写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第406列車 「 甲216 JR北海道 H100形気動車(H100-1、H100-2)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

生憎の雨模様となりました、本日の関西。

 

そのお蔭なのかここ数日の中では暖かく、毎朝

凍った池を眺めてはため息をついていた日課

無くなり、今朝は安堵しております。

 

さて、本日の更新はそんな雨空の中で

運転されました甲種輸送を撮影致しました

ご報告となります。

 


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2018-02-10 8561列車  山崎ー長岡京

 

JR北海道が満を持して投入致します最新鋭車両、

H100形気動車が本日、兵庫の川重を出場して札幌の

苗穂へ向けて甲種輸送されました。

 

このH100形気動車、先頃登場いたしました

JR東日本のGV-E400形気動車に耐寒・耐雪装備を

施した仕様の車両でございまして、丁度新幹線の

E5系に対するH5系に相当致します車両となります。

 

GV-E400形気動車は量産先行車として両運転台の

車両1両と片運転台の2両編成1本の計3両が

登場しておりましたが、今回のH100形は

両運転台仕様が2両という陣容でございます。

 

 

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2018-02-10 5070列車  山崎ー長岡京

 

雨天の為、光線具合を気にせず撮影地が選べるので

短編成向きのポイントである、三中陸橋へと

出向いて参りました。


吹田の桃太郎が充当される運用に代走され、

5070レで鮫釜の122が姿を見せました。

 

このポイントは長編成の貨物列車ですと

編成の後方がカーブで切れる為、敢えて全体は

捉えずに甲種輸送の構図で撮影してみます。

 

降りしきる雨の中をカーブの制限速度いっぱいに

減速し、新鶴見を目指します。

 

 

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2018-02-10 223系W28編成  山崎ー長岡京

 

ネットで調べておりますと、甲種の編成は

吹田貨物ターミナルからヨ8000形が釜の次位に

連結されているとの事で、構図をヨの分だけ余裕を

持って組みなおす必要に迫られました。

 

その為露出設定などを調整し直し、練習電を撮影、

確認に余念を狭まず本番に備えます。

 

 

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2018-02-10 EF510-8+ヨ8794+H100-1+H100-2  山崎ー長岡京

 

オマケのバックショットは手前のワイヤーに

ピントが合ってしまい、ボケ写真になりました…

 

 

H100形にはDECMOという愛称が付けられている

そうでございまして、車体側面の窓上には

黒と黄色の文字でDECMOと文字入れがありました。

 

 

お察しの諸兄もいらっしゃるかと存じますが、

H100形が増備される事で今後、JR北海道保有する

キハ40系などの国鉄気動車は淘汰される事に

なると思われます。

 

札幌地域にはキハ201系や733系などが配置され、

国鉄時代に比べ快適になったものの、その他の

地域では未だ数多くの国鉄型車両が現役で

活躍しております。

 

北海道の在来線車両としてはアルファベットを冠する

初の形式となるH100形気動車

 

今後、走行試験を経て各線区へ投入され、

北海道の顔となっていくのでしょうか。

 

その動向にも注目したいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!