この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
高校生くらいからでしょうか、クラスの女生徒が
俄かにお化粧をし出しまして似合っていないその姿に
うへぇ、と失礼な感想を抱く様になりました。
大学生になりますと皆さんも上達される様になり
違和感は抱かなくなります。
中には化粧を落とすとまるで別人…という
達人の技術を身に付ける方もいらっしゃいますが。
女性のお化粧は美の追求でございますから、
ご自身をどう綺麗に見せるか、皆様の腕の見せ所で
ございましょう。
見せたい自分に成れる手腕、というものは
それだけで十分に才能だと思う所でございます。
さて、今回の更新は今年の2月以降ほったらかしに
しておりました遠征記の最終回を、まるで
思い出したかの様に唐突にお届けいたします。
すみません、すっかり忘れておりました。
このままお蔵入りする所だったのですが、ふと
SNSでブログ友さんが夏遠征の模様を発信されて
いらっしゃり、そういえば私も昨夏に
撮影していたな、と思い出した次第でございます。
2018-07-16 8011D 羽咋ー千路
前照灯はレトロ調のデザインでLEDの白色灯に
変更され、貫通扉も埋められて元の姿からは
かけ離れた印象となりました2両のDC、花嫁のれん。
金沢と和倉温泉を結びます観光特急として
2015年度から運行されております。
元々は普通気動車として中国地区で活躍していた
キハ40系の寒地型車両、キハ48形でございまして
現在の姿へ生まれ変わったのでございます。
JR西日本にはこの2両しかキハ48形が在籍して
いないので、改造後も形式がそのままキハ48として
残されているのが嬉しい点でございます。
2018-07-16 683系6連 千路ー羽咋
観光列車以外にもこの線区には特急列車が走ります。
以前は富山・新潟まで走っていた関西からの
北陸特急も、新幹線の関係で乗り入れが無くなり
今でも残る事となりました。
特急がどうなるのか、非常に興味が湧く所ですね。
2018-07-16 683系6連 羽咋ー千路
コチラは下りの列車でございます。
初夏の瑞々しい田の中を、高い光線を背に受けて
2018-07-16 8012D 千路ー羽咋
一日に2往復運転されますこの列車、日の高い
時間帯に、早速復路の撮影が出来ます。
丁度お昼時でございまして光線がトップライトに
なってしまうのが難点なのでございますが…
画像を拡大して客席を覗いてみますと、運転台に
近い座席は前方を、中間部の座席は窓側を向いて
配置されておりました。
が、なにせ適当にチラ見しただけなので
詳細につきましては乗車された方のレポートを
待つ事に致します。
2018-07-16 8012D 千路ー羽咋
引いた構図でもう一度。
山あいの田んぼをのんびりと走ります観光列車。
改造前の普通気動車が好みだった私としましては
七尾線へ嫁入りする際に披露宴で厚化粧された
姿にも思えてしまう改造でございます。
とは申しましても、貴重なキハ48形を撮影が出来て
満足な成果となりまして、私も帰路へと就く事に
致しました。
2018-07-16 ロースカツカレー ゴーゴーカレー松任バイパス店
オマケ。
金沢のご当地グルメと申しますと、やはり
ブームとなりましたカレーライスでございます。
火付け役となりますチャンピオンもゴーゴーも
それぞれ各地にチェーン展開をしているのですが
折角ですので石川県で食べて帰ろうと思い、
立ち寄りました。
近くにチャンピオンのお店もあったのですが、
国道沿いの方が入りやすかったので今回は
ゴーゴーカレーさんへ。
既にお昼時のコアタイムは過ぎていたにも関わらず
店内は盛況で、賑やかな雰囲気の中でのお食事と
なりました。
振り返りますと、シキ800の撮影に始まり
狙い尽くす楽しい旅でございました。
関西よりも数度ほど気温が低く、暑さが
柔らかだったのが印象的な信州、北陸でございます。
こうして2泊2日(1泊は車中)によります強行軍での
遠征は幕を閉じ、翌日からはお仕事へとその身を
投じる難波オヤジでございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!