写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第736列車 「 のせでん初詣マークを狙う 2019冬・能勢電鉄紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

お正月に遊ぶ、となりますと私が子供の頃、昭和の

後期でございますが、その内容は羽根つき凧あげ

福笑い、といったものでございました。

 

開いているお店なんて皆無でございますから、

お買い物にも行けません。

 

今では遊びもDS・スイッチ・PS4、と

季節を問わずの屋内一人遊びが主流の様で

ございます。

 

お年頃になりますと

女性なら晴れ着を着ての初詣、といった

イメージがございます。

 

初詣の方は今も変わらずお正月の恒例として、

皆さん主要な神社へ参拝なさって

いらっしゃるのでしょう。

 

ニュースを拝見しておりますと、どこも

賑わっている様子が伺えます。

 

 

さて、今回の更新はそんな初詣のPRマークを

掲出しています能勢電へ、新年の鉄初めと

いう事で撮影して参りましたご報告でございます。

 

些か旬を過ぎてしまいましたが、まだ

松の内が明けていない間に更新しておきます。

 

 

「のせでん」の愛称で親しまれております

能勢電鉄、阪急との接続駅となります

川西能勢口から川西市の北部を大阪の豊能町

向けて伸びます私鉄線でございます。

 

路線は途中の山下駅にて二股に分かれ、

日蓮宗系のお山がございます妙見口方面と

ベッドタウンがございます日生中央

それぞれ向かう事となります。

 

現在は阪急電鉄の子会社となり、阪急からの

譲渡車両で列車が運行されておりまして、外観も

同じマルーンの為、初見での見分けが難しく

感じます。

 

この辺りの複雑さもマニアには堪らない

点なのでございましょう。

 

 

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2019-01-02 5100系5136編成  滝山ー絹延橋

 

2015年から導入されました元阪急5100系、現在は

能勢電鉄5100系として主力の座に就いております

車種でございます。

 

方向幕、種別幕がLED化されている為に写真では

切れてしまってますね。

 

 

元旦と2日は我が家のお正月運用に参加せねば

ならず、ようやく2日の夕方近くなって

解放されました私。

 

隙あらば鉄活、がモットーですので

一時間だけのチョイ鉄という事で、今回

初めての能勢電鉄訪問を敢行しております。

 

 

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2019-01-02 5100系5138編成  滝山ー絹延橋

 

同じ5100系が続けて来ました…

 

阪急もそうなのですが、車体色のマルーンを

美しく写そうとすると難しく、練習電で何度も

設定を変えながら試行錯誤でございます。

 

 

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2019-01-02 3100系3170編成  滝山ー絹延橋

 

のせでん譲渡後に独自の改造が

施され、飾り帯の付いた元阪急3100系

やって来ました。

 

元来所属していた阪急電鉄の方では、既に

3100系は消滅し、同系となる3000系が

2編成のみ細々と活躍しております。

 

のせでんの3100系もこれ1本のみとなり、更には

製造から50年以上経過しておりますご老体、

撮影出来てラッキーな1本となりました。

 

前面には初詣マークでは無く、日生線

開業40thを祝うマークが掲出されておりました。

 

 

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2019-01-02 1700系1756編成  滝山ー絹延橋

 

阪急2000系となります1700系に、待望の

初詣マークが付いておりました。

 

阪急の車両に掲示されているものと

同じデザインでございます。

 

気合を入れて狙っていたのですが、

ファインダーを覗いているとシャッターを

切る直前に俄かに暗くなりました。

 

私の性格が暗いのは元々なのですが、そうではなく

太陽が雲に被されて陽が薄くなってしまいました。

 

痛恨の再履修でございます。

 

取り敢えず逆光構図ですがたった今撮影した

1756編成が川西能勢口から折り返してくるのを

狙って憂さ晴らしと致します。

 

 

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2019-01-02 1700系1756編成  絹延橋ー滝山

 

何とも締まりのないポヤーンとした出来栄え…

 

逆光のマルーンほど撮影が難しい車両は

無いのではと思えてしまいます…

 

そろそろ日の傾きも厳しくなってきましたので

次の列車を撮影したら撤収しよう、そう思って

先ほどのポジションへと戻ります。

 

 

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2019-01-02 1700系1757編成  滝山ー絹延橋

 

ラストショットにも初詣マークを掲出した1700系!

 

線路をご覧いただくとお判りでしょう、既に日は

かなり傾いてきてマダラに陽が当たる

厳しい状況でございましたが、何とか納得できる

一枚を撮影する事が出来ました。

 

 

結局、初詣マークは撮影したものの私自身は

神社への参拝もせずに線路傍へしか詣でて

いない三が日となりました…

 

まぁ、撮り鉄の神サマは撮影地におわす事と

思いますので別にいいかな、と思っております。

 

いい写真を撮ってブログへアップする事こそ、

供物となるはずでございましょう。

 

拙ブログの写真が神サマのお気に召すいい写真か

どうかは、また別の問題でございますが(汗)

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!