この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
とうとう4月も最終日、平成も残す所あと2時間強、
いう所でしょうか。
去りゆく時の流れを振り返る様な企画は、数多くの
鉄ブロガーさんが試みられていらっしゃいますので
拙ブログではあくまでも前を向いたままで
平成という時代を送りたいと思うのでございます。
そんな訳で今回の更新は28日に撮影しておりました
狙いましたので、ご報告させていただきます。
トリミングしてみましたが、副票の位置に
小さく掲出されているので迫力に欠ける写真ですね。
シキ返却の撮影でご一緒致しましたブログ友氏に
ご案内いただき、自身初めての京阪本線での撮影を
行う事となりました。
お目当ては我が国の元号をあしらいました
京阪本線を走る8000系に掲出されるマークは、
前後で図案が異なりまして出町柳(京都)方は「令和」
なっております。
マークを撮影した写真でお届けする事と致します。
2019-04-28 8000系8001編成 中書島ー淀
ド逆光の光線を受けて大阪を目指すのは
8000系のトップナンバー、8001編成でございます。
ヘッドマークは車両前面の左下に掲出され、
車番や特急表示の中央部に干渉しない様、配慮が
為されております。
2019-04-28 2400系2453編成 中書島ー淀
待っている間には8000系以外の列車も
当然やってきますので、手当たり次第に撮影。
貫通扉の窓枠がうにょーんと下方まで伸びた
特徴的な顔を持つ2400系が現れました。
この形式、関西で初の冷房搭載車両として
落成した形式だそうでございます。
淀川を挟んで併走する阪急に客足を
奪われない為、阪急よりも一歩先を行く
経営姿勢を持つ京阪電鉄の不断の努力は
この当時から培われていた様でございます。
2019-04-28 7200系7201編成 中書島ー淀
お次は導入から間も無く25年が経過します
平成生まれの7200系。
設計のベースとなった兄貴分の7000系はギリギリ
昭和時代に設計されているので、机上ではこの車両も
昭和っ子なのかも知れません。
8000系と同様に四角い車体ながら裾に
Rが付いた絞込みを持つのも、そこはかとない
格好よさを感じさせます。
2019-04-28 8000系8008編成 中書島ー淀
2本目の8000系。
ヘッドマークは8000系の全てに掲出されて
いるのですが、試行錯誤をしながらのチャレンジで
ございました。
結果、編成の特徴であるダブルデッカーが架線柱に
掛かってしまいました。
ちなみに前から3両目の赤い車両は最近導入された
プレミアムカーでございます。
この辺りの、阪急を横目に「負けへんで」と意欲的な
挑戦を続ける姿勢には好感が持てますね。
塗装こそ異なれど、往年の京阪顔を今に伝える
古豪2600系も撮影しておりました。
上に掲示致します2400系と同設計となります
下膨れの車体構造が昔ながらの京阪車両を
今に伝える特徴となっております。
昭和に生まれ、平成を走り抜き、令和でも古豪たる
彼らの活躍が見られるのは有難い事でございます。
とはいえ、13000系の増備が進みますと次第に
その姿も消さざるを得なくなりますので、記録は
お早めに、といった感じで平成最後の更新も
おしまいとさせていただきます。
新しい元号を刻む年月が、皆様にとって
素晴らしいもので有ります様に。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!