この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
EF66 30号機がついに、運用離脱と広島車両所への
回送を実施された様でございます。
思い起こせば昨年春に、夏には落ちると言われ始め
機会を見つけては撮影しておりましたが、とうとう
最期の時を迎えたのでしょうか。
まさかの27号機にエスコートされての無動力回送は
ロマンに溢れたシチュエーションだった事でしょう。
粋な組み合わせを用意された吹田機関区の計らいに
賞賛を贈りたいと思います。
残るロクロクは27号機僅か1両。
その動向にも注目が集まります。
さて、今回の更新は早川駅から普電に乗って
乗り継ぐまでの間に撮影致しました小ネタで
ございます。
サブタイトル通り、下り列車を待つホームの
向かい側に185系が入線して来ましたので、
増結シーンを撮影すべくカメラを取り出して撮影
開始となりました。
2018-01-21 185系C6編成 熱海
まずは修善寺から三島を経由して先着した
付属編成の5両を、バックショットで。
駅での気軽な撮影なのでいつもの様に光線がどーたら
とか構図がこーたら、などと無粋な事は申しません。
スナップでテキットーに撮影しております。
やっぱり改めてみてもマークの娘は、手の甲に付いた
変な匂いをクンカクンカしている様にしか見えません…
2018-01-21 185系OM04編成 熱海
基本編成の10連もやって来まして、付属編成と
縦列にホームへ入線致しました。
2018-01-21 185系OM04編成 熱海
ホームの係員が赤旗を当てて停車を確認しています。
餌を目の前に、待て!と言われている犬の様だ、
などと考えてはいけません。
ム、小腹が空いて来ました…
この段階では運転停車ですので、まだ客用扉は
閉まったままでございました。
乗客からは見られないのでしょうけれど、ホームに
いる他のお客さんはこれから始まるちょっとした
ショーに期待の視線を向けております。
中には動画撮影されているパパさんもおられました。
2018-01-21 185系OM04編成 熱海
再び動き出します。
今度は微速前進で付属編成に接近して行きます。
2018-01-21 185系増結シーン 熱海
お見合いシーンでいったん停車し、係員さんが
連結機器の確認をされます。
2018-01-21 185系増結シーン 熱海
緊張の一瞬。
周囲のギャラリーも固唾を飲んで見守ります。
子供の頃に家族で見たTVドラマのキスシーンの
気不味さを思い出し、ちょっとドキドキしていたのは
私だけではないハズです。
余談ですが、キスし慣れない頃って何で唇に歯が当たるの
でしょうね。
あれ、めっちゃ痛いんですよね…
キスが原因で唇に傷が出来てしまい、そこから
炎症とかになってキス恐怖症に掛かって
しまったらどうしてくれるのでしょうか。
もうオッサンの私には関係のない事でございますが。
2018-01-21 185系増結完了 熱海
ガッチョン!
という音と共にわずかに付属編成が揺れ動いて連結が
完了致しました。
ここから終着の東京までは、1本の列車となって
走り抜けて行くのでございます。
あの、やかましくも懐かしい国鉄モーターを
夕暮れの湘南に響かせながら。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!