写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第388列車 「 ついに実現!EF66 27牽引の8090レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

日中も時折強い突風が吹き冷たく凍える

寒さとなりました本日の関西。


幸い積雪もなくゆったりと過ごせております。


 

本日は小ネタ確保の為、チョイ鉄となりました。

 

撮影中もカメラを構えていて強い風が吹くと

身体が揺らされ撮影に難儀しておりました。

 

結果は明日の更新でご報告させていただきますね。

 

 

さて、第384列車の記事で、空になった日鐵チキを

8091レで返空するEF66 27号機を取り上げて

おりました。

 

幡生まで牽引した27号機は、今度は幡生から

ロングレールを3段積載した状態で関東へ

向かう8090レの方にも充当されたのでございます。

  


この列車は積載されている長いレールが

カーブに合わせてグニャリと曲がるサマが

魅力的な列車なので、撮影は俯瞰構図で!

と常々思っておりました。

 

もっとも関西では深夜帯の通過となり、撮影は

極めて困難でございますので、今までネタに

する機会がございませんでした。

 

陽が上り始める豊橋辺りまで行こうか、と

思う事はあったのですが、魂に火が着く前に

他のネタへシフトしておりました。

 

きっと湿気ていたのでしょう…

お尻に着火は茶飯事なのですが。

 

 

今回は前日に夜行バスの切符を取っていた為、

ちょうど撮影できる!という事で予定を組み直し、

ようやく念願の撮影となりました。

 

しかもネタ釜であるニーナ!

テンションが上がります。

 


遠征では西武甲種を優先したので、8090レは

間に合わないかも、と諦め半分だったのですが

甲種撮影時にご一緒させていただいた方々との

会話で撮影意欲も高まり、最悪エキセンでもいいや、と

参戦を決意いたしました。

 


時間を調べてみますとギリギリで間に合い

そうな事が判り、立川から早川へ向かいました。

 

車内で朝昼を兼ねてのコンビニおにぎりを

食そうと思ったのですが、残念ながら南武線

東海道本線ロングシート車でございました。

 

東海道の車内でグリーン券を購入するのは、

何だか負けた気がするので普通車から動かず、

ここで周囲を気にせず食べるか、遠慮して

空腹で過ごすか大いに迷っておりました。

 

そうした車中での葛藤の末、早川駅を下車し

これまた憧れの俯瞰撮影地である石橋山へ

やって参りました。


 

オヤジの私にはキツイ急坂を、息を切らせて

何とか登りまして撮影致しましたのが

コチラでございます。

 

 

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2018-01-21 8090列車  根府川ー早川

 

雲の多い晴天だったのですが、列車の通過時は

光線が遮られる結果となりました。

 

逆光ですので海は出来るだけカットし、

列車主体の構図で挑みました。

 

 

恐らく8091レには初めて充当されたのでは

ないかと思われます、27号機の8091レ。

 

憧れの撮影地にて、憧れの列車を仕留める事が

出来まして、感慨深くありました。

 


釜には架線柱の脇を走るワイヤーが掛かるのです

が、せめて釜番には掛からない様に配慮するのが

精一杯でございました。

 

これでも中腰で調整して撮影したので、

ちょっとした力作なのでございます。

 怪我人なのに…

 

もう少し上のポイントであれば

ワイヤーも抜けるのでしょうが、上の方は

黒山の人だかりでございまして…

 

 

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2018-01-21 撮影に集う鉄の皆様  早川・石橋山

 

私が現着した折には、既に最上段のポイントに 

100人以上の鉄さん達が集結しておりました。

 

プライバシー保護の為に皆様には黒頭巾を

被っていただきました。

 

 

この最上段の他、至る所に沢山の鉄さんが

いらっしゃり、壮観でございました。

 

関西の撮影地では50人も集まれば凄い!と

感じるだけに、スケールの違いに驚愕致します。

 

 

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2018-01-21 E231系15両  根府川ー早川

 

練習電でございます。

 

このポイントはトンネルとトンネルの合間に

掛かる橋梁を俯瞰で抜く場所なのですが、

10両以上の編成となると後端まで入り切らず

トンネル内にお尻が隠れてしまいます。

 

本番となる8090レは釜込み10両なので、

ケツ切れもなくスッキリと編成を抜く事が

出来ました。

 

実はここへ赴いたのにはそんな目算も

あったのでございます。

 

 

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2018-01-21 EF66 27+チキ5500 9両  根府川ー早川

 

冒頭より一つ先に切ったコマがこちらとなります。

これがピント置き位置で撮影したものでして、

今回の主題となる一枚でございます。

 

 

 列車の位置的にバランスが良いのは、

冒頭の方ですのでどちらをハイライトに

するかは難しい選択でございました。

 

この位置ですとパンタに架線柱が掛かる

のを避けられますので、ここに

置きピンしておりました。

 

 

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2018-01-21 チキ5450-3  根府川ー早川

 

レールを積載したチキ5500の側面には、

日鉄住金物流八幡の文字が見えます。

 

私有貨車のチキ、という事でございますね。

 

 8091レを関西で撮影する機会はありますが

闇鉄ですのでこの様に貨車のサイドを上手く

撮影する事は出来ません。

 

昼間ならではの一葉でございます。

 

 

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2018-01-21 8090列車  根府川ー早川

 

最後に三枚目のコマを。

 

連射のトロい私のカメラでも3コマは

撮影出来るゆっくりさ加減で通過して

行きました。

 

撮影後はあちらこちらから「おお~」とか

「よっしゃ」とかいった声が聞こえて参ります。

 

撮影してすぐに画像が確認できるのも

デジカメの利点です。

 

 

周囲にいた鉄さん方はこの後、相模貨物駅

停車する時間を利用して追っかけされる様で、

一斉に下山されていらっしゃいました。

 

列車は相模貨物駅から8087レとなり、越中島にある

東京レールセンターまで運行されます。

 

私も可能なら笠間大橋辺りで2発目を、

なんて考えたのですが明日は仕事ですので

早めに帰宅してゆっくりする、という誘惑に

抗う事が出来ませんでした。

 

年ですかね…

 

 

帰りの早川駅ではホームの向こうに見える

大きな観音様の像を眺めつつ列車を待ち、

車内では冬の割に穏やかな海を見ながら 

帰路へと着いたのでございます。

 

 

随分あっさりと遠征が終わりますが、小ネタを

主題とした記事は今後、折を見て更新させて

いただく予定です。


恐らくは全5〜6回くらいのボリュームとなる

東京遠征記事、しばらく先になりますが

そちらもお楽しみいただければ幸いでございます。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!