写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第441列車 「 麗しのセミセンターキャブ! 厄神工臨の返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


ダイヤ改正となりました本日は、良い陽射しの

お天気となりました。

 

私はチョイ鉄で出向いたものの、成果無しの残念鉄と

なり、意気消沈の帰宅でございます。



さて、今回の更新は昨日撮影致しました工臨

模様をご報告申し上げます。

 

拙ブログではこれまでにも幾つかの工臨を撮影し、

ご報告させていただいて来たのでございますが、

牽引する釜は下関総合車両所に所属する

EF65 1000か網干総合車両所宮原支所のDD51が担う

ものでございました。

 

所が今回の厄神工臨は、線形が脆弱な

地方交通線である加古川線内を走行する関係から

自重のより軽い梅小路運転区DE10型

ディーゼル機関車が牽引を担当している列車

なのでございます。

 

 

私は以前からこの厄神工臨が撮影したかったのです

一向に機会が無く、今回は鉄仲間さんからの

ご厚意で運転日程をお知らせいただき、漸く

撮影する事が出来ました。

 

 

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2018-03-16 工9396列車  山崎ー長岡京

 

運転席が前後で非対称の位置に設けられた、独特の

構造をしたスタイルの機関車であるDE10。

 

1エンド側であるロングノーズを先頭にして

お馴染み、調子踏切を通過して行きました。

 


 先日の焼き芋、1731号機と同様に旋回窓、

スノープラウにつらら切りを装備するバリバリの

雪国仕様の釜ですが、それもその筈で昭和46年の

新製配置が敦賀第一機関区、JR化後には富山運転

センターへ配置され一貫して豪雪地帯が活躍の場で

ございました。

 

平成14年に梅小路運転区へ転属されて以降は、

装備をそのままに関西で活躍を続けている

のでございます。

 

この列車の撮影機会をいただき、鉄仲間さんには

感謝の念に絶えません。

 

 

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2018-03-16 207系H2編成  山崎ー長岡京

 

この日は前夜から降り出した雨が続きまして

空はドンヨリと曇った一日でございました。

 

ブレ防止の為に、シャッター速度を確保しながら

露出を得ようと感度を3200まで上げての

練習電でございます。

 

もう本命が後方に見えておりました。

 

左後ろでハイビームを照らしているのが、DE10で

ございます。

 

 

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2018-03-16 DE10 1118+チキ2両  山崎ー長岡京(後打ち)

 

オマケ。

 

普段は梅小路区からあまり出る事の無い釜が

颯爽と本線上を駆け抜けるシーンに

痺れてしまいます。

 

 

JR東海を除く各社と一部私鉄に、未だ多く残る

DE10ですが、今後いつまでも安泰だという事は

ありません。

 

入換え仕業も今年度更に3両のHD300が増産され、

徐々に貨物での活躍も狭まる中、機会のある内に

旅客、貨物それぞれの姿を記録して行きたいと

思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!