この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
全般的に曇天となりました本日の関西。
お天気に恵まれず、肌寒い日中となりました。
寒暖の差に身体がついて行かず、体調を崩しやすい
ので、気をつけねばと自戒しております。
さて、今回の更新は本日より京鉄博において
展示されております、ホッパ車ホキ800形の
送り込みを撮影しておりましたのでご報告致します。
ホッパ車は線路に敷き詰められております小石、
専門用語でバラストと申しますが、これを効率よく
線路上に散布する為に使われます貨車でございます。
今回は京鉄博においてこのホッパ車が展示されると
いう事で、近江今津に常駐しますホキ800形という
ホッパ車が湖西線を上って京都へやって来ました。
このホキ800形は1974年までに1000両以上が製造され
全国で活躍する車両でございます。
2018-11-09 工9570列車 桂川ー向日町
トワ釜EF81 44に牽引されて現れましたホキ800形。
後ろのホキの周りには色づいた葉を付けた秋の木が
出迎えておりました。
噂によりますと今回の牽引機、EF81 44も
退役が近いそうでございます。
JR東日本では既に機関車全廃のロードマップが
明かされておりますし、旅客会社の釜という
存在もいよいよ終焉が迫っているのでしょうか。
2018-11-09 工9570列車 桂川ー向日町
今回のファーストショットがコチラ。
まずは編成写真を撮影して、そこからレンズを
引きつつサイド構図へ移行しております。
2018-11-09 工9570列車 桂川ー向日町
中間位置のコマでございます。
進入するパイチとホキ。
この翌日、ホキ2両は向日町から梅小路へと
配給列車で送られて、本日より12月まで
京鉄博にて展示されております。
2018-11-09 工9570列車 桂川ー向日町(後打ち)
オマケ。
展示されますホキはォホキ1848と
ォホキ1850の2両でございました。
ォホキの「ォ」は特殊標記符号と申しまして
ホキの場合は車体長12Mを越える車両に付く
目印の様な物でございます。
貨車の構造や性能を一目で表す記号として
複数の貨車が運用されていた時代の名残でしょう。
今回も恐らく、私は京鉄博へ見に行く機会は
無さそうですが、展示するのであれば車体側面に
設けられた滑り台の様な傾斜板から滑り降りて
夢想しております。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!