写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第695列車 「 併用軌道さんぽ・京阪電鉄600形を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

大阪市内の天王寺界隈と申しますと、いつも

渋滞している印象でございますが、京都市内は今の

時期、特に混み合っております。

 

日中から宵のうちまで、紅葉を見に来る観光客に加え

近年は近隣の外国人が大挙して訪れるのでバスの

台数がハンパない状況となっております。

 

道路が混む影響か、併用軌道を走る電車もまた

ダイヤが乱れがちになってしまう様でございます。

 

路面を走る電車の魅力は専用軌道とはまた異なる

素敵なものがございますが、一方で困難もまた

特別なものが有る様でございますね。

 

 

さて、今回の更新は今年8月にSL北びわこ号

撮影した帰り道、浜大津にて京阪の併用軌道線へ

立ち寄っておりました。

 

数時間の間に次々とやって来る車両を撮影し、

記事にアップする機会を伺っていたのですが…

 

いつの間にか忘却の彼方へ流れてしまい気が付けば

もう秋も終わりという体たらく…

 

慌てて更新する事に致しました。

 

 

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2018-08-12 600形601f  びわ浜大津三井寺

 

浜大津の併用軌道を走る京阪600形のトップ編成、

601f。

 

後方は602号車となります。

 

 

京阪電鉄三条駅から蹴上を通り逢坂峠を越えて

浜大津までを結ぶ京津線と、浜大津を中心に石山と

坂本を結ぶ石山坂本線を総じて、大津線

呼称します。

 

石山坂本線はJRの感覚でつい、石山坂・本線と読んで

しまいそうになります。

 

石坂線ではダメだったのでしょうかね?

 

もっとも現在では、京津線京都市営地下鉄東西線

乗り入れまして御陵ー三条が廃止されましたので

京津線は御陵からとなっております。

 

 

600形は製造当初、京津線へも入線しておりまして

記憶にはないのですが恐らく私も学生時代の当時、

三条から乗車した事があるのではないかと思います。

 

 

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2018-08-12 600形615f  三井寺びわ浜大津

 

坂本方面から石山へ向かう615fを捉えます。

 

昔ながらの濃淡2色の緑色をした車両に癒されます。

 

 

京阪では、本線系統を走る20m級車両は既に

白を基調とした新塗装への塗り替えが完了して

おりまして、

今度は大津線の各車に付いても2020年度までに

塗り替えを終えると発表されております。

 

この色合いの車両が見られるのもあとわずか、という

寂しい状況でございます。

 

 

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2018-08-12 600形609f  びわ浜大津三井寺

 

お次は琵琶湖周辺の観光地をあしらいました

ラッピングを施した編成がやってきました。

 

 

この様な観光地のPRは、遠く離れた地域で

実施して滋賀県へ誘客すべきであって、地元の

乗客が利用する列車へラッピングしても仕方が

無い様に思うのです。

 

滋賀県のマネーは地元企業へ、といった

政治的な思惑が働いての事なのでしょうかね。

 

 

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2018-08-12 600形617f  三井寺びわ浜大津

 

こちらはアニメ番組のラッピングが施された編成。

 

広告収入の為とはいえ、鉄道会社がアニメキャラの

ラッピングを全面に施す時代が来るとは、昔からは

想像がつきませんでした。

 

凄い時代ですね…

 

アニメの制作会社が京阪沿線にある京都の会社だと

いう事も、ラッピングの一因なのでしょうね。

 

 

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2018-08-12 600形611f  びわ浜大津三井寺

 

ようやく現れました新塗装。

 

改めてじっくりとみておりますと、これはコレで

アリなのかもしれませんね。

 

良い悪いではなく、現行の緑塗装が好きな身としては

諸手を上げての賛成はしかねますが。

 

 

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2018-08-12 600形601f  三井寺びわ浜大津

 

最後は冒頭の編成が坂本から戻って来ましたので

俯瞰構図で撮影して〆と致します。

 

 

大津線の併用軌道区間びわ浜大津駅周辺にしか

ございません。

 

他は全て専用軌道になっております。

 

線内は各地に良い撮影地もあるのですが、どうせなら

まずは併用軌道で撮影しようと思いまして、

今回はここに陣取っておりました。

 

いずれは線内の別の撮影地へも足を運び、

京阪大津線の魅力をもっと発信出来る様、努力して

参ります。

 

まぁ、いつになるのか判りませんが。

 

  

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!