この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
生憎の雨模様となりました、本日の関西。
そのお蔭なのかここ数日の中では暖かく、毎朝
凍った池を眺めてはため息をついていた日課が
無くなり、今朝は安堵しております。
さて、本日の更新はそんな雨空の中で
運転されました甲種輸送を撮影致しました
ご報告となります。
2018-02-10 8561列車 山崎ー長岡京
JR北海道が満を持して投入致します最新鋭車両、
H100形気動車が本日、兵庫の川重を出場して札幌の
苗穂へ向けて甲種輸送されました。
このH100形気動車、先頃登場いたしました
施した仕様の車両でございまして、丁度新幹線の
E5系に対するH5系に相当致します車両となります。
GV-E400形気動車は量産先行車として両運転台の
車両1両と片運転台の2両編成1本の計3両が
登場しておりましたが、今回のH100形は
両運転台仕様が2両という陣容でございます。
2018-02-10 5070列車 山崎ー長岡京
雨天の為、光線具合を気にせず撮影地が選べるので
短編成向きのポイントである、三中陸橋へと
出向いて参りました。
吹田の桃太郎が充当される運用に代走され、
5070レで鮫釜の122が姿を見せました。
このポイントは長編成の貨物列車ですと
編成の後方がカーブで切れる為、敢えて全体は
捉えずに甲種輸送の構図で撮影してみます。
降りしきる雨の中をカーブの制限速度いっぱいに
減速し、新鶴見を目指します。
2018-02-10 223系W28編成 山崎ー長岡京
ネットで調べておりますと、甲種の編成は
吹田貨物ターミナルからヨ8000形が釜の次位に
連結されているとの事で、構図をヨの分だけ余裕を
持って組みなおす必要に迫られました。
その為露出設定などを調整し直し、練習電を撮影、
確認に余念を狭まず本番に備えます。
2018-02-10 EF510-8+ヨ8794+H100-1+H100-2 山崎ー長岡京
オマケのバックショットは手前のワイヤーに
ピントが合ってしまい、ボケ写真になりました…
H100形にはDECMOという愛称が付けられている
そうでございまして、車体側面の窓上には
黒と黄色の文字でDECMOと文字入れがありました。
お察しの諸兄もいらっしゃるかと存じますが、
なると思われます。
札幌地域にはキハ201系や733系などが配置され、
国鉄時代に比べ快適になったものの、その他の
地域では未だ数多くの国鉄型車両が現役で
活躍しております。
北海道の在来線車両としてはアルファベットを冠する
初の形式となるH100形気動車。
今後、走行試験を経て各線区へ投入され、
北海道の顔となっていくのでしょうか。
その動向にも注目したいと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!