この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
とーれとっれ、ぴーちぴっち、カニ料理~、と歌う
CMは関西ローカルなのでしょうか。
カニと申しますと電源車、或は冬場の関西では
鉄道ファンにはお馴染みでございますね。
冬限定の臨時列車が運行されております。
でもカニ料理、私はそれほど好みではございません。
カラを剥くのが面倒臭く、汁で手が汚れるので
カニを食べるなら、うにかフグを所望致します。
まぁ実際はどちらも食する程の経済的なゆとりは
持ち合わせていないのですが…
さて、今回の更新は牟岐線へと赴きました際に、
始発列車から撮影しておりましたご報告となります。
むろと号の撮影は光線具合などを勘案しまして
第962列車記事にてご覧いただいた通りなのですが、
この区間には他にも幾つかの良ポイントがございます。
その一つが阿波赤石駅前の鉄橋でございます。
阿波赤石駅は阿南側、徳島側それぞれに川が有り
鉄橋に挟まれているのですが今回の遠征では阿南側の
鉄橋を撮影地として選んでおりました。
まずは阿南方面からやって参ります始発列車を
狙う為、被りつき構図で布陣致します。
2019-08-12 1500形1564 立江ー阿波赤石
単行の1500形がやって来ました。
2019-08-12 1500形1564 立江ー阿波赤石
引いた構図でもう一度。
どうせローアングルで決めるのであれば、広角構図で
もっと引き付ければ日の丸が回避出来るのですが、
私の持つレンズでは露出が足りずこの時間では
ブレてしまいますのでやむを得ずこの様になりました。
また、本番となります特急むろとの通過時間帯は
光線が強く射す為、サイドが照り返すので
ステンレス車体だと厳しいと判断しここでの撮影は
諦めております。
2019-08-12 1000形1004 阿波赤石ー立江
てっきり牟岐線には1000形の運用は無いと
思っておりましたが、入線するのですね。
という訳で先ほどの鉄橋をサイドから狙う構図で
阿南方面へ向かう下り列車を仕留めます。
2019-08-12 1000形1004 阿波赤石ー立江
構図をずらしてもう一度。
車両手前の架線が少々鬱陶しいですが
背景が良好なので目をつぶります。
河口付近だからなのか水面がさざ波立ち、残念ながら
水鏡とは参りませんでしたので車両主体の構図で
撮影しております。
2019-08-12 1500形1507+1200形1249 阿波赤石ー立江
今度は1500形と1200形の併結列車でございます。
お日様が昇りますと何ともいい具合の
光線となります。
2019-08-12 1500形1507+1200形1249 阿波赤石ー立江
引いた構図でもう一度。
寄せても引いても絵になる構図でございます。
朝の爽やかな空気の中、2両の気動車が鉄橋を渡り
阿南方面へと走り去る姿を見送りました。
オマケ。
阿波赤石駅前を流れます立江川河口付近のその岸に
目を向けますとこの様な甲殻類の生き物がわんさか
生息しておりました。
カニは陸上では動きが遅いもの、と思って
おりましたが、撮影地の地面にもおりまして
捕まえてみようとした所、想像以上の速さで移動し
逃げられてしまいました…
まぁ小ガニですし捕まえた所で食べられませんが。
そう申しますと近頃、フグ毒を持ったカニが
いるそうでして漁港では注意喚起の張り紙を
見掛けます。
触ったくらいでは大丈夫なのですが、
食べるとヤバいのだそうで。
キノコもそうですが、俄か知識で手を出すと
恐ろしい事になりそうでございますね。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!