写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第569列車 「 ~シリーズ国鉄の残滓を求めて~ 113系5300番台を狙う 2018春 舞鶴線紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

この先2週間ほども暑さが続く、などという予報が出て

絶望感が漂うこの頃でございます。

 

本日も暑い一日でございまして、沿線に出る気力すら

湧いて来ず非鉄となりました。

 

お仕事中に鉄仲間さんとお会いしたのですが、お誘いも

お断りしております…

 

 

さて、今回の更新は舞鶴線を訪れました第2回目の

記事となります。

 

舞鶴線は福知山電車区に所属する2連化された

113系が6本12両、そして115系が2連1本で

共通運用として運転されております。

 

地方交通線と規定された単線でして、山陰本線

綾部から小浜線と接続する東舞鶴までを結びます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180719224455j:plain

2018-03-18 113系S3編成  淵垣ー綾部

 

2丁パンタ以外の編成も緑一色に2両という可愛らしい

編成で運転されております。

 

前面窓押さえは奈良線で活躍する103系のNS編成と

同様、金属が用いられ厳つい印象を受けます。 

 

また、先頭の連結器にはカバーが

着けられております。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180719224619j:plain

2018-03-18 113系S5編成  綾部ー淵垣

 

この日の日中は1枚目のS3編成と、こちらのS5編成が

ピストンで往き来する運用となりました。

 

綾部市郊外に位置するこのポイント、山あいの

のどかな風景が背景として見えますが、撮影して

いる私の背後には山を切り拓いた工業団地がそびえ

大きなトラックなどが行き交う賑わいをみせて

おります。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180719224743j:plain

2018-03-18 223系F14編成  淵垣ー綾部

 

舞鶴線ではあまり見かけない223系。

 

こちらは新製当初から2連となります、5500番台が

福知山に所属しております。

 

223系の方は福知山線山陰本線の豊岡ー京都と

幅広く運用されている為、運転本数が少ない割に

目にする機会は多い形式でもあります。

 

私が普段撮影している東海道本線を走る223系とは

前面の傾斜が無くなり、顔が似て非なる仕様と

なりました。

 

この223系後期顔は、北陸で活躍する521系姫新線

気動車にも採用されている為、広い範囲で見かける

JR時代のポスト113系といった立ち位置となります。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180719224845j:plain

2018-03-18 113系S3編成  綾部ー淵垣

 

1枚目で福知山へ向かった編成が、折り返し東舞鶴

目指します。

 

舞鶴線を走る列車は、京都方面の特急を除き全て、

綾部から山陰本線に乗り入れて福知山へ向かいます。

 

つまり、舞鶴線内だけしか走らない列車は

存在しない、短い区間の路線となります。

 

 

港町である舞鶴へ、連なる山を越えて今日も

モーターを響かせながら、国鉄生まれの113系

駆け抜けて行くのです。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!