この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨夜から今朝にかけて降りました雨も午前中には
上がり、過ごし易い一日となりました本日の関西。
各地では鉄道関連のイベントが開催されております。
生憎と私は仕事でしたので、その様な楽しげな
催しには縁がございません。
さて、今回の更新は昨日、山口県の下松にございます
供されます予定の新形式車両が出場いたしました。
2016年には概要が発表されまして、その奇抜な
デザインには様々な意見が湧き起こりましたのも
記憶に新しい所でございます。
3次曲面ガラスを先頭車に採用、丸っこい前面と
開口部の大きな側面窓を持つ、西武鉄道の次世代を
担う旗頭として製造されました本車両。
今年度に甲種輸送されます新形式の中でも
非常に注目度の高い車両の一つでございます。
下松を発車した時点でも西武鉄道からは形式名などに
ついてのアナウンスが為されていないので、今回の
記事では形式名を入れず、編成番号も不明の為に
第1陣と記しております。
※10/29に形式の発表がありましたので、
サブタイトルに訂正をしております。
ちなみにECとはエレクトリックカー、
つまりは電車の略でして、気動車であればDC、
客車はPCと略します。
関西では未明から夜明けの時間帯でございます。
更に前夜からの雨が降り続いておりまして、
バッドコンディションでの撮影となりました。
2018-10-27 8862列車 栗東 -
雨雲に遮られ、陽の薄い滋賀県を東上しますのは
クロスパンタを装備したEF210-106に牽引されます
甲種輸送列車。
仕事の都合がございましたので、出勤に間に合う
ギリギリの遠出で露出のある撮影場所はこちら、
栗東のエキセンでございました。
が、雨がまだ残っていた為屋根のあるホームの
中ほどで撮影しております。
ではここで、少し時間を巻き戻しまして
甲種輸送列車を夜明け前に狙いましたシーンから
ご報告して参ります。
2018-10-27 8862列車 長岡京付近
お馴染みとなりました長岡京の橋上通路から。
時刻はまだ、夜明けにはほど遠い未明。
雨の降りしきる中でカメラを構えていたのですが、
気付かぬうちにレンズへ雨粒が付着したようで、
左に大きく、白いハレーションが出来ております。
2018-10-27 8862列車 長岡京付近
引いた構図でもう一度。
自身でも初めてとなります、1/15という
低速シャッターで撮影しております。
何とか釜番が判る程度には、列車を止める事が
出来たのですが、日ごろの行いが悪い為なのか、
無念にも雨粒の付着に気付けませんでした。
それでも、特徴的な先頭形状と側面の大きな窓は
判別できる程度には結果が出せました。
元々、この場所ではサイド気味の構図で撮影し、
移動して列車のお尻を狙う予定にしておりました。
そこで、東海道本線に乗車して追い掛けます。
2018-10-27 8862列車 草津
草津駅に停車している間に、養生でガチガチに
くるまれました編成後端を撮影します。
S字にカーブした側線ですが、何とか8両全部を
構図に収める事が出来ます。
正面気味に見ると前面ガラスの形状から、宇宙服の
ヘルメットの様な印象を受けました。
運転席にはライオンのぬいぐるみの様な物も
見えます。
西武鉄道のマスコットでしょうか。
2018-10-27 8862列車 栗東
オマケ。
今回の甲種輸送において、この車両は
形式や車番に至るまで、養生テープで目隠しされて
おりました。
唯一、西武鉄道の文字とコーポレートマークは
見えておりましたので、バックショットに代えて
スナップ撮影しております。
今後のアナウンスにおいて、形式や運行形態などが
発表される事になるのでしょう、新形式車両。
まだ名前も判らない、丸い特急の将来が
明るい事を願わずには居れません。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!