写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第934列車 「 山陰本線を走る緑の113系を単線区間で狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



本日、本線試運転が実施されました

113系C10編成のスカートや台車、床下機器が

従来の黒色から明るい灰色へ変更となりまして

話題を振りまいております。


岡山などで見られます黄色の地域色では

既に実施されておりますが、いよいよ関西にも

波及したか、といった所でございますね。



今週中にまた別の編成が吹田へ入場となりますが、

今後は床下が黒い姿の方が貴重になるのでしょう。


今の内に現行の姿を押さえておく方が

良いかも知れません。

 

 

さて、今回の更新は久しぶりとなりますJR線の

電車ネタでございます緑の113系を狙いました

ご報告でございます。

 

これまでは試6983Mなどのスジでムコソから

吹田総合車両所へ向かっておりました

京都支所の113系

 

その吹田総合車両所が全面的なリニューアル工事を

実施するという事で現在、車輪添削が受けられない

状況となっているそうでございます。

 

全検などは今も吹田で実施されておりますが、

車輪添削については現在、福知山支社での実施に

切り替わっているそうでして、これまでにもL編成が

3本、福知山へ送られております。

 

今回は初のC編成での実施という事で、山陰本線

京都口では久しぶりの走行となります113系

お仕事の都合がつきましたので、やおら狙って

みる事に致しました。

 

 

この日は福知山からムコソへ戻る復路が運転されると

教えていただきましたので、福知山ー京都の間で

単線の走行シーンが狙えます

湖池屋ストレートへと向かいます。

 

ここはポテチでお馴染みの湖池屋が工場を構えます

真裏に位置するポイントでして、山をバックに

編成が撮影出来るのでございます。

 

緑の中で緑の車両を狙うという酔狂でございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190720165400j:plain

2019-07-19 回9870M  船岡ー園部

 

回送表示の幕を出して単線区間を走ります

緑の113系を捉えました。

 

中国地域の黄色もそうですが、単色化され味気なさが

漂う姿ではありますが、それが反って車両の持つ

シンプルでいて温かみを感じさせる柔らかな造形を

引き立たせている様にも思えるのでございます。

 

この時代の国鉄型車両には、他形式にも共通した

機能美が備わっている様に思えてなりません。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190720165529j:plain

2019-07-19 223系F12編成  船岡ー園部

 

練習電として撮影しておりました223系。

 

この区間を走ります列車は、普電は2連の223系で

他の編成との併結を前提にした、前面の傾斜が

抑えられたデザインになっております。

 

東海道本線を走ります長い編成の223系とは

同系ながら顔つきの異なる5500番台という区分に

なっているのですが、カラーリングが同じなので

見慣れないと違和感を抱いてしまいます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190720165637j:plain

2019-07-19 287系7両  園部ー船岡(後打ち)

 

特急「まいづる」と「はしだて」が併結し

7連で走ります287系。 

 

 テールライトが不健康な目の隈のように

見えてしまいます…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190720165730j:plain

2019-07-19 223系F12編成  船岡ー園部

 

先ほどの223系を引いた構図でもう一度

撮影しておりました。 

 

 ここまで引くと背景に空が写るのでございます。

 

 

この区間は日中、1時間に1本しか普電が走らない

閑散とした路線ですので、練習電であっても

貴重な被写体となるのでございます。

 

構図を組むための確認として、練習電は重要な

存在ですので、引いた構図でもしっかりと狙います。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190720165812j:plain

2019-07-19 113系C5編成  船岡ー園部

 

こちらも引いた構図で。

 

本番は練習電のわずか10分後くらいにやって来ます。

 

お天気はパッとしない曇り空でしたので、出来るだけ

空を入れずに構図を組んだのですが、レンズを引くと

どうしても入りますのは仕方がございません。

 

 

数年前まではこの区間でも113系が充当されて

当たり前のように撮影が出来ていたのですが、

今では珍しいお客様となりました。

 

そんな山陰本線での珍客を

撮影する事が出来ました機会に感謝でございます。

 

  

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!