目の前を通過されてしまいました。

 

がっくりする気もそこそこに、

奈良へ着いた103系6連はその後京都へ

折り返してきますので、それを更新の

ネタとすべく待ち構える事に致しました。

 

その結果が今回の表題となっております。

 

 

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2018-01-01 103系NS617編成  棚倉ー玉水

 

面潰れの半逆光となってしまいましたが、

無事に確保する事が出来ました。

 

普段の奈良線には4連の103系しか居りませんので、

妙に長い編成は少々違和感がございます。

 

 

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2018-01-01 103系NS407編成  棚倉ー玉水

 

撮影地へ到着して最初に撮影したのがコチラ。

 

プレーンな4連の103系でございました。

 

 

奈良線の中でも乗車率が下がる城陽以南は、

比較的長閑な風景が多く、都心を走る

イメージがある103系にはミスマッチにも感じます。

 

ですがそこは4連。

 

のんびりした沿線と、短編成の103系が織りなす風景は

奈良線特有のものでございます。 

 

 

 

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2018-01-01 221系NC607編成  玉水ー棚倉

 

かつては東海道本線のエースだった221系

 

登場から30年近くたつ今、本線運用だけでなく

各亜幹線でもこのように活躍する姿が見られます。 

 

 

 ちょっと露出オーバーでございました。

 

側面屋根部分がどうしても陽を受けて白とびしてしまいます…

 

 

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2018-01-01 221系NC609編成  棚倉ー玉水

 

反対方から京都へ向けてやって来た編成では

露出をさらに下げて狙いましたが、陽光を受ける側面は

どうにも未だオーバーに感じてしまいます。

 

案外難しい被写体なのでございます。

 

 

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2018-01-01 103系NS401編成  玉水ー棚倉

 

ネタであるNS617編成を待つ間に、奈良行の103系4連がやって来ました。

 

コチラは奈良線の地味なスター、NS401編成でございました。

 

今となっては唯一の初期型ヘッドライト「豚鼻ちゃん」を持つ

両端先頭車が、他の編成とのわずかな差異となっておりまして、

地味なスター扱いされております。 

 

元旦のこの日、順光でキッチリとこの編成が撮影出来ただけでも

充分に幸先の良い2018年スタートでございます。 

 

 

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2018-01-01 103系NS617編成  棚倉ー玉水(再掲)

 

NS401編成を撮影後、いよいよネタである

NS617編成がやって来ます。 

 

221系撮影から少し時間が経過しておりますので

再度露出をしっかりと合わせ、練習で確認した構図を取って

本番となりました。

 

奈良線では見られない、前から3両目に貼付された

女性専用車両のステッカーが6連の証。

 

 

戸袋窓が埋められていたり、前面窓押さえが金属だったりと

往時の姿からは変化していますが、

屋根に並ぶボタン型のベンチレーターや、編成に2つ揚げられた

パンタグラフなど、国鉄時代を彷彿とされる103系

 

特に6連はいつまで残るのか定かではございませんので、

この日、記録出来たことはラッキーでございました。

 

 

奈良線からいただいた、素敵なお年玉。

 

今年もいい写真が撮れるように気張って参りたいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!