写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第519列車 「 甲32 JR九州YC1系(YC1-1+YC1-1001)の甲種輸送を狙う 後編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

※注意!この記事には飯テロが仕掛けられております

 

 

さて、今回の更新は第518列車の続きとなります、

YC1系の甲種を撮影致しましたご報告となります。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602215356j:plain

2018-06-01 9863列車  明石ー西明石

 

まずは今回のハイライトから。

 

遠く、九州を目指すYC1系をエスコートする第2走者は

吹田機関区のEF66 114号機が登板となりました。

 

リレー選手のタスキの様に架線の影を掛けながら、

一先ずの目的地となる姫路貨物駅を目指します。

 

 

時間を少しさかのぼりまして、前回は兵庫駅にて

撮影しておりましたが、その後は神戸貨物ターミナルが

ございます鷹取駅へ移動を致しまして、列車の

入線シーンを狙います。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602212203j:plain

2018-06-01 9892列車  神戸貨物ターミナル

 

列車番号の付与された甲種輸送としてはこれが

最初の撮影となります9892レ。

 

DE10 1743号機はここまでのエスコートでございます。

 

陽射しが緩く、YC1系のステンレス車体も照り返しが

無く撮影出来ました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602212526j:plain

2018-06-01 9892列車  神戸貨物ターミナル

 

続けてもう1枚。

 

車体側面に描かれたYC1系の青いロゴが、架線柱に

隠れ無い様に気を遣います。

 

短鼻の2エンド側が先頭ですと、DE10らしさが

際立つ様に思えるのですが、コチラ側先頭を嫌う

鉄さんも割といらっしゃる様ですね。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602213126j:plain

2018-06-01 YC1-1  神戸貨物ターミナル

 

YC1系の側面を狙ってみました。

 

こちらは博多寄り先頭車のYC1-1号車でございます。

 

 

背景がタワマンなのが残念ですが、この地で

YC1系が撮影出来る最初で最後の機会です。

 

文句が有ろう筈もございません。

 

 

今までのJR九州には無かったオレンジ色を

あしらったステンレス車体に新鮮な印象を覚えます。

九州の車両と言えば赤や黄、青といった鮮やかな

原色を使った色使いのイメージが強く、中間色を

用いた車両は珍しく感じます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602213839j:plain

2018-06-01 YC1-1001  神戸貨物ターミナル

 

こちらは小倉寄りの先頭車となります1001号車。

 

ディーゼルでモーターを回して電気で走る機構と、

蓄電池を搭載した併用走法がどの様な結果を

もたらすのか、今後の走行試験にも注目が集まります。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602214727j:plain

2018-06-01 YC1-1001側面  神戸貨物ターミナル

 

客用扉の上部にあります青い囲みと、ロゴマークには

「YASASHIKUTE CHIKARAMOTI」

と、記載がございます。

 

環境に配慮した駆動方式を指して「優しい」、そして

従来以上の出力を目標に開発された「力持ち」、

それぞれのコンセプトから頭文字を抜粋して

名づけられたYとC。

 

今までの形式表記とは根本から異なる表記法に、

JR九州の意気込みを感じました。

 

 

この撮影の後、冒頭の場所へ移動致しまして

ELが牽引するシーンを狙います。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602215845j:plain

2018-06-01 9863列車  明石ー西明石

 

列車は所定の時刻を15分ほど遅れて

運転されました。

 

この撮影地でご一緒致しました鉄さん方で、

遅延情報を共有し、皆で和みながら列車の到来を

待つ事が出来まして、とても有意義な時間で

ございました。

 

ご一緒致しました皆様、ありがとうございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602220117j:plain

2018-06-01 9863列車  明石ー西明石

 

お天気が良いのを見越しましてこの場所へ

布陣いたしましたが、よもや架線の影が面に

掛かるのは予想外でございました…

 

こればかりはどうしようもありませんので、

被らずに撮影が出来ただけ良かった、と

気持ちを切り替えて撮影しておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602220429j:plain

2018-06-01 9863列車  明石―西明石(後打ち)

 

オマケのバックショット。

 

この撮影でYC1系の顔を見て、いえ、ライトの

養生を見て気持ちがぶり返してしまいました。

 

「あぁ~明石の玉子焼きが食べたいんじゃ~」

 

 

そんな訳で折角明石へ来たのですから。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180602220720j:plain

2018-06-01 明石の玉子焼き  魚の棚商店街の某店

 

ほら、YC1系のライト養生みたいですよね?

 

 

明石駅至近にございます、魚の棚商店街の

アーケードには多くの玉子焼きを食べさせてくれる

店舗が並んでおります。

 

リーズナブルで美味しい玉子焼き、時々

食べたくなって訪れるのですが、他の地方でも

食べられるものなのでしょうか?

 

たこ焼きと間違われる事もある様ですが、こちらは

玉子を主原料としておりまして、お出汁に浸して

お召し上がりいただく料理となります。

 

ビールや他のアテ等も併せて食せるお店が

多いですよ。

 

さ、お腹も膨れました所で今回は

これにて御開きと致します。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!