この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
渋滞している印象でございますが、京都市内は今の
時期、特に混み合っております。
日中から宵のうちまで、紅葉を見に来る観光客に加え
近年は近隣の外国人が大挙して訪れるのでバスの
台数がハンパない状況となっております。
道路が混む影響か、併用軌道を走る電車もまた
ダイヤが乱れがちになってしまう様でございます。
路面を走る電車の魅力は専用軌道とはまた異なる
素敵なものがございますが、一方で困難もまた
特別なものが有る様でございますね。
さて、今回の更新は今年8月にSL北びわこ号を
撮影した帰り道、浜大津にて京阪の併用軌道線へ
立ち寄っておりました。
数時間の間に次々とやって来る車両を撮影し、
記事にアップする機会を伺っていたのですが…
いつの間にか忘却の彼方へ流れてしまい気が付けば
もう秋も終わりという体たらく…
慌てて更新する事に致しました。
2018-08-12 600形601f びわこ浜大津ー三井寺
601f。
後方は602号車となります。
呼称します。
石山坂本線はJRの感覚でつい、石山坂・本線と読んで
しまいそうになります。
石坂線ではダメだったのでしょうかね?
もっとも現在では、京津線は京都市営地下鉄東西線へ
乗り入れまして御陵ー三条が廃止されましたので
京津線は御陵からとなっております。
600形は製造当初、京津線へも入線しておりまして
記憶にはないのですが恐らく私も学生時代の当時、
三条から乗車した事があるのではないかと思います。
2018-08-12 600形615f 三井寺ーびわこ浜大津
坂本方面から石山へ向かう615fを捉えます。
昔ながらの濃淡2色の緑色をした車両に癒されます。
京阪では、本線系統を走る20m級車両は既に
白を基調とした新塗装への塗り替えが完了して
おりまして、
今度は大津線の各車に付いても2020年度までに
塗り替えを終えると発表されております。
この色合いの車両が見られるのもあとわずか、という
寂しい状況でございます。
2018-08-12 600形609f びわこ浜大津ー三井寺
お次は琵琶湖周辺の観光地をあしらいました
ラッピングを施した編成がやってきました。
この様な観光地のPRは、遠く離れた地域で
実施して滋賀県へ誘客すべきであって、地元の
乗客が利用する列車へラッピングしても仕方が
無い様に思うのです。
滋賀県のマネーは地元企業へ、といった
政治的な思惑が働いての事なのでしょうかね。
2018-08-12 600形617f 三井寺ーびわこ浜大津
こちらはアニメ番組のラッピングが施された編成。
広告収入の為とはいえ、鉄道会社がアニメキャラの
ラッピングを全面に施す時代が来るとは、昔からは
想像がつきませんでした。
凄い時代ですね…
アニメの制作会社が京阪沿線にある京都の会社だと
いう事も、ラッピングの一因なのでしょうね。
2018-08-12 600形611f びわこ浜大津ー三井寺
ようやく現れました新塗装。
改めてじっくりとみておりますと、これはコレで
アリなのかもしれませんね。
良い悪いではなく、現行の緑塗装が好きな身としては
諸手を上げての賛成はしかねますが。
2018-08-12 600形601f 三井寺ーびわこ浜大津
最後は冒頭の編成が坂本から戻って来ましたので
俯瞰構図で撮影して〆と致します。
ございません。
他は全て専用軌道になっております。
線内は各地に良い撮影地もあるのですが、どうせなら
まずは併用軌道で撮影しようと思いまして、
今回はここに陣取っておりました。
いずれは線内の別の撮影地へも足を運び、
京阪大津線の魅力をもっと発信出来る様、努力して
参ります。
まぁ、いつになるのか判りませんが。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!