写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第665列車 「 甲93 西武鉄道 001系(第1陣)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

昨夜から今朝にかけて降りました雨も午前中には

上がり、過ごし易い一日となりました本日の関西。

 

各地では鉄道関連のイベントが開催されております。

 

生憎と私は仕事でしたので、その様な楽しげな

催しには縁がございません。

 

 

さて、今回の更新は昨日、山口県の下松にございます

日立製作所笠戸事業所から、西武鉄道の特急列車へ

供されます予定の新形式車両が出場いたしました。

 

2016年には概要が発表されまして、その奇抜な

デザインには様々な意見が湧き起こりましたのも

記憶に新しい所でございます。

 

3次曲面ガラスを先頭車に採用、丸っこい前面と

開口部の大きな側面窓を持つ、西武鉄道の次世代を

担う旗頭として製造されました本車両。

 

今年度に甲種輸送されます新形式の中でも

非常に注目度の高い車両の一つでございます。

 

 

下松を発車した時点でも西武鉄道からは形式名などに

ついてのアナウンスが為されていないので、今回の

記事では形式名を入れず、編成番号も不明の為に

第1陣と記しております。


※10/29に形式の発表がありましたので、

サブタイトルに訂正をしております。

 


ちなみにECとはエレクトリックカー、

つまりは電車の略でして、気動車であればDC、

客車はPCと略します。

 

 

日立から出場し、東海道を上る甲種輸送列車のスジは

関西では未明から夜明けの時間帯でございます。

 

更に前夜からの雨が降り続いておりまして、

バッドコンディションでの撮影となりました。

 

 

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2018-10-27 8862列車  栗東 -

 

雨雲に遮られ、陽の薄い滋賀県を東上しますのは

クロスパンタを装備したEF210-106に牽引されます

甲種輸送列車。

 

 

 仕事の都合がございましたので、出勤に間に合う

ギリギリの遠出で露出のある撮影場所はこちら、

栗東のエキセンでございました。

 

が、雨がまだ残っていた為屋根のあるホームの

中ほどで撮影しております。

 

 

ではここで、少し時間を巻き戻しまして

甲種輸送列車を夜明け前に狙いましたシーンから

ご報告して参ります。 

 

 

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 2018-10-27 8862列車  長岡京付近

 

 お馴染みとなりました長岡京の橋上通路から。

 

時刻はまだ、夜明けにはほど遠い未明。

 

雨の降りしきる中でカメラを構えていたのですが、

気付かぬうちにレンズへ雨粒が付着したようで、

左に大きく、白いハレーションが出来ております。

 

 

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 2018-10-27 8862列車  長岡京付近

 

 引いた構図でもう一度。

 

自身でも初めてとなります、1/15という

低速シャッターで撮影しております。

 

何とか釜番が判る程度には、列車を止める事が

出来たのですが、日ごろの行いが悪い為なのか、

無念にも雨粒の付着に気付けませんでした。

 

 それでも、特徴的な先頭形状と側面の大きな窓は

判別できる程度には結果が出せました。

 

 

元々、この場所ではサイド気味の構図で撮影し、

移動して列車のお尻を狙う予定にしておりました。

 

そこで、東海道本線に乗車して追い掛けます。 

 

 

 

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 2018-10-27 8862列車  草津

 

 草津駅に停車している間に、養生でガチガチに

くるまれました編成後端を撮影します。

 

S字にカーブした側線ですが、何とか8両全部を

構図に収める事が出来ます。

 

 

正面気味に見ると前面ガラスの形状から、宇宙服の

ヘルメットの様な印象を受けました。

 

運転席にはライオンのぬいぐるみの様な物も

見えます。

 

西武鉄道のマスコットでしょうか。 

 

 

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2018-10-27 8862列車  栗東

 

オマケ。

 

今回の甲種輸送において、この車両は

形式や車番に至るまで、養生テープで目隠しされて

おりました。

 

唯一、西武鉄道の文字とコーポレートマークは

見えておりましたので、バックショットに代えて

スナップ撮影しております。

 

 

今後のアナウンスにおいて、形式や運行形態などが

発表される事になるのでしょう、新形式車両。

 

まだ名前も判らない、丸い特急の将来が

明るい事を願わずには居れません。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!