この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ニューロンが繋がった、と申しましょうか
どうしても思い出せなかった単語などが後ほど
不意に思い出されたりする様な出来事に対して
その様に申しております。
お若い方などは余り経験が無い事かもしれませんが
年を経て参りますと、色々な事に
難儀な思いを致します。
先ほども、買い物を終えて自宅駐車場へ車を入れた
まさにその時、家人から頼まれておりました
アルミホイルを買い忘れていた事を思い出し
再び出発するマヌケを演じてしまいました。
さて、今回の更新は昨夏の遠征記を
綴らせていただきます。
元北陸本線となりますあいの風とやま鉄道線にて
前回、青い413系を撮影した後はそのまま関西へ
戻る予定にしておりました。
所が、不意に記憶が繋がりまして金沢から
走っている事を思い出しました。
急いで運用を確認しますと、すぐに高岡を
出発すればお目当てが狙える事も判りました。
高岡からそのまま能登方面へ走り、峠を越え
海が見え始めますと、羽咋に到着です。
この辺りで唯一知っておりました撮影地へ
スタンバイいたします。
2018-07-16 (413系+455系)B11編成 羽咋ー千路
光線はなんとも厳しいながら、お目当ての
編成を捉える事が出来ました。
前2両は413系なのですが、最後尾の車両は
現存しない455系でございます。
2018-07-16 (455系+413系)B11編成 羽咋ー千路(後打ち)
バックショットも。
窓配置や客用扉の位置が413系とは大きく
異なります455系。
直流急行型形式の165系をベースに開発されました
形式の車両でございまして、急行形ですがお顔は
お馴染みの国鉄近郊型と同型となります。
しばらく待っておりますと、七尾から折り返して
来ますのでそれも狙っておく事と致します。
2018-07-16 455系+413系B11編成 千路ー羽咋
折り返して来ました編成が千路を出発し
ゆっくりと近づいてきました。
まずは遠景で先打ちでございます。
2018-07-16 455系+413系B11編成 千路ー羽咋
七尾線にはこの編成の外に、クハ455-701を
連結した413系のB04編成も残っており、
現在の所2両が未だに現役車として活躍して
おります。
車内はセミクロスシートへ改造されて
おりますが、ボックスシートの窓側にも肘掛が
残されるなど、急行型の面影も十分でございます。
末永く活躍してくれる事を願いながら、
いずれまた会いに行こうと改めて思うのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!